山形でTRPGやっちゃうよの会 第5回
【大帝王の墳墓−3−】

 

<新メンバー>
DM 「それでは、セッションを始めます。 今回からはドワーフ・ファイターのグラムさんが加入です。」
グラム 「どうぞよろしく。」
DM 「ドワーフのファイターだけあって、全身をフルプレートで固め、へヴィーシールドとドワーヴン・ウォーアックスを構えた重戦士に仕上がっていますね。」
グラム 「高いACと体力、そして隣接している人を盾で守る<盾の友>がありますので、パーティの防壁と言った役割を果たせると思います。」
バーン 「いいですね。 俺だと『敵の攻撃が当たって倒れるか、先に敵を倒すか』みたいな戦闘になりがちだったから、前線が安定するかもしれない。」
DM 「さて、そのグラムは”キングスホルム”の町にやってきて、宿屋である”花冠とキャベツ亭”で食事をとっているのですが、心なしか、町の様子が騒がしい気がします。」
グラム 「戦の前のような?」
DM 「いえ、得体の知れないものにおびえているとか、そんな感じです。 そんな中をフルプレートでがちがちに固めたドワーフ・ファイターが歩くわけですから当然目立つわけですが、そんな君に人間の男性が声をかけてきます。」
グラム 「どんな人?」
DM 「先に解説してしまいますが、この町の宿屋、”花冠とキャベツ亭”の亭主、イアン=ターブラントと言う男性です。」
グラム 「ほう。」
DM 「『見たところ、相当腕のたつ冒険者のようだが…』」
グラム 「まぁ、そこそこは。」
DM 「『昨日、君と同じような冒険者たちに、仕事を依頼したんだ。 この町のヤーリング一家の人たちが霊廟に行ったまま帰ってこなかった。 それを見に行った番兵たちも帰ってこない。 とうわけで、その調査を依頼したんだが…1日経ってもまだ戻ってこない。』(一同苦笑)」
グラム 「ふむ。」
DM 「『そこでだ。 もしよければ君にも様子を見に行ってもらいたい。 無理に、とは言わん。 1人だしな。 だが、できるなら彼等と合流して状況を把握して欲しい。』」
グラム 「まぁ、見てくるだけなら。」
DM 「『もしも彼等が…(少し沈黙して)…そういうときは…』」
グラム 「そういう時は状況を説明すればいいのだな。」
DM 「『そういうことだ。 そして申し訳ないのだが、今すぐにでも出発してもらえれば助かるのだが。』」
グラム 「一応、報酬も聞いておいていいかな?」
DM 「『そうそう。 報酬は中に行った冒険者の消息を掴んでくれれば50gp。
もし彼等が生きていて霊廟の侵入者達を追い詰めていた場合、そいつらを捕まえるか追い払えば追加で5倍の報酬。』 全部で300gpの報酬が貰えます。 前金はありませんけどね。」
グラム 「まぁ、うまい飯も食わせてもらったことだし、行ってみるか。」
DM 「『無事で帰ってきてくれよ。 そして一緒に酒でも飲もう! いくらでも奢ってやるさ!…いや、ドワーフにこんなこと言っちゃいけないな。』(笑)」
アレクセイ 「なぜか悲壮感漂いますねー(笑)。」
バーン 「俺達、絶望視されてるのかもな(笑)。」
DM 「そんなわけで、グラムはイアンに見送られつつ霊廟へと向かうわけですが、霊廟の入口まではミア・ディサーナという、町の衛兵隊長を務める女性が案内してくれます。」
グラム 「彼女は腕に覚えがある?」
DM 「ええ。 レベル4のウオリアーです。 この町では最も戦える人ですね。
霊廟の入口に近づくと周囲には木々が生えていたり像がたっていたりするのですが、<視認>と<聞き耳>をどうぞ。」
グラム 「それぞれ9と12。」
DM 「で、お二人は(モンスターのデータを渡して)このへんのデータを参考にしてください。」
アレクセイ 「え? …ああ、(グラムを)やっつけていいんですね?(笑)」
 
