かわせみ

ウィッシュベル・キャンペーン 第2話 【揺り籠の目覚め】

 

第二回プレイ〜前回のおさらい
DM 「ほい、はじめますよー。 2004年6月27日のプレイということで。」
ウィル 「前回が2003年の11月12日だったから、結構間が空いたな。」
ルイ 「そこはそれ、忙しい社会人同士ですから仕方がないです。」
DM 「前回のおさらいをすると、神父さんの依頼を受けたリサが悪友のルイやパン屋に住み込みの戦士イファ、そのイファにつられた軟派男ウィルと、口八丁で仲間にしたアイクといったクセのあるメンバーを集め…」
ウィル 「ひどい言われようだ(笑)。」
イファ 「否定はできないけど(笑)。」
DM 「そうとも(笑)。 そのメンバーでパーティを組んで”ドゥヴィク峠”のステファン神父を手伝うことになった。」
イファ 「峠では病気が流行っていたんでしたっけ?」
DM 「そう。 そのせいで教会の療養所には大量の病人が運び込まれており、ステファン神父は多忙による疲れから倒れてしまう。」
ウィル 「まぁ、倒れても助けなかったけどね(笑)。」
DM 「君達はこの病気の流行に異常を感じて、原因を求めに鉱山へと向かったわけだ。」
アイク 「ついでに、鉱山に行ったまま帰って来ない鉱夫を探しにな。」
DM 「そこで事件の元凶たるグルームシュ(オークの神)のプリースト”ジャック”を打ち倒す。 ”ジャック”の死によって呪いは解かれ、町の病は収束に向かっていったのでありました。」
リサ 「ここまでが、前回のあらすじ。」
DM 「あ、俺のセリフが(笑)。」
ルイ 「それで今回はその直後からですか?」
DM 「いいや、前回の冒険が終ってから1ヶ月半がたった所からはじまる。」
ルイ 「あ、あれー、結構たちましたね。」
 
行動開始
DM 「病気の原因が無くなったとはいえ、病人はすぐにはいなくならないからね。 それでも新規に出る病人が激減した事もあって、徐々に仕事は楽になり2〜3週間もすると君達は手伝わなくても大丈夫なくらいになっていた。」
ルイ 「や、私も洞窟の中で病気に感染してしまったので、一緒に寝ていたかも(笑)。」
アイク 「そういえば、俺もだな。」
ウィル 「やはり、ソーサラーとハーフエルフは体がちょっと弱いみたいだなー。」
ルイ 「なぁに、ちょっと運が悪かっただけです。 今後も冒険を続けるのに支障はありませんとも。」
リサ 「なんだ、今回の冒険だけじゃ満足してないのか(笑)。」
ルイ 「ええ、まだまだ。 むしろ村を飛び出してどこかに行きたいくらいです!」
イファ 「そうそう、私も修行は続けないと!」
アイク 「俺も、ちょっと…一ヶ所に長くいるのは危険なんだよな。」
ウィル 「報酬はもらったんだっけ?」
DM 「うん。 約束の金額よりも多めにもらっているよ。 それに君達は『峠の英雄』と呼ばれるようになり、ここの宿代や食事代なんかも無料になっている。」
ウィル 「いいねぇ、峠の英雄か。 女の子にモテるかもしれないから、早速外に繰り出すか!」
イファ 「それじゃ、私も修行に♪」
アイク 「俺は休ませてもらう。」
ルイ 「私達は当然酒場で飲んでいるわけですね〜。 酒もタダなんですか?」
DM 「いや、食事だけタダで、酒は大分割り引いて貰っているけど有料。」
ルイ 「ま、いいです。 安い分だけ沢山飲めるというものですよ〜。」
リサ 「そうそう。」
DM 「それでは、まず外に出たウィルとイファ。 宿の外に出ると昼の光が暖かく、心地よい。 木造の家が立ち並ぶ大通りには人々が行き交い、路地裏では子供達が元気に遊んでいる。 通りには露店も並び、商品をすすめる声があちこちから聞こえてくるよ。」
