山形でTRPGやっちゃうよの会 第16回
【蛇人間の城塞−5−】
 

●<妨害活動>
 
バーン 「さて、今回は儀式を邪魔しに行くんだよね。」
ウィンシー 「前回終わった後、休憩はしていないのよね。」
アルベルト 「時間をかけると、本番に間に合わないかも知れないからね。」
DM 「前回は<言葉の塔>の長、ゾルダスラさんと色々と話をして、現在の長であるサルヴァウグレンが、世界を破滅させようとしている事を知りました。
そこで君たちは、サートラスの名の下、世界を征服しようとしているゾルダスラさんと、一時的に手を組む事にしたわけです。」
バーン 「普通なら、過激派のゾルダスラが、サルヴァウグレンのせいで穏健派になっているわけだな。(笑)」
アレクセイ 「それにしても、なんで世界を破滅させようなんて、思ったんでしょうね。」
DM 「神が、それを望んでいるから。(笑)
世界の破滅を望んでいる神なんか、結構いっぱいいますよ。」
アルベルト 「なんで、と聞いても『壊してみたかったから』とか。」
DM 「狂気に陥っているから。(笑)」
ウィンシー 「その点、ザギグはユカイな狂気だからいいよね。」
DM 「さて、前回の復習をしておきますと、サートラス復活に必要な、4つの品を手に入れるため、尖兵の手の者がポータルを通って現地に向かっている。
1つは”忘れられた王”…ゼロン王には、数々の強敵がいましたけれど、その中でも特に脅威となっていた、1人のリッチがいた。 そのリッチの経箱。
2つめは王の錫杖、3つめはフェイの一族がゼロン王を祝福していました。 そのフェイの一族の血。」
ウィンシー 「これが、優先順位高いんじゃない? って奴だったわね。」
DM 「4つ目、サートラスが直々に触れた品。
それらを手に入れるための土地に、<道の塔>からポータルで行けるようになっているわけです。」
アレクセイ 「サートラスが直接触れた品って、何だか分かるんでしたっけ?」
DM 「何かは分からないが、行けば分かると。
神様が直々に触れたんだから、そりゃあ、もう…」
ウィンシー 「凄い魔力があるのよね。 無限回”ディテクト・マジック”で分かるわよ。」
 
ゾルダスラから、ポータルの操作方法を聞いた一行は、フェイの血を採取しに行った一団を追って、ポータルへ飛び込む。
 
DM 「そこは陽の光に照らされた森の中の、緑深い空き地になっていた。」
ユーヌ 「フェイを守るんだったら、相手を全滅させないとだな。」
バーン 「そうそう。 それに防衛任務だから、一番性に合うだろ?」
 
