山形でTRPGやっちゃうよの会 第4回
【大帝王の墳墓−2−】

 

<休憩ポイント−フレスコ画の部屋−>
DM 「さて、前回の続きから始めましょうか。」
バーン 「うん。 ダンジョン内部の部屋で休憩をとったところからだったよね。」
DM 「ええ。 一応おさらいとして、ここへは2段階の目的を持ってきました。
1つは行方不明者の捜索。 これは行方不明者5名のうち、4名が死亡していた事を突き止めて、生存者のティラが町に帰還しています。」
ユーヌ 「第1の目的は達成してるんだ。」
DM 「第2の目的は、この霊廟を荒らす者を駆逐する事。 これは今やっているところですね。」
アレクセイ 「そうそう。 霊廟を荒らす人がいるんだったら、やっつけないと。」
ユーヌ 「ところで、前回よさげなスタテッド・レザーを手に入れたんだけど、アレク着てみねぇか?」
アレクセイ 「それ着ると、中過重になるんですよ。」
ユーヌ 「でも、今はレザーだろ? ちょっと心もとないんじゃないかなぁ。」
DM 「そうですね。」
アレクセイ 「ユーヌも使えるんじゃないの?」
ユーヌ 「俺は+1と鑑定済みのスタテッド・レザーを着てるからね。」
アレクセイ 「じゃあ、使ってみようかな。 部屋にたくさんあるついたての向こうで着替え着替え。」
ユーヌ 「高品質だから、判定のペナルティなんかはレザーと変わらない。」
アレクセイ 「へー。」
DM 「それを着たならば…未鑑定なので、敵の攻撃を受けたならばACが1だけ余分に増えているような気がしたと思ってください。(笑)」
アレクセイ 「はーい。 これでACが16になりました。」
DM 「ええ、ACは上げておいた方がいいですよ、今回は。(笑)」
アレクセイ 「えっ?」
ユーヌ 「奥に行けば強敵が出てくるのはセオリーだよね。(笑)」
DM 「この部屋には奥に続くと思われる扉が2つ。」
ユーヌ 「寝る前に探索はしておいたことでいいよね?」
DM 「ええ。 罠は見つからなかったということで。 ただし、片方には封印がしてあります。
魔法ではないようなんですが、内側からつっかい棒でもされているように扉が開かない。
打ち壊すには、難易度28の<筋力>判定が必要です。」
ユーヌ 「それは、無理。」
DM 「もう一方は、どうやら反対側から鍵がかけられているようです。」
バーン 「扉の方はどうしようもないんだから、鍵のかかっている方、何とかなりそうか?」
ユーヌ 「ん。 <解錠>だね。 +10で…27。」
DM 「お、開いた。」
アレクセイ 「すごい。」
ユーヌ 「入る前に<聞き耳>しますよ。 出目10を使って達成値20。」
 
<水蛇の部屋>
DM 「中から水の流れるような音が聞こえてきますよ。」
アレクセイ 「水?」
DM 「それ以外は聞こえません。」
ユーヌ 「何か、水系の罠とかね。 注意深く開けてみようか。」
バーン 「そうだな…って、そういえば明かりはどうしてるんだっけ?」
アレクセイ 「陽光棒ならありますけど?」
ユーヌ 「松明もあるよ? 全部合わせて20時間くらいは持つけど…。」
バーン 「この先も長いとしたら不安だな…。 納骨堂あたりの明かりはどうなってたんだっけ?」
DM 「消えずの松明とかが、かけられていたんですよ。 場所によっては魔法の明かりもありましたが。
戻ろうと思えば戻れますよ?」
バーン 「それってこの霊廟の備品?」
DM 「いえ、町の人たちがかけて行ったものなので、町の共有物のような扱いで。」
ユーヌ 「よし、借りよう。」
アレクセイ 「借りましょう♪」
バーン 「魔法が消える部屋とかがないといいな。(笑)」
 
上の階から明かりを借りた一行は、水の音が聞こえた部屋に足を踏み入れる。
 
DM 「ここは部屋の中央に、東から西へ早い水が流れています。
洞窟内の地下水脈というよりも、きれいに整備された水路と言った感じですね。
ただ、そのせいか空気は湿っぽく、床や壁にも嫌なにおいのするカビやキノコが生えてヌルヌルします。
水路には、幅の狭い橋も渡してあります。」
ユーヌ 「先頭にたって、下りて見る。 危険はないかな?」
DM 「水路に近づいて行くと、前方に少し高くなったバルコニーのような張り出しが見えて、そこからこの部屋を見渡せるような作りになっています。
この部屋は、これまでの部屋よりも床が低い所にあって、温度も低いです。
高低差15フィートくらいですね。
傾斜の急な階段がバルコニーの西の端から下の床まで続いており、階段の上には閂をかけて閉められた石の扉も見えます。