イファ 「だいぶ町にも活気が戻ってきたみたいね。」
ウィル 「ああ、これで一安心だね。 (近くの露店に歩み寄って)おばちゃん、このリンゴもらうよ。 (そういって、代金を置く。) さて、イファちゃん、折角だから一緒に散歩でも…」
イファ 「(既にウィルから遠く離れて)じゃあ、私は山で修行してくるからー!」
ウィル 「イファちゃん、早っ!(汗) あああああ。 あ…? そうだ、アニーちゃん! それにクララベルちゃん! 熱心に介抱した成果を見に行くぞ〜!」
DM 「残念(笑)。 その二人は今回の件で鉱夫だった父を亡くし、親と一緒に職を求めて旅立ってしまったよ。」
ウィル 「うぁぁん、ジャック(前回の事件の元凶)のバカー!」
DM 「代わりに子供達が寄ってくるよ。 『あ、ウィルだー!』といって君の周りを囲んでくる。」
ウィル 「ウィルさんと呼べ、ウィルさんと!」
子供達 「ねー、ウィル、冒険のお話してよー。」「してよー。」
ウィル 「ちっ、しょうがねーなー。」
DM 「そして、結局相手をすると(笑)。 イファは?」
イファ 「山を越え、谷を越えてロッククライミング!」
DM 「初夏を迎える山には、木苺なんかも生えているよ。」
イファ 「わーい。 多めに持って帰ろうかしら♪ はっ、いけないいけない、修行修行ー! 木苺は帰りに(笑)。」
DM 「ロッククライミング中に崖から下を見下ろすと、街道を歩いている人々が豆粒のように見える。 中には大きな荷車を馬に引かせている商人や、皮鎧を着て周囲を気にしながら歩くローグらしき人の姿も見えるよ。 町の経済が活発になる事で、彼等ローグも『仕事』がしやすくなっているらしい。」
イファ 「みんな頑張ってるなぁ。 あっと、いけない、ぼうっとしてると崖から落ちちゃう(笑)。」
DM 「ほい(笑)。 ではリサとルイ。」
ルイ 「冒険は楽しかったなぁっ。 ねぇ、リサ、また行きましょうよ〜。」
リサ 「えー、面倒くさいなぁ。 あ、もう酒ねーや。 おやじー、もう一本!」
DM 「酒場のオヤジは『やれやれ』と言う顔で酒を追加する。 ジャックを倒して暫くの間は愛想よく出してくれていたんだけれど、あまりに毎日大量に飲むので呆れているらしい(笑)。」
ルイ 「どこでも同じです。 どうせ同じだったら安い方がいい。」
リサ 「そうか、ここで払っている代金は安いのか。」
ルイ 「リサ、これまで買い物とかした事無いんですか? 小遣いとか貰って色々買ったりした事はないんですか?」
リサ 「んー、神官さんからお使いで金を預かった事はあったけどなー。 計算も神官さんがしてくれてたし。」
ルイ 「でも、いくらで物を買うのかくらいはわかったでしょう?」
リサ 「いや、途中でその金で酒を買ったから、よくわからん(笑)。 金全部と酒1本を交換って言ったら喜んでいたようだが。」
ルイ 「リサらしいです(笑)。」
DM 「昼とはいえ、酒場の中は旅人や行商人の休憩所として賑わっているよ。 ちょっと前までは君達の姿を見ると『峠の英雄にかんぱーい!』なんて言いながらジョッキを掲げる人もいたんだけれど、既に皆日常に戻ってしまっている(笑)。」
ルイ 「早くもうらぶれた英雄の気分です(笑)。」
DM 「ここで2人は”聞き耳”ロールをどうぞ。」
ルイ 「1D20して、技能ポイントを足すんですね。 …あら、8です。」
リサ 「俺は19。」
DM 「リサは酒場のテーブルの一つで『峠の英雄』の話題について熱心に聞いている人物がいるのに気づく。 酒場の喧騒に混じってその会話がかすかに聞こえてきた。」
