ムーンエンド・キャンペーン第ニ部 第15章 【キャリスタンの炎】

 

プレイ開始
DM 「さぁ、はじめるよ。 いよいよ第二部の最終回だ。」
ジョン 「おう! 長かった旅の目的が、ようやく目の前に!」
ルイ 「湖を越え、平原を旅して呪いを乗り越え、森を抜けて、砂漠を越えて死者の町を突破し…長い旅でしたね〜。」
エフェ 「途中、ずいぶんと妨害が入ったものね。」
イーグル 「ああ、おかげで苦労したぜ。」
フェイグランス 「ここまでに脱落者が出なかったのは、幸いだったねぇ。」
DM 「今回は長丁場になるかも知れないからね。 みんな覚悟するように。」
ルイ 「ええ、むしろそうこなくては!」
ジョン 「戦いも多そうだな。 皆ぬかるなよ。」
ルイ 「はーい♪」
フェイグランス 「あいよ。」
ジョン 「気合いをいれろぉぉぉ!(笑)」
イーグル 「このやりとりにもすっかり慣れたな(笑)。」
ルイ 「第三部では別バージョンも考えておきましょう。」
エフェ 「第三部もあるの?」
DM 「あるよ〜。 全部で四部構成に纏めるつもりだからね。 もっとも第四部は大分短くなるとは思うけど。」
イーグル 「それは心強いな。 かなり高レベルのプレイまで到達できそうだ。」
フェイグランス 「それまでキチンと生きていればね(笑)。」
イーグル 「死んでたまるもんか(笑)。」
DM 「そのあたりは、君達のプレイに期待しよう。 確かにプレイの選択如何によっては展開も、生存者も変わってくるからね。 復活不可能な死に方をした場合、別キャラと言う事もあり得る。」
イーグル 「OK、気を付けるよ。」
ルイ 「折角愛着のあるキャラですからね。 最後まで生き残ってみせますとも。」
フェイグランス 「うんうん。」
エフェ 「さて、みんな準備はいいわね?」
ジョン 「おう!」
DM 「えっ!?(丁度サイダーの缶を開けたところ)」
エフェ 「ちょっと、盛り上がっているんだから、タイミング合わせてよ(笑)。」
DM 「お、おう!(笑)」
エフェ 「じゃあ、DMがサイダーを飲んだらGO!」
ルイ 「早く♪」
フェイグランス 「早く♪」
DM 「せかすなよ〜!(笑)」
ルイ 「じゃあ、DMが準備できるまで、前回のおさらいでもしておきましょうか。」
ジョン 「おう。 確か砂漠でジルワン達の新兵器と戦って、砂の蛇とも戦って…」
ルイ 「数万のアンデットがうごめく都を抜けるため、試練を乗り越えて鐘つき堂に登ってと…」
エフェ 「鐘で死者が眠りについた都を抜けてデマヴァント山に登ったのよね。」
フェイグランス 「途中、ワイヴァーンと戦ったりもしたけれど、無事に山頂について…」
イーグル 「タレスティウスやメロディーの出迎えを受けたんだよな。」
DM 「そういうこと。 今回のはその続きから始まる。 さて、はじめるよー!」
一同 「パチパチパチ!(拍手)」
 
