ムーンエンド・キャンペーン第一部 第1章 【ルメイオ村の影】

 

●まずはキャラクター作り。
Y(以下DM) 「さて、ゲームをはじめましょうか。まずは皆さん、能力値ごとに3D6(六面体のダイスを3つ振った合計を出す事)してキャラを作ってくださいな。
但し、今回はよほど出目が悪くない限りは1発で決定だからね。念を込めて振るように。」
「おっけー!!うりゃ、よし!おりゃ!、おりゃ!!よしよし。はい、はい、はいぃ〜!!!筋力14、知識10、知力15、敏捷9、耐久11、魅力9。」
「戦士か、僧侶になれそうですね。」
「うん、まぁ、どっちになるかは皆の出目をみてからだな。」
「二番手!筋力13、知識14、知力9、敏捷11、耐久11、魅力14。これなら、戦士か魔術師にはなれる。」
「いいね、皆は選択の幅があって。ボクは筋力9、知識10、知力16、敏捷12、耐久12、魅力7。どうしても僧侶にしかなれない。」
「でも、知力がめちゃめちゃ高いぞ。」
「MAX18まであと一歩だったのにね。レベルが上がっても「ウィッシュ」を使うには知力がMAX無いと。」
「贅沢、贅沢。それにまだまだず〜っと先の話ですよ。」
「そういうJはどうだったの?」
「ええ〜っと、筋力4、知識6、知力9、敏捷5、耐久4、魅力9。です。いいところなし(笑)。」
「本当に、いいところなしだ(笑)。」
「マスタ〜。(←DMのこと。)」
DM 「はいはい、流石にこれは振りなおすしかないかな(笑)。」
「やった。今度はいい目が出てくださいよ!!筋力9、知識7、知力5、敏捷9、耐久11、魅力9。(笑)」
DM 「いいよ、いいよ、もう(笑)。」
「うぉぉ〜ん!!」
「ついてないよね(笑)。」
「僧侶も決定したみたいだし、俺は戦士かな。」
「だと、俺は魔術師か?」
「ちょっと待った!私は筋力11、知識16、知力9、敏捷13、耐久11、魅力12。で魔術師向きなんだけど?」
「いやん。(笑)」
「いやん。じゃないって(笑)。」
N(以下ジョン) 「(なにやら作業した後)よっし、キャラクター完成。キャラクター名、ジョン=クレイン。戦士だけど、能力値は移動(他の能力値を2減らして長所(この場合筋力)を1上げる事)しないで、このままパラディン(聖騎士)を目指すのだ!」
「パラディン?」
「筋力だけではなく、知力も13いるんですよ、パラディンになるには。」
「な、なるほど。でもそんなにこのキャンペーンつづくのかなぁ。レベル10以上でしょ?あれは。」
ジョン 「がんばってくれ、DM。」
DM 「お、おう!」
「ところでJはまだ出来ないの?」
「今出来ましたよ。筋力7、知識9、知力17、敏捷11、耐久10、魅力5。です。魅力が低い!」
「ボクとにてるなぁ。」
「やはり、僧侶にしかなれません。」
DM 「と、言う事は、僧侶2人体制で盗賊はナシか。ん?Tの職業は?」
「能力値に合わせてエルフにしたよ。剣と魔法を使う魔法戦士。一度演ってみたかったんだ♪」
DM 「大体、皆決まったようだね。ではキャラクター設定が出来たら自己紹介してもらいましょうか。」
●キャラクター登場
DM 「はい、それではどうぞ!ちなみに、最初の舞台は「ルメイオ」という村。村としてはそこそこの規模で人口は500人ほど。」
ジョン 「では、1番!ジョン=クレイン。聖騎士を目指す戦士!でも、今はまだタダの村の木こりの息子。冒険もこれが初めてだけど、元気はある!!16歳。」
E(以下エフェ) 「エフェ=ランバース。人間の女の子なんだけど、子供の頃からエルフの森で偶然エルフと親しくなる機会があって、そこで魔術を習ってます。
父親がやっぱり冒険者で、現在行方不明。その手がかりを求めて旅立ったという設定。ちなみに18歳ね。
現在、ルメイオ村に向かっているところ。」
T(以下フェイグランス) 「その、エフェに同行する形で旅に出たエルフと言う設定で、名前はフェイグランス=ファスト。154歳!」
ジョン 「流石にエルフは年齢が一桁違うんだな(笑)。」
DM 「まぁ、10分の1すると人間の年齢に該当するかな。」
ジョン 「なるほど、15歳(笑)。」
フェイグランス 「この前エフェを見たときは、こ〜んな子供だったのに、今では俺より大人になっちゃって(笑)。」
エフェ 「変な会話。」
J(以下ルイ) 「アルカート=ルイです。年齢21歳。僧侶してます。今は教会で働いていると言う設定。」
H(以下ファルス) 「ファルスです。年齢22歳。同じく僧侶です。隣村の教会から、この村の教会に出向していると言う設定です。」
エフェ 「ファルス?それ本名?」
ファルス 「深く突っ込まないで(笑)。」
DM 「では、はじめましょうか。」
一同 「は〜い」「おお〜」「オーケー」
DM 「バラバラだな(笑)。」
エフェ 「ちょっと、自販機で飲み物買ってこようかな。(現実の話に戻っている)」
ジョン 「あ、俺も行ってこようっと。」
ルイ 「冒険の必需品ですね。(笑)」


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