リサ 「今時、誰だ?そんな会話をしているのは。 (ちらりと、会話のなされているテーブルを見る。)」
DM 「皮鎧を着た褐色の肌の男で、腰には短剣を下げている。 見た所いかにも機敏そうだね。」
リサ 「ローグっていうんだっけ?こういうの。 男はさっきからいたわけ?」
DM 「見ていたかどうか、”視認”ロール。」
リサ 「ん。 10だ。」
DM 「さっきまではいなかったような気はするんだけど、よく分からない。 男は今度はマスターの方に来て、なにか話しているね。」
ルイ 「今度は聞こえそうですか?」
DM 「うん、今度はかなり近いからね。 『ここにアイクベルクって奴が泊まっていないか?』」
リサ 「おう、泊まってるぞ。 ここの2階の奥の部屋だ。 4人部屋なんだけどな。」
「お、おう、悪いな。 (マスターに)確かか?」
マスター 「(頷いている。)」
DM 「男は2階に上って行く。」
ルイ 「良かったんですか? 教えちゃって。」
リサ 「いい、いい。」
アイク 「よかないぞ(笑)。 嫌な予感がするんだよな。」
 
来訪者
DM 「やがて、アイクの部屋をコンコンとノックする音が聞こえる。」
アイク 「俺は下での展開は知らないんだよな。 心当たりはあるが、仕方ない。 『誰だ?』」
「俺だよ、オレオレ。」
アイク 「誰だよ。」
「オレサマの声を忘れたのか?!」
アイク 「覚えはありそうだから、開けずに部屋のベッドに腰掛ける。 奴ならば勝手に入ってくるさ。」
DM 「扉の向こうの相手は扉をガギャガチャと開けようとするが、鍵がかかっている為に開けられない様だ。」
アイク 「これで引き下がってくれればいいが…。」
DM 「いや、今度は小さな金具で扉をカチャカチャといじる音が聞こえ始め、やがてピーンと音がして鍵が開いた。」
「全く、つれねぇな。 開けてくれてもいいだろうに。」
DM 「男の名前はジョー。 君と同じローグで、仲間内からは”早駆け”の異名を与えられている。 その二つ名どおり追いついてきたというわけだ。」
ジョー 「さて、この前に貸した230GP、耳を揃えて返してもらおうかな。」
アイク 「くそっ、やはり追いついてきやがったか。 だから来た道を戻るのは嫌だったんだ。 悪いが、金なら無ぇぞ。」
ジョー 「金がない?! 聞いたぜ。 町の英雄だって? 報酬もたんまり出たんだろう?」
アイク 「男達がいなくなって、すっかり貧乏になってたんだぜ。 金なんか絞っても出てこなかったさ。」
ジョー 「ほー。 だが利子分くらいはとれたよなぁ?」
ルイ 「(リサに)大丈夫なんですか? さっきのあれ。」
リサ 「あ、そういえば財布を2階に忘れてきたなぁ。(そういって2階に上がって行く。)」
DM 「2階に行くと、さっきの男がアイクに何やら迫っている。」
アイク 「お、ちょうどいい所に…。」
リサ 「財布をとって、戻るか。」
アイク 「まて、こら(笑)。」
リサ 「何?」
アイク 「この状況を見て、素通りするなよ。」
リサ 「あ、俺関係ないし。」
アイク 「薄情者〜。」
リサ 「仕方ないな。 何の話だって?」
ジョー 「こいつが、借金をかえさねぇんだよ。」
リサ 「何? 借金?! (急に興味を示して、アイクに)で、どこで借りたんだ?いくら借りたんだ?なんで借りたんだ?」
アイク 「うぉ、やはり放っておいてもらった方がよかったか。」
ジョー 「(ナイフを取り出し、手の甲をピタピタと叩きながら)さぁて、払ってもらおうか。」
アイク 「くそっ。」
ルイ 「(下からやってきて)一体どうしたんですか? お友達が来ているなら、紹介して下さいよね。」
アイク 「いや、ダチってわけじゃ…」
