山形でTRPGやっちゃうよの会 第20回
【夜牙塔の心臓−3−】
 

 

バーン 「発声に不自然なところはない? 人間が話しているか、ドラゴンが話しているか、みたいな。」
DM 「ヒューマノイドの発音に思えますよ。 扉には鍵も罠もかかっているよ。」
アイエール 「うーん…」
バーン 「助けてくれってのを無視もできないだろ。」
DM 「ところで、扉にはドラゴン語で文章が彫られています。 『ルーナットがここに埋葬されている。そっとしておくこと。』」
ウィンシー 「ルーナット? それに聞き覚えは?」
DM 「ないよ。」
ユーヌ 「ドラゴンは敵の可能性が高いからなぁ。」
バーン 「でも、助けないわけにはいかないだろ。 悪なら倒せばいい。」
アイエール 「放っておくわけにもいかないか。」
DM 「ユーヌが調べたところ、その扉の罠を発動させると、周囲に放電されるようになってるよ。」
ユーヌ 「まずは、中の人と交渉してみっか。 『名乗りを上げない人のお願いを聞く理由がないな。』と、標準語で。」
DM 「『私はルーナットだ。』と、こちらも標準語で。」
アイエール 「なんだ、標準語話せるんだ。 怪しくないかな?」
バーン 「むしろ、怪しいだろ。 でも、悪の敵に閉じ込められるんだから、実はいいやつかもしれない。」
ウィンシー 「敵の敵は味方って事ね。」
バーン 「『なんで閉じ込められてるんだ?』」
DM 「『助けてくれれば、話す!』」
バーン 「『いやいや、話すのが先だろ。 俺たちは敵を増やすようなマネはしない。』」
ウィンシー 「うんうん。『慈善事業でやってるんじゃないから。』と、竜語で。」
バーン 「『事情によっては、もちろん助ける。』」
DM 「『…何世紀も前に、ガルシアスに閉じ込められたんだ。』」
バーン 「ガルシアスって誰だっけ?」
ウィンシー 「えーと、ここのボスらしいヴァンパイア。」
バーン 「じゃあ、敵の敵か。」
DM 「『もう、忘れられてるんじゃないかと、俺も思うんだけどさ。』(一同笑)」
バーン 「『じゃあ、あんたはガルシアスの敵か?』」
DM 「『まぁ、そうだな。』」
バーン 「ふむ。」
ユーヌ 「それ以前に、なんで何世紀もそこで飯も食わずに生きてるんだ?」
バーン 「そういう呪文があるだろ。」
ユーヌ 「まぁ、あるけどさ。」
アイエール 「じゃ、交渉してみていいですか?
『われわれはこの塔にきたばかりで、まだまだ多くの危険が潜んでいると思われます。 あなたは長くここで待ってこられた。 もう少しくらい、ここで待つことは可能ですよね? 今はここから出ないほうが安全ですよ。』」
DM 「『出してくれさえすれば、俺は自分で逃げられるんだ!』」
アイエール 「え? 『危ないですよ。 変なアンデットはいるし、アサシンみたいなのもいたし。』」
DM 「『大丈夫だ。 出してさえくれれば、俺はあんたたちに迷惑はかけないし、自力で出て行く。』」
ウィンシー 「ガルシアスと退治したって事は、自力でここへ来たって事よね?」
バーン 「この人からすれば、今通り過ぎて後からあけるって言っても信じてくれないよね。」
アイエール 「じゃあ、”ディテクト・ソウツ”を使った。 DC16ね。」
DM 「呪文抵抗を抜いてください。(笑)」
アイエール 「呪文抵抗ね。(笑) あ、13だ。」
DM 「抜けなかった。」
アイエール 「中にいる人、呪文抵抗を持っている人みたいです。(笑)」
ウィンシー 「普通の人じゃないね。 『ガルシアスのお話をしてくれたら、出してあげてもいいわよ?』」
バーン 「『解放したら、ガルシアスについて、教えてくれるね?』」
DM 「『わかった、いくらでも話す!』」
バーン 「じゃあ、ユーヌにあけてもらおう。」
アイエール 「いいのかなぁー。」
ユーヌ 「ま、あけるか。」
ウィンシー 「もちろん油断はできないから、”マス・レジスト・エナジー”のスクロールを持ってます。」
ユーヌ 「罠解除は31。」
DM 「うん、解除できたと思う。」
ユーヌ 「かぎあけは、出目10でだめだったら、出目20でいいよね。 その間に世間話でもして、情報を引き出しておいてくれ。」
DM 「うん、出目10で開いた。 扉を開くと、目に入ったのは床、壁、そして天井を覆っているヒビの入った紫色のモザイク式タイル。
直径10フィートの円が床に彫られていて、それには封印の印のような印がはめ込まれている。
そこには真っ赤な粉がちりばめられており、その中心にはやせこけたハゲワシのような人物が座り込んでいる。」
ユーヌ 「もしかして、ヴロックか?」
DM 「デーモン。」