●<妖精族の血>
 
DM 「さて、ここは大きな木がそびえ、生い茂り、伸びてゆくものの匂いが、空気を満たしています。
けれども、吹く風の匂いには、鉄の味の血の匂いが混じっている。
そして、その風上からは滝の水音が聞こえてくる。」
バーン 「急いで、行ってみよう。」
DM 「と、君たちが駆けつけるとですね、森が左右に開け、湖の岸辺、ちいさな入り江が見えます。
木々に覆われた丘から、小さな滝が洞窟の内に注ぎ込んでいる。
その水しぶきによって、入り口傍の岩が濡れて光っている。
滝の水が白く泡立つあたりに、何人かの死体がうつぶせに浮かび上がり、あるいは岸に倒れている。」
バーン 「間に合わなかったか?!」
ウィンシー 「もしかして、ゴブリンのかも…。」
DM 「しかし、”知識(自然)”で見ると、『あれは、フェイの死体だ!』とわかります。」
ウィンシー 「あららー。」
DM 「君たちは遅かったという事のようなんですが・・・」
バーン 「あちゃー。」
DM 「このパーティには、属性が悪ではないドルイド…は、いないか。
地水火風、動物、植物の領域を使用可能な悪でないクレリック…いない。
属性が悪でなく、キャラクターレベルに等しい術者レベルで信仰呪文を使える者。」
アレクセイ 「はーい。」
DM 「では、突然アレクセイの耳に、かすかな囁きのような声が聞こえてきます。
かすかな声があなたの名を呼び、あなたに助けを求めているのです。」
アレクセイ 「なぜ、私の名前を、しかも本当の名前をー!と、なるわけですね。(笑)」
ウィンシー 「相手によっては、真の名なんか、あっという間にばれちゃうもんね。(笑)」
DM 「声は、どうやら洞窟と滝そのものから聞こえてくるようです。」
アレクセイ 「(パーティのメンバーに)向こうから、助けを求める声が聞こえるよ?」
バーン 「なんだって?」
DM 「アレクセイは、”知識(自然)”か”知識(宗教)”か、どちらかを。」
アレクセイ 「宗教でお願いします。 31です。」
DM 「すると、滝を包む霧のようなものが、女性の顔のような形をとります。
顔、形はフェイそのもので、その目は涙に光っている。
その者が、あなたの心に向けて語りかけてくる。
『わたくし達を助けて下さるには、遅すぎましたわ。
けれど、わたくし達の敵を討ってくださることは、まだ、おできになります。』
そして、フェイの力が、アレクセイに宿ります。」
ユーヌ 「フェイの力が宿って、冷たい鉄の武器に弱くなったよ、とか?(笑)」
アレクセイ 「えーっ。(笑)」
DM 「違ぇ!(笑) アレクセイは以後一ヶ月、異形、人怪、アンデットに対し、呪文、擬似呪文能力、超常能力のセーヴ難易度および有効術者レベルは1上昇する。」
全員 「おーっ。」
アレクセイ 「も、もう一回。(笑)」
DM 「(説明して)無名ボーナスなので、他のボーナスと累積しますよ。」
アレクセイ 「それで、あなた方のお望みの仇の討ち方は?」
DM 「『やつらを、皆殺しに!』(一同笑) 『・・・サートラスの尖兵を、打ち砕いて下さい。』」
アレクセイ 「あなた方を殺害した連中は、どちらに行ったかわかりますか?」
DM 「戻っていったそうです。」
アレクセイ 「あれれ、すれ違ってたんですか。」
DM 「どうやら、そのようですね。」
アレクセイ 「では、お任せ下さい。きっと無念は晴らしてご覧に入れましょう。」
DM 「『お願いします。 どうか、どうか・・どうか・・・どうか・・・(フェードアウト)』」
アレクセイ 「遅くなって、申し訳ありませんでした。(頭を下げる)」
バーン 「よくわからないが、メッセージを受け取ったらしいな。」
アレクセイ 「ちゃんと、説明しますよ。(笑)」
バーン 「遅かったか。 ならば、その方たちの血を、奴らに利用させるわけにはいかないよな?」
アレクセイ 「そうですね。」
ユーヌ 「もっと、早く来ていれば。」
アレクセイ 「とほほ。」
ユーヌ 「早く来ていれば、アイテムもらえたかも知れないのに〜!」
アレクセイ 「それですか。(笑)」
 
城へ戻った一行は、次は王錫を求めて、ポータルをくぐる。
 
DM 「ここの空気はあたたかく、地面はホコリっぽく、ポータルはあなた方の背後で、チラチラと瞬いている。
傾斜の急な丘が幾つも連なり、地平まで続いている。
小さな谷川がいくつか丘を貫いて走り、狭い谷間を作り上げている。
土地はすっかり裸で、単調な茶色が続き、所々に緑が見えるばかり。
皆さんの見えるところからは2つの峡谷が別々の向きに延びており、どちらの峡谷にも洞窟が見受けられる。
これは高いところにも低いところにも、いくつもが穴を開けている。」
 
発見したユアンティ達の足跡を追跡して行くと、峡谷に口をあけた、洞窟の1つへと続いている。
 
ウィンシー 「別の洞窟に行ったら、意外とそっちがあたりだったりして。(笑)」
アルベルト 「それでスカで、敵があたりだったときが怖い。(笑)」
バーン 「敵を殲滅すれば早いだろうしな。 俺たちは奴らの邪魔をしにきたんだからね。」
ウィンシー 「そうねー。」
 