<野犬の襲撃>
DM 「はい。(笑) というわけで、グラムとミアの前に野犬が2体、像の影から姿を現しました。 君達に襲いかかってきます。」
バーン 「よし、やるか。(笑)」
アレクセイ犬 「ぐるるる。」
バーン犬 「ワンワンワン!(笑)」
グラム 「こちらも、怒鳴り返してやる!(笑)」
DM 「では、イニシアチブ順に行動しましょう。」
バーン犬 「がうがう!」
グラム 「よほど飢えてるんだな。」
アレクセイ犬 「セッションまで間が空いたから、戦闘に飢えてるんですよ。」
DM 「(イニシアチブ値を見て)では、アレクセイ犬からどうぞ。」
アレクセイ犬 「距離は結構遠いんですねー。 ミアに向かうけど届かないワン! 移動して終了。 ワォォーン。(笑)」
DM 「次はグラム。」
グラム 「バーン犬が近寄ってきたら攻撃します。(待機)」
DM 「ミア隊長は、近寄ってきたアレクセイ犬に対して移動、攻撃をかけてきます。 攻撃はAC20まで!」
アレクセイ犬 「悔しいけど、当たりだワン! ヒットポイントは6しかないけど、大丈夫かなぁ。」
DM 「8ポイントダメージ(笑)。」
アレクセイ犬 「あ! キャウン! 残念。 せめてひと噛みしたかった…。(笑)」
バーン犬 「がるるる。 こっちは移動して行動するけど、仲間がやられたから用心深く遠巻きにしている。(笑)」
グラム 「さて、突撃するぞ。 バーン犬に斬りかかって、AC15!」
バーン犬 「ぴったり、命中。」
グラム 「11ポイント。」
バーン犬 「きゃいん!」
アレクセイ犬 「結局、何もできなかったねー。(笑)」
DM 「本当はウルフにしようかとも思ったんですが、さすがにそれは強すぎかと思って野犬にしちゃいました。」
アレクセイ犬 「トロルでもよかったのに(笑)。」
DM 「死ぬ死ぬ(笑)。 ミア隊長は君の腕前を見て、『さすがになかなかやるわね。 その調子でこれからも頼むわ。 私は帰るから!』(一同笑)と言っています。」
グラム 「お見送り、ごくろうさん。」
アレクセイ犬 「薄情なミア隊長(笑)。」
DM 「『私には町を守る使命があるのでね。』」
バーン犬 「帰りにまた襲いたいな。(笑)」
DM 「でもミア隊長も野犬くらいなら倒せることがわかりましたし。」
バーン犬 「今度はちゃんと突撃して組みつきのコンボに持って行くから。」
グラム 「かしこくなってる(笑)。」
DM 「と、言う訳でグラムは霊廟の中に入って行くのでした。」
 
