ムーンエンド・キャンペーン第一部 番外編・第1章

 

フェイグランス 「さっきのダークエルフの話だと、まだまだ敵はいる筈なのに。」
ルイ 「出てこないという事は、待ち伏せの線も考えられるということですか。」
フェイグランス 「本当に気づいていないとしたら、ラッキーなんだけどね。」
ルイ 「ですねぇ。 一応、見かけた敵はすべて倒しているわけですが…これだけ派手に戦っているんだから、洞窟内に音が反響していてもおかしくないです。」
DM 「と、そこでフェイグランスは不意打ちチェック。」
フェイグランス 「およ、失敗だ。」
DM 「洞窟の天井から、脚が八本、目が八つ、体長は1mをこえる化け物が落ちてきて、フェイグランスの背中に取り付いた。」
フェイグランス 「うわー、気持ち悪い!」
ルイ 「クモの一種ですか。 それにしても巨大な。」
フェイグランス 「クモ?!うへぁはぁ。」
ルイ 「何を、奇声を上げてるんですか。 森に住んでいたなら、クモくらい珍しくもないでしょう。」
フェイグランス 「大きさが違う、大きさが! とにかく、攻撃するぞ。」
DM 「ほい。 イニシアチブの前に、知識でチェックをどうぞ。 成功すれば、この生き物が何なのかわかる。」
フェイグランス 「成功ずらよ。」
DM 「これは『ラゴデッサ』という巨大なクモだね。 目標に取りついて噛んだり、脚で攻撃したりするぞ。 毒はない様だけど、力は強い。」
ルイ 「よーし、ふふふ。 攻撃ですよ。」
DM 「イニシアチブは…そっちか。」
ルイ 「うぉーーーっしゃ、ぶん殴るチャーンス!」
フェイグランス 「こらー!!」
ルイ 「駄目ですよ、大きな声を出しては。 ダークエルフに気づかれるじゃないですか。」
フェイグランス 「君、さっきチャンスとかいって大声だしてたじゃないか(笑)。」
DM 「クモはフェイグランスに取りついているから、攻撃が命中したら2分の1の確率でフェイグランスに命中ね。」
ルイ 「誤爆上等! ちぃ、はずれぇ!!」
フェイグランス 「とほほ、なんでこんなのと組んでるんだろ(笑)。 俺は当てたけど…。」
DM 「君の場合は、ダメージを与えられないけど、振りほどくことが出来る。」
フェイグランス 「ほっ。」
DM 「こっちの攻撃は、強靭な脚でルイに飛び掛かって、5ポイント。」
ルイ 「なんの、なんの。」
DM 「次は、こっちか。 今度はルイに取り付いた。」
フェイグランス 「おおっ!」
ルイ 「な、なんですか、その期待に満ちた目は。」
フェイグランス 「シネー!(笑) よぉっし、命中。」
DM 「(ダイスをふって)それは、ラゴデッサに当たってるなぁ。」
フェイグランス 「ちっ。 10ポイント。」
ルイ 「乱暴なエルフもいたもんです。」
フェイグランス 「人の事言えるもんか。」
 
その後はダメージを受けることもなく、2人はラゴデッサを撃退する。
 
フェイグランス 「こういった罠のことも考えておかなきゃいけないんだな。」
ルイ 「マリュータが居ないと、こういう事で徐々に体力を削られますね。」
フェイグランス 「地味だけど、役割として大きいな。」
DM 「そう。 そして牢を抜けてから、確実に時間が進んでいるよ。 もう既に1刻はすぎたものと思ってくれ。」
ルイ 「隠し扉探索したり、ドロボウしたりしてましたからねぇ。」
フェイグランス 「そういえば、そうだね。 命が懸かってるのに結構余裕かましてるな。 俺ら。」
ルイ 「行きがけの駄賃って奴です。 さ、急ぎましょう。」
 