ロック・ホームにて
DM 「君達はタレスティウスの館、”ロックホーム”に招待された。 この館は中央に石を組み上げて造られた小さな城のような館があって、その両隣に1つずつ塔が立ち並んでいる。」
タレスティウス 「うーむ、儂の館はいつ見ても綺麗で立派じゃ。」
本当に城になってしまった(笑)。
イーグル 「自分の家なのに、恥ずかしげもなく言うもんだな(笑)。」
エフェ 「自信があるんでしょ(笑)。 変なところに立派な家を建てるのが趣味とか。」
タレスティウス 「変とは何じゃ、変とは!」
メロディー 「(西の方を指さして)あれの方が綺麗だよ。」
ジョン 「どれ?」
DM 「先ほどまでは気づかなかったけれど、ここからは雄大な海が見える。 水平線上に巨大な炎の円盤が沈み、海面にオレンジ色の光が反射している。」
エフェ 「夕焼けか〜。 サンセットって奴ね。 初めて見たわ。」
ルイ 「考えてみれば、東海岸出身の我々からしてみれば、海に日が沈むのは珍しい光景かもしれませんね。」
エフェは過去に何度かみているようです(笑)。
タレスティウス 「さて、行くぞ。 (館の入り口にある、両開きの扉を開く。)」
ジョン 「おじゃましまーす。」
フェイグランス 「しまーす。」
DM 「メロディーはもう少し夕日を見ていたそうだったが、細長くなった自分の影をちらりと見ると、君達の後を追ってくる。」
ルイ 「私も、もう少しここでのんびりしたかったですが、行った方が良さそうですね。」
イーグル 「山の夜は寒いだろうからな〜。」
エフェ 「それじゃあ…」
ルイ・イーグル 「おじゃましまーーーす!」
タレスティウス 「声をそろえんでもええわい(笑)。」
DM 「さて、廊下を進み、扉を1つくぐるとホールになっている。 ここには3人の人物が君達を待っているよ。」
フェイグランス 「知っている人?」
DM 「いいや、全員初登場だ。 一人は小柄で綺麗な女性で、真っ白な僧衣を着ている。
二人目はドワーフで、もじゃもじゃの眉の下から意外に澄んだ瞳がのぞいている。
最後は40歳くらいの渋い男性。 ゆるやかな服をまとっているが、鍛え抜かれた肉体が目につき、歴戦の戦士であることが分かる。」
タレスティウス 「こちらの女性はメセルティ。 平和の女神イレーネに仕えている。
こっちはダイバ。 ドワーフの鍛冶師だけあって腕は確かだ。
最後はアルベルト。 ムーンエンド北東部出身の歴戦の戦士だ。」
フェイグランス 「アルベルトって、アルベルト=レイク?」
DM 「そうそう、別のキャンペーンで君が演ったキャラだ(笑)。 こちらでは初登場だが、使わせて貰ったよん。」
フェイグランス 「そっかー、立派になって…。」
エフェ 「アンタ(フェイグランス)は初対面なんだけどね(笑)。」
ルイ 「以前に使った自分のキャラが成長して出てくるというのは、プレイヤーとして嬉しいものですよね。」
DM 「そうだろうとも。 サービスだよ、サービス(笑)。 そのアルベルトはジョンを見ると、ちょっと嬉しそうな表情を見せる。」
アルベルト 「若者と会うのは楽しい。 特に君のような強い者を見ると、腕が鳴る。」
ジョン 「おおっ、嬉しいお言葉!」
 