<グラム、霊廟へ>
アレクセイ 「そういえば、倒さないでかわしてきた敵もいるけど、大丈夫かなぁ。」
バーン 「地上への入り口を護っている奴と、ウォーター・ウィアード、それにジャイアントヒルとかか。」
DM 「ウォーター・ウィアードはせめて処理しておきましょう。 さすがにタダでは通せない。(笑)」
グラム 「了解。」
DM 「グラムは戦闘の痕跡の残るダンジョンを抜けてそこまでたどり着くわけですが、話に聞いていた冒険者達の死体などはみつかっていません。」
グラム 「ということは、まだ生きてるってことだな。」
アレクセイ 「血痕くらいは残ってるかも。」
バーン 「途中、俺達が野営をした跡も残っているわけだ。」
DM 「今朝出発したばかりのような、新しい野営の跡があるわけですね。
さて、その次の部屋にはバルコニーのような張り出しが北の壁にあって、この部屋を上から見下ろすような格好になっています。
この部屋はこれまでの部屋よりも床が低い所にあって、温度も低いです。
傾斜の急な階段がバルコニーの西の端から下の床まで続いています。
階段の上には閉まった石の扉も見えます。
部屋を貫いて水路があり、流れの速い水が流れており、それを渡る橋がかけられています。
部屋は湿っぽく、ゴブリンのような人型生物の死体が転がっていたりします。」
グラム 「とりあえず、バルコニーの方に行ってみるか。」
DM 「そうすると、途中の橋の所に来た時に、透明な水でできた綺麗な蛇が水路から鎌首をもたげたかと思うと、水の泡のはじけるような音をたてます。
その音は、こんな言葉を話しているようにも聞こえます。
『またまた余所者がやってきたな! 来た道を戻るがよい。 戻らないと、馬鹿な事をした報いを受けるぞ。 お前達より2番目に前にきた者は、そうなったのだ。』」
グラム 「2番目ということは、一番最近通った者は?」
DM 「『その者たちは、通ることを許可した。』」
グラム 「ということは、通れるって事なんだろうけど…。」
DM 「『とっとと帰るがよい』」
グラム 「そうはいかないんだよなぁ。」
DM 「『一体、何をしにこのような所に来たというのだ?』」
グラム 「墓を荒らすつもりはないから、通らせてもらえないか?
今話にでた、一番最近に来た冒険者達と合流する為にきたんだ。」
DM 「『ほう、奴等の仲間だというのか。』」
グラム 「彼等の生死を確認するようにいわれたんだ。 無事ならば合流しようと思ってるが。」
DM 「<交渉>を振ってみてください。」
グラム 「苦手だ…。 魅力ないんだよなー。 お、3が出たから1!(一同苦笑)」
DM 「『本当に貴様、あいつらの仲間なのか?』と疑っているようです。」
グラム 「まぁ、さっきも言ったとおり、生死を確認するように依頼されただけだから、仲間と言うわけではない。 あなたには迷惑をかけないから、通るのを黙認してもらえないか?」
DM 「『そうだな…(少し考えて)二度とこの部屋へ来ないというのならば。』」
グラム 「うむ、一人では二度と来ない。」
DM 「『まぁ、よかろう。』」
グラム 「感謝する。」
DM 「『さぁ、とっとと行け。』」
 
ウォーター・ウィアードの部屋を抜けたグラムは、その後の難関もくぐりぬけ、進んで行く
 
DM 「複雑な迷路をぬけ、ヒルのうじゃうじゃいる池を抜けた君は、途中でハーフエルフの女性と出会う。
彼女の名はリーラ。 前回冒険者の一行によって落とし穴から救出された吟遊詩人だ。
彼女は君を見ると、はっとした様子で警戒します。」
グラム 「じゃあ、呼びかけてみるか。 ここは素直に…」
DM 「『(グラムの言葉を遮って)助けて! 私は何も悪くないのよ! 私はただここから出たいだけ!』(笑)」
グラム 「俺はこの先にいる冒険者に合流するように言われて来たんだ。 お前に危害を加えるつもりはない。」
DM 「『そうなのね。 じゃあ、私は行くわ。』」
グラム 「気をつけて」
DM 「『あなたもね。』 というわけで、すれ違いました。 さて通路を進んでいくと風変りな部屋にでます。
角を曲がったところの部屋は、大雑把にいって八角形の部屋で、中央に分厚い壁のような柱があります。
これまで通ってきた迷路の、ゴツゴツ、デコボコした通路とはまるで造りがちがいます。」
グラム 「そういえば、ここは霊廟だったなぁ。」
DM 「そうです、霊廟です。 今までも納骨堂とかがずっとありました。」
グラム 「すると、奥には特別な人でも安置されているのかな。」
 