出口を探して進む2人は、やがて通路がT字になっている地点を見つける。
 
DM 「ここには銅で出来たプレートが貼られていてね。 『右:出口』とエルフ語で書かれている。」
フェイグランス 「あれー、今までの分岐点にこんなのあったっけ?」
DM 「ないよ。 これがはじめて。」
ルイ 「プレートは新しいですか?」
DM 「プレートの素材はあまり劣化していない様だけど、暗い洞窟の中だからそう見えるのかもしれない。 あと、このプレートの上あたりに、拳くらいの大きさの穴があいていて、その奥に鏡が見える。」
ルイ 「鏡ですか…。もしかして、外の風が若干でも吹き込んでます?」
DM 「うん。 かすかに外の匂いがする。」
ルイ 「なるほど、ではこれは明り採り用の穴ですね。 おそらく鏡で反射させてここまで光を運んでいるのでしょう。」
フェイグランス 「凝ってるなぁ。 …よし、穴にゴミ詰めていこう♪」
ルイ 「既に悪戯魔ですね(笑)。」
フェイグランス 「さーて、どっちに進もうかなー。(上機嫌)」
ルイ 「そうですね。…左にいきましょう!」
フェイグランス 「右じゃなくていいの?」
ルイ 「罠ならかからずに済みますし、罠でなければ族長の部屋をいじってみたい気がしますので。」
フェイグランス 「いい性格してるよ(笑)。」
DM 「通路は真っ直ぐ進んで、右に折れる。 そこから少し進むと、左手に曲がる通路と、直進する通路があるよ。」
ルイ 「地面に、最近通ったような足跡はありませんか?」
DM 「地面は硬い岩盤で出来ているので、足跡を見つけるのは難しいね。 靴についた泥が落ちた跡などはみあたらないようだ。」
フェイグランス 「じゃあ、その分岐まで進んで両方の通路を覗き込んでみよう。」
DM 「はい、どちらも少し進んだあと、扉になっている。 左手に曲がったところにある扉は、木製の板に頑丈そうな金属で補強されたもので、正面の方は只の木を組み合わせて作った扉になっている。」
ルイ 「察するに、このあたりは居住スペースで、左が族長、右が下っ端用ですね。 うんうん。」
フェイグランス 「この辺にラクガキでもするかい?」
ルイ 「そんな、子供じゃないんですから。」
フェイグランス 「君、さっき思い切りやってたじゃないか(笑)。」
ルイ 「そんな昔の話は忘れました。」
フェイグランス 「まぁ、いいや。 これからどっちにいく?」
ルイ 「そんな先の事は分からない…(フェイグランス「(蹴)」)って、いったぁー! いたいですよ。」
フェイグランス 「ハードボイルドごっこは、ここから抜け出した後にしてくれ。」
ルイ 「もう、乱暴なんですから。 それじゃあ正面に行ってみましょうか。」
フェイグランス 「あいよ。 扉の前に立つけど、中から音は聞こえる?」
DM 「(ダイスを振って)聞こえるね。 椅子を動かしているような、木が石をこするような。」
フェイグランス 「扉を蹴破って進入!」
DM 「ほい、中は広い部屋になっていて、戸棚や椅子、テーブルなどが並んでいる。 そして君達が入ってきた扉の反対側の壁のそばにはテーブルや家具を積み上げて作られたバリケードがあり、その前に女性のダークエルフ4人が立っている。」
ルイ 「あれ、男達はさっきまでで全部倒しちゃったんでしょうかネ。」
フェイグランス 「男達は入り口の方で待ち伏せしてるんじゃないかな。 でも、エルフとかダークエルフは女性でも男と同じくらい強いから、油断してると危ないよ。」