水路の南北には、像がずらりと並んでおり、いずれも何ものかを褒めたたえるかのように、抜き身の剣を高く掲げています。
うち、水路の南岸にある2体は壊れており、そのそばに2体の人型生物の死体が倒れています。」
ユーヌ 「これって、何の死体?」
DM 「ヴァラグですね。 ゴブリンの親戚。」
ユーヌ 「どうして死んでいるのかは分かる?」
DM 「近寄って調べてみないと、わかりませんね。」
バーン 「しかし、近寄ると、こいつらを殺した奴らがやってくるんじゃないか?」
ユーヌ 「その可能性はあるね。 …石像が壊れた原因と言うのはわかる?」
DM 「少なくとも最近打ち壊されたわけではないことが分かります。 おそらく古くなって自然に崩れたのでしょう。」
ユーヌ 「それならいいんだ。 ヴァラグと闘って、剣で壊されて相討ちになったのだったら嫌だなと。(笑)
スタチューとは戦えません。」
アレクセイ 「剣だと分がわるいですね。」
バーン 「でも、用心深く進むしかないでしょうな。」
 
ユーヌが先行してヴァラグの死体を調査する。
 
DM 「なんで死んだのか知りたければ<治療>を、何か持っているか知りたければ<捜索>をどうぞ。」
ユーヌ 「<治療>なんて振ってないよ。 ここは平目で…18です。」
DM 「いい目がでますね。 死んで間もない死体で、死因は凍死です。」
ユーヌ 「えー?!」
アレクセイ 「ここの気温が低いから?」
DM 「いえ、凍死するほど寒くはないですよ。」
ユーヌ 「なにか、トラップでもあったか?」
バーン 「ここは”ディテクト・マジック”をかけてみようぜ。 使った。」
DM 「すると、2体の死体が持っていた袋の中にポーションのようなものがそれぞれ反応しますが、それ以外は反応なし。」
バーン 「魔法のトラップってわけじゃないようだなー。 とりあえず、ユーヌ、死体の袋の中にポーションみたいなのが反応してるぞ。」
ユーヌ 「そいじゃ、漁ってみますか。」
DM 「いつもの高品質のシミターに高品質のスタデット・レザーが、反応します。
それにショートボウとアローが2本。 ”ポーション・オブ・キュア・ライト・ウーンズ”1本。
霊廟で奪ったらしい装飾品等々をもっていますね。」
アレクセイ 「これはあとで返さないと。」
ユーヌ 「いや? ボクらは”善意の第三者”ダヨ?」
バーン 「正直、こういうのに関しては持って行ってもいいだろ?」
DM 「そういうのを、200gp相当持っていました。」
アレクセイ 「やっぱり、返そうよ?」
ユーヌ 「いや、まだアレクセイは気付いていないんだから、こっそり戦利品袋にいれちゃうよ。(笑)」
アレクセイ 「う、この位置からでは見えない。(笑)」
DM 「さて、このあたりの床の方々にはカビやキノコが密生をしており、滑りやすくなっていますので<軽業>と<平衡感覚>の難易度が+2されます。
あと、疾走や突撃を含む行動は難易度10の<平衡感覚>が必要。
なお、ユーヌにはあちこちでこの床を踏み荒らした跡が残っていることが分かります。
また、バーンは<生存>をどうぞ。」
バーン 「22です。」
DM 「それだと分かりますが、大勢の人型生物が東から西へこの部屋を通って行き、途中で足を止めて、水路の中から出てきた何者かと戦ったことが分かります。」
ユーヌ・アレクセイ 「えー?!」「んー。」
DM 「この痕跡を残した者たちは、明らかに大急ぎで部屋を逃げ出していますね。」
アレクセイ 「倒していったわけじゃないんだ。」
バーン 「大勢って、どのくらい?」
DM 「10人前後といったところですね。」
バーン 「そのうちの2人がここに倒れているわけだ。 宝物も置きっぱなしってことは、やはり制圧はしていないんだろうな。
戦闘になるかもしれないから、全員で橋の所に行こう。」
DM 「はい。 透明な水でできた綺麗な蛇が、水路から鎌首をもたげたかと思うと、水泡のはじけるような音を立て、それはまるで言葉を話しているようにも聞こえます。
『また、余所者がやってきたな。 来た道を戻るがよい。 さもないと、馬鹿な事をした報いを受けるぞ。
お前たちよりも前にきた者どもも、そうなったのだ。』」
バーン 「…まずは、魔物判定でもしてみるか。」
DM 「そうですね、<知識(次元界)>でどうぞ。」
バーン 「21−。」
DM 「バーンには分かりますね。 あれは”レッサー・ウォーター・ウィアード”と呼ばれているクリーチャーの一種と思われます。
占術をよくし、しばしば有益な助言を与える。
これは”ウォーター・ウィアード”の幼い姿であり、人に似た姿をした大人のウィアードと異なり、水蛇のような姿をしている。
基本的には水に関係した次元界の来訪者で、言語を有するあらゆるクリーチャーと意思疎通が可能です。」
バーン 「意思疎通が可能って事は、交渉もできるってことだよね?」
DM 「そうですね。 少なくとも話をすることは可能です。 またエレメンタルなので”真なる中立”属性です。」
バーン 「ちょっと、呼びかけてみるか。 『ウォーター・ウィアードよ、ここを踏み荒らしていった連中は、この近くの町に危害を与えている連中で、俺達はそいつらを追ってきただけだ。 あんたの住処を荒らすつもりはない。』」
DM 「『あの連中の、敵だというのか?』」
バーン 「『そうだ。 だから通してもらえないか。』」
DM 「では、<交渉>を振ってみてください。」
バーン 「<交渉>は苦手なんだよー。」
ユーヌ 「いや、ここは振るように言われるだろ。(笑)」
アレクセイ 「がんばれ、がんばれー!(笑)」
バーン 「<交渉>はマイナス1なんだぞ。(笑)」
ユーヌ 「なんてぞんざいな話し方だ。(笑)」
バーン 「でも18!」
DM 「またいい目が出てますね。 『私を脅かしたあの者どもを追うというのなら、お前達に幸いがあるように。 
さぁ、立ち去るが良い。 と言って水中に退きました。』」
アレクセイ 「おおー、バーンすごい。」
ユーヌ 「立ち去れって言ってたけど、通っていいって事だな。」
DM 「通りたきゃ勝手に通れって感じです。」
バーン 「『そなたに、感謝を。』」
 