ルイ 「(ジョーにグラスを差し出して)まぁ、一杯。」
ジョー 「お、悪いな。」
リサ 「俺にもくれよ。」
ルイ 「はいはい、ちゃんと持って来ていますよー。」
ウィル 「(外から帰って来て)お、なんだ新しい仲間か?」
リサ 「そんな所だ。」
アイク 「違う、違うぞ!」
ジョー 「(ウィルに)俺はジョーってんだ。 よろしくな。」
ウィル 「ああ、よろしくな、ジョー。 俺の事はウィルでいいぜ。」
イファ 「あら、和んでいるようだけど、お友達?」
ウィル 「新しい仲間のジョーだってさ。」
イファ 「あ、そうなの? よろしくね。」
DM 「そういえば、イファはさっき崖の上から彼を見た様な気がする。」
イファ 「もしかして、ローグの人?」
ジョー 「ああ。 …って、アンタさっき崖をよじ登ってた子か?!」
イファ 「あ、見てたんだ?」
ジョー 「ああ、女の子があんな崖を登るなんて、目の錯覚かと思ったんだが…。」
イファ 「あの程度の崖なんて軽い軽い♪ あ、木苺とってきたの。 どうぞ。」
ジョー 「(まだ驚いたまま)あ、ああ。」
ウィル 「ルイ、こっちにも酒ー。」
ルイ 「そういえば、早いお帰りでしたね。 ナンパはどうだったんです? …なんちゃって、いつもどおりですか。」
ウィル 「いつもどおりってなんだよ。(笑) まぁ、その通りだけどさ。」
ジョー 「(アイクに)変わった奴等を仲間にしてるな…。」
アイク 「ああ…。」
ジョー 「(毒気を抜かれたように)ま、今回は40GPでカンベンしてやるよ。 その代わり、ちょっと『ご協力』願いたい事があってね。」
アイク 「協力?」
ジョー 「ああ、お前”カヴァルカンティ”って魔術師を知っているか?」
アイク 「カバ…なんだって?」
DM 「知っているかどうかは、”知識”もしくは関連の技能でロールしてみてくれ。 ルイはプラス2していい。」
ウィル 「あら、7。 一桁だ。」
ルイ 「”神秘学”で振った私は29です。」
アイク 「あとは、10〜17だな。」
DM 「まず15以上の人は、かなり腕利きの魔術師ということで、名前を聞いたことがある。 彼は各地を放浪しているらしい。」
イファ 「なるほど。」
DM 「そしてルイは、直接会った事がある(笑)。」
ルイ 「ええっ?!」
DM 「カヴァルカンティは君の師匠であるナサニエルと知り合いらしく、5年前に一度訪ねてきた。 彼の専門は召喚系の呪文だが、気の向くままにあっちこっちの分野の研究に手を出しては放り出しているらしい(笑)。」
ルイ 「で、今の居場所は分からないんですか?」
DM 「分からないね。」
ジョー 「今カヴァルカンティ関係の情報は高値で取引きされているんだ。」
ルイ 「知ってますよ、知ってます。 ふふふ。 私は一度会った事があるんですよね〜。」
ジョー 「本当か!?」
リサ 「あー、俺も!俺もある!」
ルイ 「5年前にアウェイン村で一度会ったきりですが。」
リサ 「俺も、村に来たの2年前だけど、5年前に会った!」
ジョー 「なぁ、本当なのか? ウソなのか?!(一同笑)」
ルイ 「こっちは本当ですよぅ(笑)。 もう、あなたももっと飲んで飲んで!」
ウィル 「なぁ、ジョーの話を聞かなくていいのか?」
リサ 「いい!」
ウィル 「よくないよ(笑)。 ほら、ジョー。」
ジョー 「あ、ああ。 前から放浪者ということで、あっちにいた、こっちにいたという情報の取引はあったんだが、誰かが高く買うようになったこともあって、急に価値がある情報になってきたんだ。
つーことで、カヴァルカンティの居場所やなんかで有用な情報をつかんだら、アイクの借金の残り分はチャラにしてもいいぜ。」