●<王の錫杖>
 
DM 「岩がちな斜面に阻まれて、その向こうの丘は見えない。
乾いた風が砂塵を運んで峡谷を吹き渡り、あなた方の足音も、遠くの鳥の声も、風の音にかき消されて、聞き取りづらくなっている。と。」
ウィンシー 「ここはルックス(乗用の蜘蛛の名前)に乗って居ようかな。」
DM 「で、やがて洞窟の中で遭遇となるわけですが、(マップを広げて)この、無駄に広いマップで…。(笑)」
ウィンシー 「机が隠れそう。」
DM 「マップは広いんですが、実は行動できる範囲は超狭い。(笑)
灼熱の空気が吹き付けたかと思うと、谷の脇から姿を現した者があります。
大きなハ虫類のような姿で、赤錆色の鱗に覆われています。
片手には大きなメイスを、もう片手には盾をかまえ、二股に分かれた尻尾は独立した意思を持つ者のように動いている。」
バーン 「何者ですか?」
DM 「”知識(自然)”かな。」
ウィンシー 「”説話蒐集家”使っちゃおう。 大きいのはヤバイ。 36!」
DM 「それはわかる、わかる。 ”ユアンティ・イグナム”という種族です。
ファイアーエレメンタルと、ユアンティの交配実験の結果、生まれた怪物。
血に飢えた魂と、灼熱の皮膚を持つ。 詳しくはモンスター・マニュアル4を参照。」
一同 「えーっ?!」
ウィンシー 「2なら持ってるよ?」
DM 「未訳です。(笑) 11HD、ダメージ減少/魔法、冷気に対する脆弱性、火に対する完全耐性、呪文抵抗あり。
ヘビーメイスで殴って、尻尾で突き刺して、ひっぱたいて、くみついて、締め付けを行う。
ブレス攻撃はないようだ。」
バーン 「全部食らったら死にそうだ。」
DM 「尾の組み付きは”掴み強化”。 尾で掴むのは即行アクションで行える。」
アレクセイ 「えーっ。(笑)」
DM 「というわけで、イニシアチブ行きましょうか。 順に行動行きましょう。」
ユーヌ 「移動して、敵の脇をすり抜け、オーガンリッパーで”体勢崩し”をして、急所攻撃の変わりにACを5下げる。
命中して成功。 ダメージは8点。」
DM 「ACがほぼ紙になった。(笑)」
バーン 「これなら、フルで《強打》突っ込んで突撃だよね。 アレクセイの後かな。」
アレクセイ 「移動して、”プレイヤー”をかけます。 ダイスを振るロールは全て+1、敵は同じくマイナス1。」
バーン 「というわけで、突撃して飛び掛りました。 ”ショッキング・グラスプ”を注入します。
攻撃は命中! アクションポイントを使って、呪文抵抗も抜いた!
武器ダメージが45。 ”ショッキング・グラスプ”が22。 合計67点。 大規模ダメージ!」
DM 「大型だから60以上か。 頑健セーヴ…あ、死んだ! あれ、えー?」
ウィンシー 「あれれ、それ頑健そんなに低いの?」
DM 「僕もびっくりだ! 出目も2だし。」
ウィンシー 「プレイヤーで、さらにマイナス1されてるし。(笑)
早いナァ、もう終わった。」
バーン 「ふーっ、と剣をしまって、弓を拾うか。」
アルベルト 「何もしないうちに、終わっちゃった?」
DM 「戦いの音はするので、一応イニシアチブは継続で行きましょう。」
アレクセイ 「バーンが剣を収めている間に、バーンの弓を拾って渡しながら、『バーン、やりすぎだよ。』(一同笑)」
 
1ラウンドで戦闘を終えた一行が待機していると、奥の狭い通路から、ドスンドスンという音が近づいてくる。
それは脇の狭い通路を無理やりに通ってこようとしている。
 
DM 「さらに、奥の断崖の上にフヨフヨと現れたのは、これ(ビホルダーの絵を見せて)の小さいの。」
一同 「ぎゃー!」
DM 「はい、そっちでーす。(笑)」
ウィンシー 「魔物判定は、HD15まで!」
DM 「『ガウス』です。 小さいビホルダーだと思ってください。
君の目の前に浮かんでいるのは、中央に瞬きしない大きな一つ目を持つ、球根上の物体で、大きな口には短剣のような牙が、ズラリと並んでいる。」
ウィンシー 「ここは”フライ”ポーションを飲んで、突っ込んでください!(笑)」
DM 「ガウスの場合、中央の瞳から朦朧化の凝視攻撃を行いますので、よろしく。
範囲30フィートにいる人は、セーヴ。 あと頭の上から色々ビームを撃ってきますので、よろしく。」
バーン 「厄介な。」
 