レッサー・ウォーター・ウィアードの説得に成功した一行は、次のエリアへと進む。
 
<英雄の墓所>
DM 「この部屋は、南東から北西へと延びる広い通路のようになっています。
東の壁にはそれぞれ別の人物をかたどっており、いずれも納骨堂の扉の前に立っています。

一番手前は人間のウィザードで、手にした杖を高く掲げています。
その隣はドワーフのクレリックで、モラディン神の聖印を突き出しています。
その隣とまた隣は双子のようによく似たエルフで、1人は弓の狙いをつけ、もう1人は左右の手にレイピアとダガーを構えています。

通路の北の端、石の扉の左右には立つ像は黒いオニキスでできているように見えます。
いずれも人間の戦士を象ったもので、扉の前でハルバードを交差させています。
また、西の壁の中央付近にも石の扉が1つあります。」
ユーヌ 「床に足跡はついてる?」
DM 「湿ったカビやキノコを踏み荒らすように、新しい足跡がついていますよ。」
バーン 「その足跡はどっちに行ってます?」
DM 「<生存>判定をどうぞ。」
バーン 「9だった。」
DM 「では、大勢が北西へと行ったという事だけが分かりますね。」
バーン 「なるほど。 特により道はしていない風?」
DM 「おそらく。」
バーン 「(他のメンバーに)立ち止まった奴くらいはいるかもしれないが、みんなあっち(北西)に向かったようだぞ。」
アレクセイ 「通路の真ん中あたりで像が動き出したら怖いので、できれば”ディテクト・マジック”を。」
バーン 「使ってみるか? 一応、戦闘の跡はないから大丈夫とは思うけど、念の為だ。」
DM 「はい。 では像のそばにある納骨堂の扉には全て魔法がかかっています。 <呪文学>をどうぞ。」
バーン 「達成値は10。」
DM 「じゃ分かんないですね。」
バーン 「(他のメンバーに)なんか、魔法がかかってるぞ。 像は反応ないんだよね?」
DM 「無いですね。」
ユーヌ 「じゃあ、手にした武器はあくまで像と同じ材質なんだね?」
DM 「ええ。」
ユーヌ 「じゃあ、西にある石の扉だけ調査してみるか。 連中は何か情報を持っているから開ける必要がなかったのかもしれないし。」
DM 「鍵はかかってないようです。」
ユーヌ 「出目10で<聞き耳><視認>を。」
DM 「特に反応はないですね。」
ユーヌ 「よし、”ディテクトマジック”の効果が切れないうちに開けよう。」
DM 「開けると、中には真っ暗で魔法の反応があります。 ユーヌは<視認>を振ってみてください。」
ユーヌ 「26です。」
DM 「26?! 背の高い、なにやらネズミのような人型生物が隠れていました。 <知識(地域)>があれば振っていいですよ。」
ユーヌ 「あるよー。 +8で19が出たから27まで。」
DM 「あれは元はホブゴブリンだったようだが、”ワーラット”って奴だろう。」
バーン 「嫌な奴がでたなー。(笑) ライカンスロープ病とか、うつされないといいけどな。」
DM 「一応解説しますが、”ワーラット”と言うのはライカンスローピィという呪いにかかった人型のクリーチャーの事です。
本来の種族の姿では、他と全く同じように見えるが、生まれつきライカンスロープの者や、ライカンスローピィにかかって長い時間が経過している者は動物形態を彷彿させる特徴を備えています。

