ムーンエンド・キャンペーン第ニ部 第2章 【ランバードにて】

 

一行は生き残った盗賊達を解放し、幹部の男とジョッシュを衛兵に突き出す。
 
ジョン 「コイツらは、ひどい商人達でして。」
ルイ 「オースチンを陥れていました。」
DM 「衛兵は2人と君達を取り調べるよ。 『では、あの目撃者の青年はどうしたのかね?』と、きかれるけど?」
ルイ 「そちらは今、我々の仲間が捕まえてくる頃でしょう。」
DM 「別行動をとっていた、マリュータとフェイグランスが男を連れて到着したよ。」
フェイグランス 「あい、捕まえてきた。 はいよ。」
ジョン 「ほいきた。 (エフェ「物あつかいねぇ(笑)」)コイツを取り調べて頂ければ、実際に馬車に工作したのはこの男だと分かる筈です。」
DM 「OK。 男の家が取り調べられ、証拠となる塗料を染み込ませた布も見つかったそうだ。 君達には衛兵から謝意が伝えられる。」
イーグル 「報奨金とかはでないのか?」
DM 「500GPでるよ。」
イーグル 「みんなの所持金を集めるといくらになる?」
ジョン 「元から持っていた分も合わせて…(計算して)9800GPだな。」
イーグル 「うわー、さっきの宿泊代分があれば!」
フェイグランス 「恥ずかしい思いしてまでがんばった部分だったのに。めそり。」
エフェ 「あはは、今度からオカマのフェイグランスとよんであげよう(笑)。」
フェイグランス 「やらせたのは誰だよっ!(笑)」
DM 「そのフェイグランスの手に、マリュータが革の袋を渡す。」
フェイグランス 「ん? 何これ? 開けるずらよ。」
DM 「中には、300GPがはいっているよ。」
フェイグランス 「おおっ、どうしたのさ、これ。」
マリュータ 「さっき、工作員の男を捕まえる時に”落した”のさ。」
フェイグランス 「”落した”のか(笑)」
ジョン 「今となっては返しにもいけないし(笑)。」
エフェ 「もらっちゃおう〜♪」
ルイ 「やれやれ、ドタバタな2日間でしたね。」
イーグル 「これを渡しても、あと3万足りないけどな。」
ジョン 「まー、一歩前進でいいじゃん♪」
イーグル 「だな。」
DM 「長い夜が明けて、空が白み始めている。 もうすぐ日の出だ。」
エフェ 「あちゃー、徹夜しちゃったか。」
ジョン 「一旦宿に戻って、身だしなみを整えてから行こう。」
フェイグランス 「結構、相手を斬っちゃったからなぁ。」
エフェ 「私は、顔を洗いたーい。」
イーグル 「それから、メシくらい食ってから行こうぜ。 フィルモンの前で腹がなったら恥ずかしい(笑)。」
ルイ 「そうですね。 それくらいの時間はありますよね。」
DM 「宿に戻ると、オヤジ『おー、あんたがた、お手柄だったってな。 しかし、あのジョッシュがねぇ。魔が差したのかね。』と言っている。」
イーグル 「噂が早いな(笑)。 まぁ、本当についつい、魔が差したのかもしれないなぁ。」
エフェ 「だれでも、人よりも儲けたいでしょうからね。」
フェイグランス 「でもさ、この馬車の事件では大してケガ人も出ていないみたいだし、厳しい刑になることはないんじゃない?」
ルイ 「そうですね。 しばらくかかるかもしれませんが、そのうち釈放されるでしょう。」
エフェ 「信頼を回復するのは大変だけどね。 そこは本人の頑張り次第か。」
ジョン 「ハメられかけたオースチンの反応はどうなんだろう?」
DM 「オースチンの方は、自分の無実さえはらせればいいと言う感じで、ジョッシュに何かしようと言うつもりはないらしいよ。 もともと善良な人だから。」
ジョン 「そっか、安心した。 食うぞ〜。」
フェイグランス 「食べ過ぎて、1万GPを割らない様にね(笑)。」
ジョン 「そんなに食うもんか!(笑)」
 
朝食をとった一行はフィルモンを訪ね、1万GPを渡す。
 
フィルモン 「活躍だったようじゃな。 噂は聞いているぞ。『夢狩人』。」
エフェ 「あらっ、ご存知だったんですね。」
フィルモン 「噂は聞いている。」
エフェ 「なのに、呪いにかかってどうしようもなくなっているなんて、恥ずかしいな(笑)。」
ルイ 「いや、まったく(笑)。」
フィルモン 「さて、残りは3万ゴールドというわけだが、実は年に一度開かれる迷宮探検競技”デス・トラップ・ダンジョン”が明日スタートする。 場所は儂の住む島。 優勝すれば賞金3万ゴールドというわけだ。」
ルイ 「おおっ、3万!」
フィルモン 「参加するかね?」
ジョン 「します!」
フィルモン 「(ジョンの言葉を聞き、ニヤリと笑って)よかった。 実は参加者が少なくて困っていたのじゃ。 何しろ優勝どころか迷宮から帰ってきた者が、一人もいないのだからな。」
ジョン 「ガーン。」
フィルモン 「期待しているぞ。夢狩人。」
ジョン 「で、でもやるっきゃないない!」
DM 「と、言うわけで今回は終わりだ。29350経験値ね。」
ルイ 「おおっ、レベルアップです。」
ジョン 「ぐわー、あと1000!」
エフェ 「あと18!(一同笑)」
ジョン 「ねぇ、マスターまけてぇ。」
エフェ 「まけてよぅ。」
DM 「だーめ(笑)。 次回をお楽しみに!」
一同 「ぱちぱちぱち(拍手)」
ジョン 「ねぇ。」
DM 「だめ(笑)。」
エフェ 「ねー。」
DM 「だめー(笑)。」
ジョン 「くそー! こうなりゃ飲んでやるっ!」
DM 「ああっ、俺のコーラがぁぁ!」
 
ムーンエンド・キャンペーン
第二部 第2章・完


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