<合流>
DM 「そんなわけで、ユーヌ(プレイヤー本日不在)とバーン、アレクセイは、自分たちが通ってきた通路からフルプレートの音がガッシャガッシャと近づいてくるのが分かります。」
アレクセイ・バーン 「身構えます。(笑)」
バーン 「ゼルは後ろに下がってろ。」
DM 「さて、グラムが中に入ってくると、明らかに警戒している冒険者の一行に遭遇します(笑)。」
グラム 「イアン・ターブラントに…」
バーン 「動くな!(笑)」
グラム 「…頼まれて生死を確認しに来たんだが、その様子だと問題ないようだな。」
バーン 「問題はない。」
グラム 「無事なら、あんたらを助けるように言われて来たんだが。」
バーン 「じーっ。(疑いのまなざし)」
グラム 「見ての通りの戦士だが…。」
バーン 「じーっ。」
アレクセイ 「本当のことを言っているかどうか、<真意看破>で。」
DM 「(グラムに)ちなみに、見た目としては、バーンはちっこい人間の男性。」
バーン 「『ちっこい』って言われると怒ります。(笑)」
DM 「ちっこい割には、すっごくでかいグレートソードを構えています。(笑)
アレクセイは、美少年といってもいいくらいの顔だちをした人間の少年で、あとグレイエルフのローグがいます。
それと人間のウィザードのような青年が、彼等の後ろに控えています。」
ユーヌ(バーン) 「そんな酒樽が信用できるか!(笑)」
バーン 「さて、<真意看破>してみるか。 『本当かぁ〜?』」
グラム 「まぁ、俺としてはあんたらが生きていると分かっただけでも成功になるんだがな。 この先に何があるか興味も出て来たところだ。」
バーン 「何を言われようと聞く耳もたん。(笑)」
アレクセイ 「ドワーフがこんな風なウソをつくとも思えないけど。」
DM 「グラムは<交渉>を振ってみてください。」
グラム 「<交渉>は無い…しかも魅力分マイナス2だから、6。」
バーン 「<真意看破>は…おお、20が出た!(笑)」
DM 「彼の交渉術はとてもつたないものですが、その誠意は伝わってきます。」
バーン 「とりあえず、嘘は言っていないようだ。」
アレクセイ 「じゃあ、いいんじゃないですか?」
グラム 「つたないとは何をいうか。 蛇(ウォーターウィアード)も俺を通してくれたぞ。(一同笑)」
バーン 「多分、あんまりガチガチで硬そうだったから、戦闘するのも面倒だったんだろ。(笑)」
グラム 「そうとも言える。」
DM 「正面からグラムを倒すのは相当難儀しそうですからねぇ。」
バーン 「さて、要するに、俺達と一緒に戦ってみるって事か? まだまだ先はありそうなんだが。」
グラム 「それが名誉のある戦いなら、なお望ましいんだが。」
バーン 「名誉があるかどうか、分からんがなぁ。 とりあえず、身入りはあまりなかったぞ?
と、今まで集めた者をちょろっと見せてみる。 これで目をぎらつかせる様だったら、<真意看破>したいと思ってたんだ(笑)。」
グラム 「興味がないわけじゃないが、そこまで興味は示さないかな。 ま、取り分は自分で戦ってからとることにする。」
バーン 「まぁ、何にしても荷物持ちが増えてくれたのはありがたい。(一同笑)」
アレクセイ 「(グラムに)すみません、この人、口は悪いんですよ。(笑)」
バーン 「態度も悪いぞ。(笑)」
DM 「ゼルも『助かります。 私も呪文書より重いものは持った事がないので。』(笑)」
バーン 「でも、結構呪文書って重いんだよなー。」
DM 「3ポンドくらいありますよ。」
バーン 「だと、1.5kg弱か。 日本刀くらいあるぞ。(笑)」
アレクセイ 「重いですねぇ。(笑)」
DM 「『新しい仲間も増えたことだし、これでより私の安全も増えるというもn…じゃあ、先に進みましょうか!』(笑)」
バーン 「(ゼルに)いつものことながら素直だな。 ポンポンと肩をたたく。(笑)」
DM 「『私は欲望に忠実なんです。』」
 