で、このクリーチャーは鼠っぽいホブゴブリンだと思ってください。
なお、ライカンスロープに罹患した者は、”ダメージ減少/銀”を持っていますので、銀の武器でなければ有効なダメージを与えられません。」
ユーヌ 「D&Dは3版になってから魔法は銀の上じゃないんだよなー。」
アレクセイ 「魔法の武器では銀の代用ができないって事?」
ユーヌ 「そうそう。」
DM 「さらに、”ライカンスローピィの呪い”と言って接触によって、この呪いは感染します。」
ユーヌ 「<頑健>セーブか。 俺は無理だ。」
アレクセイ 「同じくー。」
ユーヌ 「クレリックが<頑健>無理でどうする!(笑)」
アレクセイ 「そんなこと言ってもー。(笑)」
DM 「という知識が、ユーヌの脳裏に浮かぶ。」
ユーヌ 「『やべ、ワーラット!』がしゃっと閉める。(一同笑)」
DM 「『あ、こればれたかなー?』と、こっちも分かりますね。」
バーン 「光ってたのは、ワーラットだったのか。」
DM 「ええ。 ただしワーラット自身は”ディテクトマジック”に反応しないので、身につけていたものが反応したんでしょうね。」
バーン 「魔法の物持ってたぞ。 ユーヌ、どうする?」
ユーヌ 「ワーラットには勝てない。」
アレクセイ 「銀の武器は持ってませんし、ねぇ。」
ユーヌ 「まぁ、ダメージ減少だから、それ以上のダメージを与えれば、抜けるかもしれないが。」
DM 「5点か10点減らされます。」
アレクセイ 「そんなに?」
バーン 「さ、帰ろうか?(笑)」
DM 「あとは攻撃呪文くらいですかね。 『私は攻撃呪文なんて、持っていませんがね!』とゼル。(笑)」
ユーヌ 「こらこら。」
DM 「できるとしたら、転ばせるとか、巨大化させるとか。 …”マジックミサイル”ならありますが。」
バーン 「やはり、今見たことは忘れようか。」
ユーヌ 「でも、鍵はかかってなかったんだよね?」
バーン 「てことは、出てこようとする? 扉の前で構えて、少し待ってみるけど。」
DM 「今のところ、出てくる様子はないですね。」
ユーヌ 「帰りに出てきたり、後ろから追いかけてくることもあり得るが…ワー・クリーチャーになったからといって知性が失われるわけではないので、交渉の可能性もゼロではない。
メリットがあるかどうか分からないけど。」
バーン 「んー。」
ユーヌ 「(バーンに)瞬殺できる?」
バーン 「どうやって?」
ユーヌ 「色々増やして、噛まれないように。」
バーン 「噛まれないように、ってのは難しいだろう。」
ユーヌ 「後顧の憂いを絶つか、先に進むか…」
バーン 「後顧の憂いを絶つなら、正面から斬り合うしかないじゃん。
全力で回復支援をしてくれるなら、”ブレード・オブ・ブラッド”を使いまくってやっつけるぞ。」
ユーヌ 「その間に、何回噛まれるか…ってやつだな。」
アレクセイ 「”スピチュアル・ウェポン”ならば、普通に傷つけることもできますね。」
バーン 「取ってる?」
アレクセイ 「ええ、ハイローニアスの領域呪文ですから、覚えてきてますよ。」
バーン 「こんなところでハイローニアスが生きるのか。(笑)」
DM 「とすると有効打はバーンの剣と、”マジックミサイル”と”スピチュアルウェポン”ですね。」
ユーヌ 「いや、”錬金術師の火”もあるよ。」
DM 「さすが、抜かりない。」
ユーヌ 「でも、勿体ないから酸にしようかなぁ。(笑)」
  