アイク 「よし、それならば。」
ルイ 「えー、面白くなさそうなんですが。」
アイク 「……!」
ルイ 「ただ、カヴァルカンティにはお会いしたいですね。ふふふ。」
イファ 「借金の方はどうでもいいみたいね(笑)。」
ルイ 「私の借金じゃありませんし(笑)。」
リサ 「お、つまみがなくなったなぁ。」
ウィル 「(階段の下に)おっさーん、つまみ6人分追加ー!」
マスター 「はいはい。」
ジョー 「(ワインに手を伸ばしながら、アイクに)お前、あの”意気地なし”のダナッシュを覚えてるか?」
アイク 「ああ、たしか名前くらいは聞いたことがあるな。」
DM 「ダナッシュはアイクと同じく20歳くらいのローグで、あちこちの町を拠点に活動している。 しかしここぞと言う時に臆病風に吹かれることで有名で、ついたあだ名が”意気地なし”。」
ジョー 「ダナッシュの情報網があれば、もう少しは情報が集まるんだろうけどな。」
ルイ 「ほう、意気地なしの人は、情報収集能力に関しては確かなんですか。」
ジョー 「ああ。 本人としては不名誉な二つ名かもしれないが、注目されていなければそんなものもつかないしな。」
ルイ 「ふーむ。 今度探してみましょうか。」
アイク 「そうだな。」
ルイ 「それはそうとして、カヴァルカンティの事で私が知っている情報は他にありませんか?」
DM 「そうだね。 まずレベルはかなり高い。 専門は召喚系だが、好奇心の赴くままに様々な分野に手を出しているらしい。」
ウィル 「ルイとちょっと似てるな。」
DM 「ただし、物事を少しやっては投げ出すタイプで、各地でトラブルを巻き起こしつつ旅をしているらしい。(笑)」
ルイ 「それで”気まぐれ”なんですねぇ。」
イファ 「”放浪者”の方も分かるわね(笑)。」
ルイ 「所在について、最後に分かっているのはどのあたりなんですか?」
DM 「約5年前。」
リサ 「ルイと会った直後か。 犯人はルイだな!」
ウィル 「ナルホド!」
イファ 「なーんだ、解決ね(笑)。」
ルイ 「こ、こら、勝手な推測をしないで下さい(笑)。 とにかく、会った事があって、師匠と知り合いだということを話しますよ。」
ジョー 「それ、本当なんだよな? だとしたら凄いな。」
ルイ 「もっとも、2人の関係については不明ですがね。」
リサ 「よし、情報料として、5GP出そう!」
ジョー 「ま、まいどぉ。」
ウィル 「ちょっと、情報を出したのはこっちだぞ(笑)。」
リサ 「あれ? こういう時って、情報料を払うんじゃないのか?!(笑)」
DM 「ジョーには、世間知らずだと思われているかもしれない(笑)。」
アイク 「その5GPを借金分に…」
ジョー 「それはそれ、これはこれ(笑)。」
リサ 「大体、5GPあれば、どの程度の事ができるんだ?」
ルイ 「普通の生活を1ヶ月できますよ。 あなたは普通の人の1ヶ月分の生活費をポンとあげちゃったわけです。」
DM 「普通の人は、銀貨(単位:SP 1GP=10SP)で生活しているからね。」
リサ 「はぁ、実感ないから、いいや。 そういや最近だけで、150GPくらい減ってるな。」
ウィル 「浪費のし過ぎだ(笑)。」
ルイ 「私も減っていますが、前回の冒険の後、使い魔を呼び出す為に使ったんですよね〜。」
イファ 「使い魔って?」
ルイ 「あ、そういえば紹介がまだでしたね。 (使い魔を呼び寄せて)イタチの『イー君』です。 皆さんよろしくね。(肩に座らせる。)」
ウィル 「い、イタチ?!」


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イー君とウィル