ウィンシー 「これ、解放しちゃだめだよね。」
アイエール 「『間違えました』って言って扉閉めちゃおうか。(笑)」
DM 「知識振ってもらいましょうか。 <次元界>」
ウィンシー 「16HDまでわかった。」
DM 「うん、ヴロックですね。」
バーン 「悪だよね?」
DM 「うん、悪です。 超・悪です。」
ウィンシー 「”常に悪”の敵だよね。」
DM 「このクリーチャーは大きな人間と、巨大なハゲワシを掛け合わせたような姿をしている。
引き締まった四肢は小さな灰色の羽毛で覆われている。
首は長く、その先についた頭部はハゲワシのそれである。 翼は羽毛に覆われて、とてつもなく大きい。」
バーン 「うわー、トホホな奴がいたなぁ。」
DM 「そのハゲワシの顔で、『おお、助けてくれるのか!』」
アイエール 「本当に感謝してる?」
DM 「まだしてませんよ?」
ユーヌ 「ごめん、悪魔は助けちゃいけないって、おかーさんから言われてるんだ。」
ウィンシー 「情報が聞けるなら、助けてもいいと思っているけど、善の人たちがどう思ってるか。」
アイエール 「絶対に悪いことしないって言うなら…」
バーン 「そりゃ、うんっていうだろうよ。(笑) そんなの信じられるか!(笑)」
ウィンシー 「しかも、結構強そう。」
バーン 「情報が聞けるって言うなら。」
ウィンシー 「混沌にして悪だっていうから、うそも言うし、約束も守らないよ。」
ユーヌ 「解放するメリットはないと思うな。」
DM 「『俺は、いい情報を持ってるぜ?』」
ユーヌ 「まず、それを聞いてから判断するか。」
DM 「『いやいやいや。 魔方陣壊してくれないと。』」
ユーヌ 「で、ハイローニアスの神官はどう判断する?」
アイエール 「うーん、さよなら、ヴロック。」
DM 「『え?』」
アイエール 「ヴロックだと知った以上、放っておくわけには行きませんね。 助けようと思ったけど、死んでください。(一同笑)」
ユーヌ 「ガルシアスを倒したら、討伐にくるから、それまで待っててね。(笑)」
ウィンシー 「それでいいの?」
アイエール 「うん。」
バーン 「扉を開けたら封印が弱まるんじゃないの?」
DM 「そんな様子はないですね。 でも魔方陣が少しでも傷付けば、封印をやぶれる感じです。」
ウィンシー 「その瞬間にテレポートされて、終わりな気がする。」
DM 「で、どうします?」
ウィンシー 「このまま、無視でいいと思うけど。」
DM 「『俺は何世紀も待ったんだ。 やっと外に出られるかと思うんだ!』」
アイエール 「まぁ、もうちょっと待つのもいいよね。(笑)」
DM 「『いやいやいや!』」
ユーヌ 「1ターンで屠れる自信がついたら、またこよう。」
アイエール 「あ、それならいいや。」
DM 「ちなみに、後ろでグラムに守られているシモーヌさんは、話を聞きたそうにしてますよ。」
アイエール 「解放したら、自然に戦闘になりそうだし。 それはそれでいいかもしれないけど。」
ユーヌ 「テレポートで逃げられたら、町の一つ位、あなたの決断で滅ぶかもしれないんだヨ?」
アイエール 「うん。」
バーン 「どうせただで済むわけはないんだし、いずれつぶす気であれば、解放してもいいんじゃないか?」
ウィンシー 「じゃあ、話を聞くって前提で魔方陣を壊して、かかってこなければいいけど、かかってきたら殺すという前提で。」
アイエール 「”悪は許さない”つもりだったのに。(笑)」
DM 「うーん、そんな感じだったら、いいでしょう。
君たちが魔法陣を破ると、ヴロックは『あー、やっと解放されたー! もう何百年ぶりの自由だな。 あ、俺が知っている事だよな? そうだなぁ…』と記憶をたどるような感じで考えた後、『まぁ、お前たちがどこまで知っているかは知らないが、俺が知っていることを話してやる。』」
ウィンシー 「うんうん。」
DM 「『アシャーダロンは非常に強力なドラゴンで、人々は彼を崇拝していた。 この塔は彼の信奉者が多数集う寺院だった。 昔はな。』」
バーン 「寺院だったのか。」
ウィンシー 「宗教的な寺院だったわけね。」
DM 「そうそう。 ”アシャーダロン教団”ですね。
『アシャーダロンがディロという女性が率いる、強力な古代のドルイドの集団との戦いにおいて致命的なまでに傷ついたときに、彼らは全員、少し精神がおかしくなってしまった。
アシャーダロンの肉体に何が起こったのかは定かではないが、この偉大なワームドラゴンの心臓は採取され、この塔の厳重に守られた中心部におかれ、アシャーダロン教団における究極的な聖遺物となっている。