姿を現したガウスは、フリーアクションで”朦朧化の凝視”でユーヌを狙う。
 
ユーヌ 「…出目が全然足りないな。 朦朧化した。」
DM 「1ラウンドのあいだね。 武器を落として、何も行動できなくなります。
さらに、小さな目から、フリーアクションで2本をバーンとウィンシーに。
バーンにはスリープビーーーム! 接触30で命中! 意思セーヴをどうぞ。」
バーン 「25で抵抗した。」
ウィンシー 「そもそも、マジックサークルの効果で効かないけどね。」
アレクセイ 「あ、そうか。」
DM 「今度はウィンシーにビーム!」
ウィンシー 「にわかの移動でよける!」
DM 「じゃあ、バーンに目標を変えて、接触12!」
バーン 「それはかわした!」
ウィンシー 「私だったら、当たっていた。(笑)」
DM 「かわされたか。 光線は全部フリーアクションなので、標準アクションで戻ろう。」
バーン 「うぜぇ。(笑)」
DM 「あと、足音はだんだん近づいてきます。 狭い通路に無理やり入り込んできつつ。」
アレクセイ 「遮蔽を取りつつ移動して終了。」
バーン 「ウィンシーの近くに移動。 ”フライ”をかけてくれるそうだからな。」
ウィンシー 「うんうん。」
アルベルト 「その足音が聞こえてくる狭い通路を塞ぎに行こう。
通路の中に入り込んで、1対1で殴り合おう。(笑)」
ユーヌ 「大型なのに、無理に5フィートの通路に入り込んできているから、攻撃ロール、ACにマイナス4の筈だ。」
ウィンシー 「移動しながら”フライ”の巻物を出して、標準アクションで、バーン君に”フライ”!
これで1ターンでたどり着くところまで移動でき…ないか。 でも、ガウスがいる断崖の上にはいけるわよ。」
 
フライのかかったバーンは敵に見つからないよう、断崖を回り込むコースで接近する。
ガウスは再び姿を現し、アレクセイに麻痺光線。
 
DM 「頑健セーヴどうぞ。」
アレクセイ 「頑健は苦手なんだよー。」
ユーヌ 「クレリックが、頑健が苦手だとか言うな。(笑)」
アレクセイ 「ジンクスですよ、ジンクス。 達成値は20。」
DM 「では、2D10分間、麻痺って下さい。」
ウィンシー 「あらー、食らったか。」
バーン 「きついな。」
アルベルト 「耐久力がないからねぇ。」
アレクセイ 「12分麻痺!(笑)」
DM 「さらに、ウィンシーに”スコーチング・レイ”! 命中して、11点。」
アルベルト 「”リムーブ・パラリシス”とかないの?」
アレクセイ 「あるよ!あるよ! 麻痺してて使えないけど。(笑)」
DM 「あと、ウィンシーに接触19で命中。 意思セーヴをどうぞ。」
ウィンシー 「23!」
DM 「6点ダメージ。 ”インフリクト・モデレット・ウーンズ”です。
セーヴに成功したので、半分になって、6点。
アルベルトの前に姿を現したのは、さっきバーンが倒したのと同じ、ユアンティ・イグナム。
尻尾で叩く! マイナス4して…20が出ました! クリティカルロールも成功。 24点。
さらに、掴み強化入ります。 組み付き30。」
アルベルト 「それは、掴まれた。」
DM 「締め付け行きますが?」
アルベルト 「じゃあ、テレポートで逃げます。」
DM 「尻尾にぎゅうっと力を入れようとしたところで、『あれ、誰もいない。』と。」
アルベルト 「さて、スコーチング・レイは効かないのか、このユアンティ。」
DM 「ですね。 でも冷気に対する脆弱性はありますよ。」
アルベルト 「冷気はありません。(笑)」
アレクセイ 「<雷鳴拳>があれば…。」
アルベルト 「このシナリオが終わったら考えるよ。 じゃあ、”レッサーサウンド・オーブ”いきます。
呪文自前で。 接触26まで、命中。 22点。」
ウィンシー 「全力で行かないとね、ここは。 飛ぶクリーチャーを目の前に召喚して、攻撃。
大型クリーチャーの、ピポグリフ。 そして<悪を討つ一撃>で突撃。 命中。 ダメージは10点。」
DM 「あれれ、可愛い。(笑) 次はバーン。」
バーン 「若干ずるいけど、後ろへ回ります。 そして”セイクリッド・スキャパート”の力を使って、”ショッキング・グラスプ”を入れて攻撃。」
アレクセイ 「”プレイヤー”のプラス1を忘れないでね。」
バーン 「ああ、そうか、それも入れて、と。」
アレクセイ 「あと119ラウンド、麻痺して動けないから、もうこれしか存在価値無いんだから。(笑)」
バーン 「あ、でも外れたろうなぁ、アクションポイントを使っても、…ダメだった。
くそっ、アレクセイがやられて、ちょっと焦っちまった。」
ユーヌ 「このターンの最初にセーヴか。 意思24で成功? じゃあ、普通に戻って、どうするかなぁ。」