一通りの紹介が終わった一同は、食堂に移動して夕食をとる。
 
エフェ 「フェイグランスはダイバさんの隣ね(笑)。」
フェイグランス 「ドワーフと一緒はいやだぁ!」
ルイ 「こら、好き嫌いはいけませんよ、好き嫌いは。」
イーグル 「エルフとドワーフって仲が悪いんだっけ?」
DM 「ああ、敵対しているわけではないけれど、お互いに『いけ好かない』位には思っている仲だね。」
イーグル 「なるほどなー。 よし、ここは仲良くなれるように、やはり隣だな。(笑)」
フェイグランス 「くきぃー。 じゃあ会話でもするか。」
イーグル 「おお。」
フェイグランス 「(ダイバに)机まで背、届きます?(笑)」(←ドワーフは大人でも身長130cm程。)
イーグル 「ケンカ売ってどうするんだよ!」
ダイバ 「全く、お前らエルフときたら…。」
食事風景。 よく見ると(見なくても?)食器とかのパースがまずいことになってます(笑)。
DM 「そうやって、二人が遊んでいる間にも(笑)、豪華な次々と食事が運ばれてくるよ。 メセルティがおっとりした口調で、料理の説明をしている。」
ジョン 「料理はこの人がつくったのか〜。」
DM 「そのようだね。」
エフェ 「一人でこの人数分のご馳走をつくれちゃうなんて凄いな〜。 尊敬しちゃう。」
イーグル 「エフェは料理はつくらねーのか?」
エフェ 「どきっ(笑)。 あ、あー(考えて)そういえば、セレニカは魔法で料理をつくっていたわよね、タレスティウスって大したこと無いのね!」
イーグル 「おいおい、誤魔化そうとしてんのはいいけど、結構失礼だぞ(笑)。」
タレスティウス 「まったくじゃ!」
エフェ 「あ、あー、うー。(汗)」
フェイグランス 「エフェが困ってる。 珍しい(笑)。」
エフェ 「うっさい(笑)。」
メセルティ 「食事は、人の手で作るのが一番ですからね。」
ルイ 「同感です。 で、酒はあるんですか?」
DM 「あるよ。 これまでの旅の間に飲んだありとあらゆる種類の酒が。」
ルイ 「おおっ、それでは私は『ウーゾ』を頂きましょう。」
イーグル 「俺はビールがいいな。」
エフェ 「あたしはドラゴン・ブレス(笑)。」
DM 「一番強い酒に手を出したか(笑)。」
エフェ 「ふふん、あたしはこれくらいじゃ酔わないわよ♪」
タレスティウス 「やるのう…。 だが、お前さんにはまけんぞい!」
メセルティ 「老師、ご無理はいけませんよ。」
フェイグランス 「しっかりした人だなや。」
エフェ 「だって、このおじいさんのお守りをしているんですもの(笑)。」
イーグル 「そういえば、壺を割った時には怒られずに済んだのか?(第二部第12章参照)」
タレスティウス 「ば、馬鹿者、それを言うでない…!」
メセルティ 「老師、どういうことですか?」
タレスティウス 「あ、いや、それはな…。」
メセルティ 「あれは、確か窓を開けていたら風が吹いて倒れたはずでは?」
イーグル 「あれ、まずかったかな。 ははは(笑)。」
ルイ 「いいじゃないですか、ほっときましょう(笑)。」
イーグル 「そうだな(笑)。」
タレスティウス 「こ、これ、仲間は助け合うものじゃぞ!」
イーグル 「俺、仲間になるならメセルティのほうがいいもん(笑)。」
ルイ 「同感です。」
タレスティウス 「お、おのれ…。」
メセルティ 「ウソはこうしてばれるものですよ。」
エフェ 「あー、お酒がおいしい(笑)。」
フェイグランス 「俺もドラゴン・ブレスに挑戦してみようかな。」
エフェ 「ドラゴン・ブレスはドワーフの火酒なのよ。 あなた、というかエルフはドワーフが嫌いじゃなかった?」
フェイグランス 「やー、さっきはああ言ってみたけど俺は別に(笑)。 いいものはいいんだよ。」
ダイバ 「お前さん、少しは話せるようじゃな。 ならば弱っちいエルフでも大丈夫な飲み方でも教えてやるか。」
フェイグランス 「ああ、よろしく。 感覚が鈍いドワーフ達の酒は俺たち繊細なエルフにはちょっと強いみたいだからな。」
ジョン 「ケンカしながら仲良くしてやがる。 不思議だ(笑)。 俺はアルベルトさんにでも話しかけてみるか。 えーと、相手は男なんだから、歳を聞いてもいいよな?」
アルベルト 「そうだな、何歳くらいにみえるかね?」
イーグル 「さっき、DMが40くらいって…」
ルイ 「や、200歳ですね。 うん。」
ジョン 「Xを横として、Yを縦軸とすると…」
フェイグランス 「あーと、逆算すると何歳だったかなぁ。」
ジョン 「320。」
フェイグランス 「20だよ。」
イーグル 「おまえら、つくづく人をおちょくるのが好きなのな(笑)。」
ジョン 「冗談冗談(笑)。 40歳くらい。」
アルベルト 「まぁ、なんだ。 大体50位なんだがね。 若く見えるとはよく言われるが、200とか言われたのは初めてだな(笑)。」
ルイ 「いやー、失礼しました。 酔っぱらって計算ができなくなっているようで。(笑)」
イーグル 「いや、絶対にわざとだな(笑)。」
