カルカメデスの夜歩き あとがき
キャラクターシート: アーシュラ アンナ キース リュニ ロック



「カルカメデスの夜歩き」セッション全8回、プレイヤーのみなさん、完走お疲れ様でした。

このシナリオはPaizoの「パスファインダー・ソサエティ・シナリオ」の中に掲載されているものになります。
残念ながら和訳はされていないのですが、大量のシナリオが公開されており、もうこれだけで一生遊べるんじゃないかと思えるほどです。
しかも、PDF版の1つが約4ドル。リーズナブル。
シナリオ用のマップも付属していますので、オリジナルのシナリオを作る場合にも、そこだけでも役に立つことがあります。

また、冒険の背景として、ゴラリオンの世界観が伝えられたりしていますので、ほかのシナリオでちょっと齧ったことと知識がつながって、翻訳していて楽しい部分もありました。

本来1日分の尺のこのシナリオですので、実はもっと短く終わらせることもできました。
第1回~第3回の中盤までの部分はキャラ同士なじんでもらうためだったり、キャラの動きを見るためだったりするため、私が勝手に付け足した部分です。(チュートリアル戦闘とか、舞台の説明しながらお祭りとか)

プレイヤーの皆さんがそれに乗っていただいたおかげで、RPも盛んだったので、私としてはGMをしながら楽しませていただきました。
楽しみすぎて、スクリーンショットを忘れる場面もあるほどw
…プレイヤー同士の掛け合いがうまくっているのって、いいですよね!

さて、本編ではカルカメデスが勝手に、無防備に、一直線に、どんどん歩いて行ってしまうので、「慎重に、考えながら」という行軍が非常に難しいシナリオとなっていました。

PCも単に進んで敵を倒すのではなく、カルカメデスを守りながら戦う必要があり、「動き回って敵にダメージを蓄積させ、やがて倒す」という戦術はほぼ無理でしたので、アーシュラのように「自分の後ろには決して行かせない防御力を持つ」ことを選択したり、ロックのように「ダメージを貰わずに少しずつ敵を倒すのではなく、ダメージを貰ってでも大ダメージを叩き込んで早期に倒す」ビルドを選択することになったのだと思います。実際、この2人の選択は有効に機能してましたね。

また、本来魔法で自分を強化して戦うのが得意なインヴェスティゲイターのアンナが、早めにそれをあきらめて前に出たことでカルカメデスが助かったり、「セオリーである”弱らせる”よりも、このシナリオでは敵を叩く」を選択したキースの戦術が効果的だったり、カルカメデスが受けるダメージを、回復役である自身が一部引き受けるというリスクを背負って守りぬいたリュニの選択が、ミッションを成功に導いたんじゃないかと思います。

敵役はそれなりに強化していましたので、下手すれば全滅しても仕方ない場面もあったはずなんですが、なんか完封されちゃいましたね。ざんねんw
次回のセッション「腐肉ヶ丘」では、見事みなさんをヨグ・ソトースの御許に送り込みたいと思いますので、どうぞよろしくお願いしますw

最後に、このシナリオのプレイを勧めて、導入部を日本語訳で紹介してくださったへんくまさん、ありがとうございました!


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