DM 「さっき朦朧になった時に、武器は落としてますので、よろしく。」
ウィンシー 「あ、今ならアレクセイが麻痺してるから、見えないところからなら、悪の呪文も使える!(一同笑)」
アルベルト 「そうだね。(笑)」
アレクセイ 「くー。(笑)」
ユーヌ 「じゃあ、アルベルトと同じく、でかいユアンティの前に行って、”軽業”を使いつつ、防御的戦闘で攻撃。 AC17まで。」
DM 「当たるよ。 大型なのに、狭いところにいるから。」
ユーヌ 「ダメージは14点。」
アレクセイ 「1点足してくれた?」
ユーヌ 「15点!(笑)」
アルベルト 「ああっ、さっき足し忘れた。(笑)」
アレクセイ 「そんな事言うと毎回確認しますよ。(笑)」
DM 「さて、ガウスか。 5フィートステップでアルベルトを朦朧化の視界に収めて、バーンに”インフリクト・モデレット・ウーンズ”。
接触30で命中。 意思セーヴをどうぞ。」
バーン 「意思は23。」
DM 「それは成功して、22点の半減、11点のダメージ。
そしてバーンに”スコーチング・レイ”。 これも当たって、13点の[火]ダメージ。
この2つがフリーアクション。」
ウィンシー 「強いナァ。」
アルベルト 「小さくても、ビホルダーはビホルダー。」
バーン 「”デスインテグレイト”がないだけマシだ。」
DM 「”ディスペルマジック”で、ピポグリフを押し返す。 13術者レベルまで。」
ウィンシー 「消されたっ!」
アルベルト 「強い、強いよ、ビホルダー!」
DM 「残り2本で、アルベルトに”スリープ”。 外れ、外れ。
そして、近くにいるバーンに”朦朧化”の凝視。」
バーン 「うーん、20だ。」
DM 「じゃあ、バーンは朦朧化。 お、これ全滅いけるんじゃね?(笑)
で、ガウス終了。 イグナムは、ユーヌに全力攻撃。」
ユーヌ 「ACは28だよ。」
DM 「あれ、2回連続、1D20で1が。」
アレクセイ 「本領発揮ですね。」
アルベルト 「全滅できるとか、慢心したんだね。(笑)」
DM 「あたらねー! 最後に即行アクションで”組み付き”。 組み付き29。」
ユーヌ 「アクションポイントを使って、組み付かれなかった!」
DM 「当たらないのかー。 はい、終了。」
アルベルト 「ターンの開始時に、”朦朧化”のセーヴですね。 28。」
DM 「成功。」
アルベルト 「”レッサー・オーブ”でクリティカル! 42点。」
DM 「ビホルダーは、やっぱ丈夫だ。 まだいける。」
ウィンシー 「いきまーす、”サモンモンスター・4”。 ピポグリフを1D3匹! あ、1匹だー! 損したー!(笑)
ここは、突撃して組み付き! あ、出目が低いー。外れ。
組み付きの機会攻撃をどうぞ。」
DM 「当たって、1点。(笑)」
ウィンシー 「ダメージ減少で消えた。(笑)」
DM 「『なんだ、コイツ、まずいよ。 ぺっ。』(笑)」
バーン 「朦朧化のセーヴ、アクションポイントを使って成功!
移動アクションで剣を拾って、5フィートステップで殴る!
リソース使い切るつもりで、”ショッキング・グラスプ”で殴る!」
アルベルト 「これが終わったら、休憩するつもりでいいんじゃないかな。」
アレクセイ 「ごめんねぇ、リソースたくさん持ったまま固まって、ごめんねぇ。(笑)」
バーン 「攻撃は、命中! 武器ダメージは21点で、魔法が15点。」
DM 「魔法もそのまま通ったよ。」
バーン 「呪文抵抗はなしか。 最後に”スゥイフト・インヴィジヴィリティ”で消えます。」
 
3.5版と4版のルールを混同したりして、混乱がありつつも、DMが攻撃の出目で1を連発した事もあり、戦闘は徐々に一行有利に傾いてゆく。
 
アルベルト 「”スコーチング・レイ”、1発目、命中して22点。 2発目、クリティカル!ダメージは・・・」
DM 「全部1を出しても、それで死んだ。(笑)」
アルベルト 「ほーっ、やっとか。 これで、もう朦朧化は無い。」
アレクセイ 「ほーっ。」
ウィンシー 「勝ったー。」
DM 「まだ、いるよ! まだイグナムがいるよ。(笑)」
ウィンシー 「それに、上空からピポグリフが<悪を討つ一撃>で降下。 でも、出目が2で外れ。(笑)
当たらないなー。 本体は”グリース”。」
DM 「はい、転んだ。」
バーン 「今のうちに、一旦体勢を立て直すか。 ”キュア・モデレット・ウーンズ”のワンドで回復。」
ユーヌ 「こっちは攻撃するよ。 クリティカルして、21点。」
アレクセイ 「1点足してくれた?」
ユーヌ 「うん、足した。(笑)」
DM 「イグナムは起き上がる。」
ユーヌ 「じゃあ、機会攻撃かなー。」


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