話し合いの結果、一行はワーラットとの戦闘を決意する。
 
DM 「では、イニシアチブ順に行動どうぞ。 まずはユーヌから。」
ユーヌ 「ドアを開けた。」
DM 「あけたら、すぐそこにワーラットがいました。 ここで聞き耳を立ててましたからね。 『あ、開いた!』
ちなみに、黒い革に黒ずんだ鉄の鋲を打ちこんだスタデット・レザーを着て、黒い外套と長い髪の毛を後ろに引いて背景の黒に溶け込む中で、白く輝くのは手にしたレイピアと突き出した白い歯。」
ユーヌ 「じゃ、普通に攻撃して5フィートステップで下がろうかな。 命中して、相手が立ちすくみだから”急所攻撃”込みで15ダメージ。」
DM 「5点とおりました。」
ユーヌ 「ぐ、10点減少か!」
DM 「銀武器じゃないですよね?」
ユーヌ 「もちろん、銀武器じゃないです。(笑)」
バーン 「では、”レイ・オブ・エンフィーブルメント”。 遠隔接触攻撃で、AC25で命中。 筋力を6点減少。」
DM 「6!? ちょwうわ、ひでぇ、これ。(一同笑) 次はこっちの番だけど、重さとか大丈夫かな。」
アレクセイ 「さて、どうするんだろ。」
DM 「どうするも何も、頑張りますよ!(笑) 5フィートステップして、移動アクションで…ユーヌは<真意看破>どうぞ。」
ユーヌ 「”フェイント”でもかけてきたか?! 11しかない。」
DM 「お察しのとおり、フェイントでした。 これが成功したので、ユーヌは敏捷力ボーナスを失います。
で、レイピアで攻撃しますよ。」
バーン 「噛まれるよりいいな。」
ユーヌ 「ACは、14になっちゃってます。」
DM 「よし、(攻撃ロールを振って、出目は1。)…外れ?! えー、折角フェイントしたのにー。
きっとフェイントしすぎて、攻撃しそこねたんですよ。(笑)」
アレクセイ 「”スピチュアル・ウェポン”。 ロングソード”ジャスティス・ブリンガー(アレクセイが信仰する神格の武器)”行きます。 けど、外れ。」
DM 「ゼルギウスはソーサラースロットから”グリース”を使って、相手を転ばせようとしますが、<反応>セーブは成功されて、立っています。」
ユーヌ 「んじゃ、先頭に返ってと、バーンの命中に”援護”して成功。」
DM 「次バーンの攻撃は+2ですね。」
ユーヌ 「そして、機会攻撃を避けるために<軽業>移動。 16で成功。」
バーン 「”ブレード・オブ・ブラッド”をかけて攻撃しますよ。 HPを5使って+3D6にします。 攻撃して、アクションポイントを使ってもAC13まで!」
DM 「それは、当たらないですね。 で、こっち。 『ああ、重い、鎧が重い』(笑)。 バーンにフェイント。 <真意看破>をどうぞ。」
バーン 「19!」
DM 「あ、失敗した。 では普通にレイピアで攻撃して、今度は命中! よぉし。 ダメージMAX! 6出てるけど…4点。(一同笑)」
アレクセイ 「”スピチュアル・ウェポン”の攻撃は命中してMAXの9ポイント!」
DM 「結構きますね。 ゼルは”マジック・ミサイル”を撃ちます。 5ポイント。」
ユーヌ 「ダメージ減少10とは…銀のダガーくらい持っておくべきだったなぁ。 さて、”機動戦闘”をかけてAC15まで。」
DM 「当たりませんねー。」
バーン 「よし、ますます死にかけるが、”ブレード・オブ・ブラッド”をかけて命中! 28点!」
DM 「すると18点食らって、累計ダメージが37点…。 HPマイナス10を超えてお亡くなりになりました。(笑)」


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