ルイ 「そうですね。 でもなんでバリケードを作っておきながら、その中に入らないんでしょう?」
フェイグランス 「そうだねー。 入りきらなかったわけじゃないよね?」
DM 「うん。 その気になれば、残ったテーブルとかでもっと大きなバリケードも作れそうだ。 そして、向こうは攻撃してくるので、イニシアチブ。」
フェイグランス 「そっちからだ。」
DM 「ダークエルフの4人は、いずれも若く、人間でいえば全員18〜30以内くらい。 これはルイには分かりづらいことなんだけど、エルフのフェイグランスには分かるね。」
フェイグランス 「エルフは若づくりだからな。」
DM 「その4人がそれぞれ戦闘準備をしている。 またバリケードの向こうから、人間でいえば40くらいのダークエルフの女性が、弓を撃ってくるね。 さて、前衛はそれぞれA、B、C、Dとして、Aがミラーイメージで2体出現。 BとCが剣を抜いて向かってくる。 Dはマジックミサイルで、フェイグランスに5ポイント。 バリケードの中のEはルイ弓で…外れか。」
ルイ 「た、確かに強そうです。」
フェイグランス 「でも、こっちの番でスリープ! バリケードの中に。」
ルイ 「私は前衛の4人にホールド・パーソンです。」
DM 「スリープは、ダークエルフEがその場で眠りに落ち、またバリケードの中からも次々に倒れる音が聞こえる。 但し、音が小さい。」
ルイ 「なるほど。 ホールドパーソンの方はいかがです?」
DM 「4人中、3人がセーヴィングに失敗して固まっている。 どうやら相手のレベルはそれほど高くなかったみたいだね。」
フェイグランス 「相手の様子はどう?」
DM 「急に不利になったことで、狼狽の色を見せるが、それでもなお向かってこようとしている。」
フェイグランス 「それは、それは。」
DM 「次、イニシアチブ。 そっちか。」
フェイグランス 「それじゃあ、ルイは確認よろしく。 残ったダークエルフにみねうちで8ポイント。」
ルイ 「了解です。 私はバリケードの中を覗きに行きます。 おそらくダークエルフの子供たちでも居るんでしょうけど。」
DM 「ほい。 フェイグランスの攻撃を食らった相手は昏倒する。 で、バリケードの中はルイの予想どおりだね。」
ルイ 「でなければ、わざわざバリケードの前で戦う意味がありませんからね。」
フェイグランス 「流石に、女子供は殺せないやねぇ。 弱かったし。」
ルイ 「父親の方を倒した相手からは、そのうち復讐されるかもしれませんがね(笑)。」
フェイグランス 「ここは、ただのアジトとかじゃなくて、生活の拠点だったのかねぇ。」
ルイ 「そんな所に私たちをほうり込むとは、最初に出てきた、あの男もいい根性しています。」
フェイグランス 「…さっきのプレートは、あの男がつけたのかもね。」
ルイ 「そういう考えもありますか。 さて、族長の部屋と思われるほうにも行ってみましょうか。」
フェイグランス 「あいよ。」
DM 「扉には、鍵がかけられているよ。」
フェイグランス 「壊せそう?」
DM 「木の部分ならね。 ただし、その騒音でさっきの子供エルフ達が起き出してくる可能性もある。」
ルイ 「うーん、向かってこられたら、面倒ですね。 倒すのは簡単でしょうけど。」
フェイグランス 「今更、殺せないぞ。」
ルイ 「よし、諦めましょう。」
フェイグランス 「代わりに、鍵穴に金属屑とか、ゴミをつめていってやろ♪ こわれろこわれろー(笑)。」
ルイ 「人が悪いですね(笑)。」
 