先に進んだ一行は、次の部屋の入口付近に落とし穴とホブゴブリンの死体を発見する。
   
<霊廟の番人達>
DM 「ここは大きな風変りな形の部屋で、中からは血とハラワタの臭いがします。
君達のすぐそばにはホブゴブリンが倒れています。
体が変な風にねじ曲がっており、明らかに死んでいます。」
グラム 「魔法でやられたのか?!」
DM 「床に点々と残る黒いシミの先、臭いのする方を見やれば、部屋の真ん中付近にもう一体倒れているものがあります。
その脇にある瓦礫の山は、もとはテーブルか椅子であったものでしょうか。」
グラム 「そのテーブルも捻じ曲げられて壊されている?」
DM 「いえ、普通に壊されてくずれたものです。」
バーン 「ものすごく力の強いモンスターがいる可能性もあるんじゃないか?」
DM 「さて、部屋の北には両開きの石の扉だったと思しきものが粉々に砕けて転がっています。
扉がはまっていただろう場所は、ぽっかりと口をあけており、その先に階段らしきものが見えます。
この部屋で一番目につくのは、大きな明るい色の金属の像で、南東と北西に1つずつ立っています。
いずれの像も胸に扉のような蓋があり、蓋の周りには乾いた血の跡が見て取れます。」
グラム 「拳に血とか脂はついてます?」
DM 「ついてませんね。」
グラム 「落とし穴が、部屋の入口でなく、普通通らないような場所にあるのもおかしい。」
バーン 「ここ造った奴って、落とし穴を設置するセンスが変だからな。(笑)
とりあえず、入口付近のホブゴブリンの死体を調べてみようぜ。」
DM 「では、ユーヌがホブゴブリンの死体に触ると、像の蓋がパカッと開きます。
そして2体の像の口からモアモアと煙のような、小さいクリーチャーの集まりを吐きます。
それはまるでひとりでに動く煙のようで、全体の形は人に似て、目を光らせています。」
グラム 「まさか、像からクリーチャーが出てくるとは。(笑)」
DM 「さて、口からのみならず、先程開いた像の胸の蓋からも何ものかが出てきますよ。
南東の像から出てきたのは、大体人の形をした小さなクリーチャーで、体は石でできているようですが何か黒ずんだものが体中にこびりつき、目は爛々と燃えています。
四肢の先はいずれも棘か杭のようにとがっており、うち2本を使って、相当の速度で走ってきます。
さらに北西の像から出てきたのは、姿は動物に似て体の色は金属の光沢を帯びた黒。
犬か猫のような4本の足で走り、体と不釣り合いに大きい口には、鋭い歯がびっしりと並んでいます。
こちらも、体中に黒ずんだ血がこびりついています。
そして、人型のものも動物型のものも、以前の戦いで傷を受けているようです。」
アレクセイ 「このホブゴブ達と戦ったのかな?」
グラム 「再生してないんだなぁ。」
DM 「と、いうわけで、戦闘になります。 イニシアチブ順にどうぞ。」
アレクセイ 「ユーヌ21、ゼルギウス20、バーン19、アレクセイ15、グラム4ですね。」
DM 「モンスターの識別は<神秘学>でどうぞ。 まず人型から。(出目を聞いて)バーンとアレクセイは分かりますね。
『ハリアー』と言う名前で、体中に生えた棘で攻撃してきます。 特殊な能力は無いようです。
動物の方は(出目を聞いて)またバーンとアレクセイですか。 名前は『アソールター』。
見たとおり噛みつきで攻撃してくる人造クリーチャー。
最後、小さいのは(出目を聞いて)アレクセイが知ってますか。 『ディストラクター』という人造です。
こっちは噛みつきで攻撃してくるのですが、大したことはないのは分かります。」
アレクセイ 「と、言うわけですね。 前に書物で読んだ事があります。」
DM 「さて、ハリアーが14。 アソールターが24。 ディストラクター2体はたったの27(笑)。」
アレクセイ 「『たったの』ですか。(笑)」
DM 「最初のディストラクター2体はそれぞれアソールターとハリアーの命中に対して”援護”します。
成功と、失敗。(笑) 次はアソールターは移動して終了。」
ユーヌ 「レイピア+1で攻撃して5フィート後退かな。 ディストラクターに命中してダメージが5点。」
DM 「ディストラクターは1体やられました。」
グラム 「え?5点で?」
DM 「ええ(笑)。 ゼルは『もう1体倒れたようですから、私は何もしなくても…(笑)』」
バーン 「待機しますよ。 ハリアーが近寄ってきたら攻撃。」
アレクセイ 「”マジック・ウェポン”をグラムにかけます。 この戦闘中、グラムの武器は魔法の武器扱いで。」
DM 「ハリアーは…突撃するしかないですね(笑)。」
バーン 「じゃあ、待機発動して斬りまーす。 しかし、敵から一撃喰らうまでは当てられないんだよなー。」
グラム 「呪いか、何か?」
アレクセイ 「ただのジンクスです。(笑)」
バーン 「(ダイスを振って)…ふっ。(外れたらしい)」
DM 「じゃあ、バーンに攻撃いきまーす。 AC27まで。 4点のダメージ。」
バーン 「痛っ。 あてたな。(笑)」
グラム 「さて、ハリアーに攻撃して…あ、2だ。 外れ。 ちなみに隣にいるユーヌとバーンは+1の盾ボーナスを得る。」
バーン 「特技の<盾の友>か。 いいな。 このままヒマワリにしてやるか。」
DM 「先頭に戻ってディストラクチャーは…することがないんだよなぁ。 ”援護”しますが失敗!(笑)
アソールターは移動して終了。」
ユーヌ 「レイピアで攻撃して、ハリアーに命中。 3点。」
DM 「ゼルは様子を見ます。」
 