アルベルト 「ところでジョン君、明日の朝私と手合わせをしないかね? ここの中央館の1階には、ちょっとした闘技場があるんだ。」
ジョン 「おおっ、喜んで♪」
アルベルト 「楽しみにしているよ。」
ダイバ 「(酒を飲みながら、ジョンに)手合わせもいいが、さっき見たところ、お前さん方の鎧はへっこみだらけでガタガタじゃないか。」
ジョン 「うーん、強敵が多かったので。」
ダイバ 「まぁ、そうだろうな。 だが手入れが悪い。」
ジョン 「うっ。」
ダイバ 「よかったら儂が直しておくから、明日ここの地下の鍛冶場に持ってきなさい。 そこの僧侶とエルフもな。」
イーグル 「ああ、助かるよ。」
フェイグランス 「んだんだ。」
ルイ 「私やマリュータが着ているようなレザーアーマー(革鎧)は直せないんですか?」
ダイバ 「そっちは儂の専門ではないな。」
メセルティ 「レザーアーマーやローブは私が修繕しますよ。」
ジョン 「裁縫もできるのか。 できた人だ。」
イーグル 「ホレんなよ?(笑) ロミナに言いつけるぞ?」
ジョン 「ばっ、バカいえ! ぼぼ、ぼくはロミナの事をなぁ…!」
ルイ 「事を?」
ジョン 「あ、いや…」
フェイグランス 「ロミナさんの事を…なんだって?(笑)」
ジョン 「くわー、意地悪っ!」
タレスティウス 「こやつらは修行を積んでも相変わらずじゃ(笑)。」
エフェ 「あー、やっぱりお酒がおいしい(笑)。」
イーグル 「俺は食後のお茶でも飲むかなー。」
DM 「メロディーはどこからか取り出したハープをつまびいている。 
軽やかなテンポの曲から、優しく流れる曲まで次々と弦をつまびき、自分でそれにうっとりとしているようだ。」
イーグル 「自己陶酔か(笑)。」
フェイグランス 「満腹で酒も入って、曲も流れたら眠くなりそうだな〜。」
タレスティウス 「休めばいいさ。 2,3日はゆっくりとな。 ”キャリスタンの炎”に関してはおいおいと説明していく。」
ジョン 「何から何まで悪いなー。」
タレスティウス 「なぁに、儂にはお前さん方が必要なんじゃ。 なんといっても、必殺のダジャレを聞いて貰わんといかんからな。」
ジョン 「がーん!(泣)」
イーグル 「死ぬかもしれんな(笑)。」
エフェ 「う、うん。」
タレスティウス 「ダイバやメセルティはなかなか相手してくれんのでなぁ。」
フェイグランス 「そりゃあそうね(笑)。」
エフェ 「と、とりあえず今日はこれで!」
タレスティウス 「なんじゃ? もう少しくつろいでいかんのか?」
エフェ 「い、いやぁ、山登りもして疲れちゃったし、うん。」
タレスティウス 「なんじゃ、若いくせに情けないのう。」
メセルティ 「お部屋には、私が案内しますよ。」
ルイ 「それではよろしくお願いします。」
エフェ 「ここでぼやぼやしていると、ダジャレ攻撃で体力削られそうだもんね(笑)。」
ジョン 「おう。」
DM 「ほい、寝室は東の塔の2階だ。 それぞれに個室が用意されている。」
エフェ 「おーっ、凄いわ。」
メセルティ 「それぞれの部屋から直接通じる小ホールもありますから、皆さんでくつろぐのに使って下さい。」
ルイ 「おお、これでいつものように誰かの部屋に押しかける必要もありませんね。」
フェイグランス 「ゆっくりと洗濯もできそうだ(笑)。」
メセルティ 「そうそう、1階にはお風呂もありますので、ご自由にどうぞ。」
ルイ 「設備が整っていますねぇ。」
メセルティ 「他にも何かご用がある時には、部屋に備え付けのベルをならして下さいね。」
ジョン 「ベルも魔法のもの?」
DM 「いや、普通の卓上ベル。 上から叩くとチーンってなるやつね。」
ジョン 「ああ、店とかによくあるやつか。」
フェイグランス 「皆で同時に押したらどうなるんだろう?(笑)」
エフェ 「いたずら禁止(笑)。」
ルイ 「ちぇっ。」
イーグル 「おめーもやるつもりだったのかよ(笑)。」
メセルティ 「お手柔らかに(笑)。」
ルイ 「あっ、心の声のつもりだったのに、聞かれてましたね。」
エフェ 「しっかり舌打ちしてたわよ(笑)。」
ルイ 「さて、山登りで疲れましたし、寝ちゃいますかね〜。」
ジョン 「そうだな。」
フェイグランス 「俺は風呂でも借りてからにするずらよ。」
エフェ 「あたしも荷物を整えたら入ろうっと♪」
フェイグランス 「普段着を借りて、と。 風呂から上がったら着替えよう。 さっぱりー♪」
ルイ 「あー、さっぱりしてからの方が気持ちよく眠れそうですね。 やっぱり私もあとで入りましょう。」
エフェ 「砂漠やら廃墟やら山を通り抜けてきたから、お風呂はありがたいわ。」
フェイグランス 「あ、タオル持ってくるのわすれたなぁ。 手近な奴でもかりるか。」
DM 「ほいほい。 顔を拭いてからよく見ると、『1階便所用』と書いてある…」
フェイグランス 「ガーン!」
DM 「わけないよ(笑)。」
フェイグランス 「うわ、DMにダマされた(笑)。」
エフェ 「DMがいたずらっ子だ(笑)。」
DM 「たまにやりたくなるんだよ。」
 