族長の部屋を後にした2人は、出口へと向かう。
 
ルイ 「まだ、探索していない部屋もありますが…。」
フェイグランス 「宝は手に入れたし、長居は無用だよ。 10人いるとか言っていた残りのダークエルフが女子供だったのはラッキーだったけど。」
ルイ 「あとは、族長だけですかネ…?」
フェイグランス 「さっきの人らが、戦士に加算されていれば、そう人数はいないと思うけど。」
DM 「ほい、先ほどの銅板の方向に進んでいくと、やがて風の流れを感じるようになる。」
フェイグランス 「お、外か。」
DM 「そう。 今夜の薄い三日月が仄かに夜の森を照らし出している。 どうやらここは、森に囲まれた洞窟だったようだね。」
フェイグランス 「いかにもダークエルフが好みそうな立地だね。 で、敵はいないの?」
DM 「いるんだな。 洞窟を出たところに、緋色のマントを纏い、額飾りをつけた、貫禄のあるダークエルフが部下を2人従えて立っている。」
ルイ 「出口で待ち伏せですか。」
フェイグランス 「挑発してみるか。 エルフ語で『おやおや、ダークエルフの族長サマは、これからお逃げになるところでしたか。 さぁ、我々はお邪魔をしませんから、お早くどうぞ。』って。」
ルイ 「つくづく、今日のあなたが人が悪いです(笑)。」
フェイグランス 「宿敵だから、特にね(笑)。」
DM 「しかし、族長は怒った様子もなく、『これは、おマヌケなエルフ殿。 石の体は快適だったかな?』とイヤミを言ってくるよ。」
フェイグランス 「うわー、嫌な奴。」
ルイ 「お互い様です。 こっちから仕掛けておいて、アツくなっちゃだめですよ。」
DM 「それから、君達の背後から足音と声が聞こえてくる。 『あのヤロウ、閉じ込めてくれた礼はさせてもらうぞ!』という会話が聞こえてくるね。」
ルイ 「どうやら、生き残りが、合鍵でもつかって牢屋に閉じ込めた連中を救出したといったところですか。」
フェイグランス 「不味い状況。 さっさと逃げれば良かったかもね。」
ルイ 「いやぁ、陰険なDMの事です、きっとタイミングがずれたら別のイベントがあったに違いありません。」
DM 「なんとでも言え(笑)。 さぁ、足音はどんどん近づいてきますよ。」
ルイ 「こうなったら、早期に族長を倒して脱出ですよ。」
フェイグランス 「はいはいー。」
DM 「イニシアチブは、こちらからか。 族長はマジック・シールドの呪文を唱える。 部下はAとBとして、Aがミラーイメージ2体、Cは君達2人にホールドパーソン。」
フェイグランス 「大丈夫だ、効かない。」
ルイ 「同じく平気です。」
フェイグランス 「魔法も少ないことだし、ここは突撃ー!」
ルイ 「同じくです。」
DM 「では、2人ともDEXチェック。」
フェイグランス 「あら、失敗。」
ルイ 「ふふふ、奇遇ですね、私も。」
DM 「では、君達は族長達の前に掘られた落とし穴に落ちる。」
ルイ 「うわ、暗くて見落としましたか。」
DM 「盗賊とかがいたら見抜けたかも、というくら精巧な作りの落とし穴だね。 何かの時の為に、予め掘られていたっぽい感じだ。」
ルイ 「入り口付近に落とし穴とは、陰険です。」
フェイグランス 「いや、まったく。 自分達が落ちたりはしないのかネ。」
DM 「さてね。 上の方から『殺せ、殺せ!』という声が聞こえてくる。」
ルイ 「うわぁ、不味い状況です。」
DM 「上を見ると、ダークエルフ達がこちらを見下ろしている。 暗くて表情までは分からないが、おそらくニヤニヤとこちらをみているのだろう。」
フェイグランス 「こんなことなら、ラクガキしたり、光採りの穴にゴミつめたり、鍵穴壊したり、宝を横取りしなければ良かったね。」
ルイ 「私たち、ちょっと悪戯がすぎましたかネ?(汗)」