(ここでユーヌのプレイヤー到着)
 
ユーヌ 「おまたせしましたー。 で、勝った?」
バーン 「何に?(笑)」
DM 「一応、説明しておきましょうか。(笑)」
 
説明を終え、プレイ再開。
 
DM 「行動はアレクセイからですね。」
アレクセイ 「特にすることがないので、ハリアーがバーンの脇を抜けて入ってきたら攻撃できるように、待機だけしておきます。」
バーン 「で、攻撃は外れか。」
ユーヌ 「”大業物”つかってるんだっけ?」
バーン 「そう。」
ユーヌ 「あー、普通の攻撃だったら当たってたかもしれないのに。(笑)」
バーン 「いいんだよ。(笑)」
DM 「ハリアーは身軽なところでも見せようか。 なんと”軽業”! あれー、失敗したー!(笑) グラムとバーンは”機会攻撃”をどうぞ。」
グラム 「命中だ! 11点。」
バーン 「AC17は?」
DM 「外れー。 <強硬突破>がありますからね。」
バーン 「なにー?!(笑)」
DM 「しかし、”軽業”失敗するかなぁ。」
アレクセイ 「瑞山堂さんはDMやると途端に出目が悪くなるもんね。(笑)」
DM 「そうなんですよねー。(笑) ”軽業”は止められましたが、ハリアーはグラムの背後に移動して攻撃します。」
アレクセイ 「でも、そこはこちらの待機攻撃の範囲内なんだよね。」
DM 「なに、このタコ殴り状態。(笑)」
アレクセイ 「バーンと挟撃になるからAC18。」
DM 「外れ…ああいや、機会攻撃じゃないから<強硬突破>が効かないので命中!(笑)」
アレクセイ 「じゃあ、3点。(笑)」


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