翌日
 
ジョン 「さーて、朝早く起きて稽古でもするかー。 あ、そういえば昨日アルベルトさんから手合わせを誘われていたんだった。」
DM 「そのジョンの準備ができた頃、君の部屋の扉がノックされる。」
ジョン 「はーい。 がちゃ。(扉を開ける)」
DM 「アルベルトが立っているよ。」
ジョン 「夜這いはもうちょっと遅くにするもんですぜ。」
アルベルト 「…下手なダジャレはタレスティウスだけにしておいてもらいたいものだ。」
ジョン 「折角おじいさん流にしたのに〜!(笑)」
アルベルト 「あまり影響を受けないように(笑)。 さて、それでは闘技場へいこうか。」
フェイグランス 「俺もお茶でも持って観戦しにいこう。 そうしよう。」
ルイ 「私もそうしますかね。 給仕場を借りましょう。」
DM 「闘技場は円形で、それなりの広さがある。 アルベルトは既にひと運動してきたらしく軽く汗をかいている。」
アルベルト 「さて、やろうか。 まず鎧は着用しない。 得物はこれだ。(刃の落とされた剣をジョンに渡す)」
ジョン 「ノーマルソードか。」
アルベルト 「そう。 どちらかが『まいった』と言えば負けだ。」
ジョン 「了解だ!」
DM 「剣はダメージ1〜8ね。 みね打ち扱いで、ヒットポイントが0になったら気絶だ。」
ジョン 「そちらのアーマークラスは?」
DM 「アルベルトは敏捷が高いので、普通の人よりも2修正がついて7だ。」
ジョン 「こっちは9なのに。 手強いな。」
アルベルト 「では、準備はいいかな?」
フェイグランス 「(急いで部屋に入ってきて)あーっ、待って待って! いま場所決めるからさ。」
ルイ 「や、お茶の確保に手間取っちゃって。」
ジョン 「なにやってんだよ(笑)。」
ルイ 「お待たせしました。 さぁ、どうぞ!」
フェイグランス 「やれやれー!」
ジョン 「おまえら…(笑)。」
DM 「イニシアチブからでいいかな。」
ジョン 「あ、今回はコンバットオプションの”スマッシュ”を使うから、先にそっちから攻撃してくれ。」
DM 「こちらは当たり。 3ポイント食らえ。 そして次はスマッシュね。」
ジョン 「まだまだ! こちらのスマッシュは…外れか。 で、次は普通に攻撃するからと、当たって2ポイント。」
DM 「アルベルトのスマッシュは命中して、18ポイントだ。」
ジョン 「痛ってぇ〜!」
アルベルト 「さぁ、本気で来てくれよ。」


【BACK】 【NEXT】


第二部最終章の扉として描いた絵。 ジョンです。