ムーンエンド・キャンペーン第一部 第8章 【森の中で】

 

DM 「そうだ。知らないのだ。 言わないように。 そのマン・スコーピオンは…って、俺まで言ってどうする。(笑)」
ジョン 「見事な1人ボケツッコミ(笑)。」
DM 「ええい、ポールアーム(槍の先に斧が付いたような、大型の武器。)を構えて攻撃してくる!」
ジョン 「あ、やけになったな(笑)。」
DM 「イニシアチブ〜!3!3!」
エフェ 「はいはい、4。こっちだわよ。 いきなりファイアーボール!22ポイント!」
フェイグランス 「とうとう炸裂ですな。」
DM 「しかし、まだ生きてるぞ〜。」
フェイグランス 「ならば、近寄って攻撃! あー、でもハズレ。」
DM 「皆もハズレ?」
ジョン 「結構硬いな。」
DM 「サソリの殻があるからね。 フェイグランスにポールアームの攻撃と、尻尾の攻撃両方食らえ!10ポイントと4ポイント+毒。」
フェイグランス 「あわわっ。(汗) 毒の抵抗には成功。」
DM 「おしいおしい。 うら、次行くぞ〜!」
ルイ 「マン・スコーピオンよりも、DMが狂暴な感じですね(笑)。」
 
4ラウンド後、フェイグランスが瀕死の傷を負うも、辛うじてマン・スコーピオンを倒すことに成功する。
 
DM 「サソリ男が持っていたのは、100PP(=500GP)と、ポーションが2つ、スクロールが1つだ。」
フェイグランス 「やれやれ。でも、けっこう収穫だったかな。」
ルイ スクロールの種類にもよりますけれどね。
 
●「光をみつけ」地帯
やがて、洞窟を探索する一行は、上から日差しが差し込んでくる部屋を発見する。
 
フェイグランス 「もしかして、地上に続いているとか?」
DM 「そーゆーこと。」
フェイグランス 「ここが『光をみつけ』か。 レビテート(空中浮遊)の呪文でロープを持って上って、そのあたりの樹に巻きつけよう。 上ってきていいよ〜。」
エフェ 「瀕死の傷の割に、元気ね(笑)。」
フェイグランス 「男らしく、我慢しているんだ(笑)。」
 
洞窟を抜けた一行は、森を進む。
   
ルイ 「そろそろ終点も近いですよ。 この終点に例のものがあるかどうかは疑問ですが。」
エフェ 「まぁ、ついてみれば分かる事♪」
DM 「やがて、森が開けているところにやってきたよ。 ここの中心には真新しい小屋のような建物もある。」
フェイグランス 「誰か、住んでいるのかな?」
エフェ 「こんな物騒なところに?」
ジョン 「近寄って扉をノックしてみよう。 だれかいませんか〜?」
DM 「返事はない。」
ジョン 「入ってみるか。」
DM 「扉は開いているね。 小屋の中央付近に宝箱があるよ。 それから、そのそばには石像が一体。」
ファルス 「それって、やっぱり動き出したりするのかな?」
ルイ 「私はその可能性は大きいと思いますね〜。 我々が宝箱をとろうという仕草を見せたとたん襲い掛かってくるとか。」
フェイグランス 「宝箱をとらないふりをしてとればいいわけ?」
ルイ 「それって凄く難しそうですね。 まぁ、私にお任せください。」
ジョン 「おお、任せた!」
ルイ 「ズボンのポケットに手を突っ込んで、あさっての方向を見つつ、口笛なんかをふきつつ接近して…」
DM 「ゴーレムが襲い掛かってきた(笑)。」
ジョン 「全然ダメジャン!(笑)」
エフェ 「今時、そんな古典的な手が、しかもゴーレムに!(笑)」
ルイ 「まぁまぁ、落ち着いて。 そう責めるものではありません。」
ジョン 「自分で言うなぁ〜!」
DM 「あーあ。(笑)」
ルイ 「さぁさぁ、戦闘です。 ぐずぐすしていると、ゴーレムに殴られますよ!」
DM 「おーし、イニシアティブはこっちだ。 ルイとマリュータに攻撃して、6ポイントと9ポイント。」
エフェ 「本当、殴られたわね(笑)。」
ルイ 「痛かったですよ。」
DM 「さぁ、さぁ、そっちだよ。」
ファルス 「僕はブレスの呪文。 今接近しちゃったルイには効かないけど、他の人には効くでしょう。」
ルイ 「仕返しに、殴ってあげますよ。 ダイスは20!絶対命中です。 4ポイントくらいなさい。」
フェイグランス 「マジックミサイル(魔法の矢の呪文)で同じく4ポイント!」
ジョン 「ダークスレイヤーで8ポイント!」
DM 「次もこっちからか。 ジョンとフェイグランスにどっちもハズレと。」
ジョン 「ああっと、ハズレか。」
フェイグランス 「シルバーで5ポイント。」
エフェ 「さっき手に入れたスタッフを使って、5ポイント!」
ファルス 「結構あたるね。」
ルイ 「我々は外してますが。(笑)」
DM 「次〜。またこっちからか。エフェとルイ。3ポイントと4ポイント。」
ルイ 「そろそろ倒さないと、不味いですよ。 回復の呪文ももうありませんから。」
フェイグランス 「なんの、俺なんかさっきからずっとあと1ポイントさ(笑)。」
ファルス 「あたれば即死。スリルあるね。」
ジョン 「ここで倒せばいい話ぃ!」
フェイグランス 「がんばってね。」
ルイ 「期待しています。」
ファルス 「君に任せた!」
ジョン 「みんな外すなよ(笑)。とにかく、ダークスレイヤーで8ポイント〜!」
DM 「おーっ。それで倒れたよ。」
フェイグランス 「生き残った〜。」
エフェ 「さぁ、宝箱の中は?!」
DM 「マリュータが、『ビクトリーワンド』を取り出した!」
エフェ 「やったー!(拍手)」
ジョン 「うん、うん。」
DM 「小屋の奥には、例の『門』がある。」
ファルス 「門?」
フェイグランス 「銀の民が作った奴ね。」
DM 「そーゆーこと。」
ファルス 「ああ、僕はてっきりまた雷が落ちるような門かと思ったよ(笑)。」
ジョン 「苦い経験があるからなぁ、ルイ。」
ルイ 「そんな事もありましたっけ?」
ジョン 「この、ボケてんじゃないっ!(笑)」
ルイ 「ははは、ちゃんと覚えていますよ。 ジョン、災難でしたね。」
ジョン 「人災だぁ〜!」
DM 「まー、みなさん、無事で何よりでした。こうして、ビクトリーワンドを手に入れた君たちは…」
ルイ 「あ、DMが無理矢理まとめようとしていますよ。」
ジョン 「ってことは今回は終わりか?」
DM 「そういう憶測はしないように(笑)。いや、それよりもさっさと門に飛び込め〜! はい、入ったね。」
ジョン 「まだ何にも言ってないって!」
DM 「いいの、入ったの。 青い光が君達を包んで今回のシナリオは終りね。はい。」
エフェ 「DM、なに急いでるの?」
DM 「バイトに間に合わないんだって(笑)。」
フェイグランス 「DM、おつかれ〜。」
DM 「次をお楽しみに!じゃ! (退出)」
ジョン 「早いなぁ。」
ルイ 「また今度〜!」
 
ムーンエンド・キャンペーン

第一部 第8章・完


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