DM 「族長がそんな君達の会話を聞いて、呆れたように『悪戯がすぎる子供には仕置きが必要さな。』と言って、なにやら鉄で作られた檻のようなものを部下に持ってこさせる。」
ルイ 「ほ、ほう…。」
DM 「で、その蓋を開けると、巨大なサソリが穴の中に放たれた。 ジャイアント・スコーピオンね。 穴を取り囲んでいるダークエルフ達から、歓声があがる。」
フェイグランス 「見世物かよ。」
DM 「さらに族長が、『穴の中は暗くて戦いづらいだろう。 おい、お前達明りをおろしてやれ。』と言うと、穴の周りを取り囲んでいたダークエルフ達が君達に向かって一斉に松明を投げ入れる。 適当に投げているけど、当たればダメージね。(ダイスを振って)ち、全部はずれか。」
フェイグランス 「(ダークエルフに)危ないじゃないか!」
DM 「『ほれほれ、もっと危ない奴が近づいてくるぞ。』との族長の事場どおり、ジャイアントスコーピオンが君達に襲い掛かってくる。 イニシアチブ。」
ルイ 「ああ、不覚です。 取られました。」
DM 「では、フェイグランスにハサミ2本と尻尾で攻撃して、ハサミが1本命中で3ポイントダメージ。」
フェイグランス 「危ない危ない。」
ルイ 「私はフェイグランスにストライキング(打撃強化)です。頑張って下さい。」
フェイグランス 「あいよ。 命中して9ポイント。」
DM 「イニシアチブ…またこっちからか。 今度はルイに攻撃。 尻尾が当たって2ポイント+毒のセーヴィングスローをどうぞ。」
ルイ 「ああ、失敗です。」
DM 「では、ダメージ10ポイント追加ね。」
ルイ 「あいたたたたた。 私は自分を回復っと。」
フェイグランス 「攻撃! 外れた。」
DM 「またまたこっちから。 フェイグランスに6ポイント+毒。」
フェイグランス 「セーヴィングには成功してる。」
DM 「では、何もなしと。」
フェイグランス 「ほっ。 攻撃は命中して15ポイントだ。」
ルイ 「私も命中させて…」
DM 「いや、フェイグランスの攻撃で死んでるけどね(笑)。」
ルイ 「がーん、私の見せ場が(笑)。」
フェイグランス 「ごめんごめん。 代わりに族長倒す役割をあげるから(笑)。」
ルイ 「いりませんよ、そんなん。」
フェイグランス 「さて、レヴィテーション(空中浮揚)の呪文を唱える。」
ルイ 「そんなもの唱えたって、上がった途端ハチの巣です。 (少し考えて)なるほど、やりましょう。 上空に木の枝が張り出しているところはありますか?」
DM 「森だからね、あちこちに張り出してるよ。」
ルイ 「オーケーですね。 では、小形化のポーションを分けて飲みましょう。」
フェイグランス 「そうそう、確か分けて飲めるんだよね、これ。 その分持続時間が減るみたいだけど。」
ルイ 「10分分くらい飲めばいいですかね。」
フェイグランス 「だね。 そしてサソリの死体に隠れよう。 松明があっても、暗いところならば隠れられるんじゃないかな?」
DM 「ほいほい。」
ルイ 「これで、我々が消えたかワープしたとおもって、どこかに散ってくれればいいんですけどね。」
フェイグランス 「下りてきて調査されたら、サソリの死体の中に隠れなきゃだけどね。 はー、嫌な感じ。」
DM 「うん、ダークエルフ達は族長の指示で、周囲を警戒したり、穴の中に下りてきたりしようとしているよ。」
フェイグランス 「うわ。 これだから、人数がいる奴等は嫌いだよ。」
DM 「と、その時、森の向こうの方からエルフ語で『こっちにいたぞー!』という声が聞こえ、族長とその護衛2人を残したダークエルフ達が一斉にそちらへと向かう。」
フェイグランス 「なんだったんだろう。」
ルイ

「さぁ。 しかし助かりましたね。」

フェイグランス

「少ししたら、上がろう。」


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