信奉者のリーダーであるガルシアスは、その心臓に残されているいくつかの能力に気づいている。
この教団はアシャーダロンの死への導きに追随することを決心し、数年に及ぶ儀式によって、この寺院を巨大な墓へと変貌させた。
そして最後に集団自殺が行なわれたが、この時期は”心臓”の鼓動が再開した時と完全に一致している。』」
ウィンシー 「自分たちをいけにえに捧げたって事かな。」
DM 「そういう事ですね。」
バーン 「狂信者だからな。」
DM 「『そしてその後、真に奇妙な出来事が起こったんだ。
他の次元界からもたらされた何らかの謎めいた力が、究極的にはその原因となっているのかもしれないが、どんな場合にしろ集団自殺が心臓を活性化させ、”心臓”に負のエネルギーを注入させることになったのは確かだ。

ガルシアスはリーダーとして、心臓との密接な関係を利用し、自らをよみがえらせた。
実際、彼は今は魔法的なものとなっている心臓とのリンクを持つ事により、計り知れない負の力を引き出すことができるようになった。

彼の目的はアシャーダロンの教団を復活させることなのだが、それはアンデット的な見地からの話だ。
不幸なことに、ガルシアスは彼が最終的にそこに達成するまでは、遠く離れた場所で地面に杭で打ち付けられていた。
何世紀もの間、それはこのアンデットの教団の終焉であるかのように見受けられたが、しかし、ガルシアスは最近になって戻ってきた。 誰かが彼を長い間貫いていた木の杭を取り除いたに違いない。

ガルシアスの最終的な目的など、誰が知っているだろうか。
彼は狂っているのだ。
彼は最終的にアシャーダロンをよみがえらせるか、もしくは別世界の地獄からその偉大なワームの魂を探し出して解放しようとしているのかもしれない。

心臓が置かれている中心部は、普通の方法での進入からは守られており、非実体のクリーチャーのみが出入りすることができる。』」
バーン 「おいおい。(笑)」
ウィンシー 「そういう呪文ね。 すごくレベルが高いけど。」
アイエール 「もう使える筈ですね。 それ。」
DM 「『中心部に入るための鍵は存在している。 それは魔法のドラゴンの鍵で、中心部の土台にある鍵穴に入れることで、実体のクリーチャーも入れるようになる。

セキュリティの観点から、ドラゴンの鍵は4つに分かれて存在する。
それはこの下にある、4つの地下墓地に、それぞれ1個ずつ置かれている。』」
ウィンシー 「そして、それぞれにガーディアンがいるわけね。(笑)」
バーン 「いるだろうなぁ。」
DM 「その鍵をそれぞれ集めて組み合わせ、中心部の扉に使用する必要がある。」
アイエール 「4箇所回って、最後に中心部に行かなければならないわけね。」
DM 「『そういうことだな。』」
アイエール 「ガルシアスがヴァンパイアになる前はどんな職業だったかというのは分かるんですか? 僧侶とか。」
DM 「『ヴァンパイアになる前か。 強力なウィザードだったねぇ。』」
アイエール 「だとすると、ファイアーボールとかを使ってくるかも知れないと。」
ウィンシー 「ドルイドの教団については、詳しくわからないの?」
DM 「『興味なかったからなぁ。』」
ウィンシー 「そっかー。」
バーン 「ところで、お前さんと教団は、なんで敵対することになったんだ? 俺からするとどちらも悪同士で同じ穴の狢に思えるんだが。」
ユーヌ 「だからこそじゃないの?」
DM 「『道を歩いていたら、突然ガルシアスにとっつかまっただけだよ。
なんでも、あとでデーモンのいけにえが必要になるかもしれないから、という理由で。』(一同笑)」
バーン 「いけにえ要員だったというわけか。」
ウィンシー 「ひどい、ひどすぎる。(笑)」
DM 「『けったくそ、胸くそ悪い話だ。 そんな理由で何百年も閉じ込められたんだぞ!』(笑)」
アイエール 「それは、気の毒に。(笑)」
DM 「『お前たちに俺の気持ちが分かるか!』(笑)」
バーン 「いや、分からん分からん。(笑)」
ユーヌ 「国でも滅ぼそうと思いながら歩いていたら?」
DM 「さすがに国は無理。(笑) 町とか村じゃないと。
『さて、俺が知っているのはこんなところだ。 お前たちの気持ちさえ許せば、ここを案内してやってもいいが?』」
ウィンシー 「うそくさいよねー。」
アイエール 「いつ襲ってくるか分からないしね。」
DM 「なんだ、嫌そうだな、おまえら。」
バーン 「あんたらと、俺たちが相容れないのはわかってるだろ?」
DM 「『ああ、俺もそこのクレリックと同行するのは、非常に胸くそが悪いことだからな。』」
アイエール 「そうでしょう、そうでしょう。」
バーン 「とりあえず、この大陸で悪さをしないってんなら、あんたがテレポートする間くらいは見逃してやる。
そうでないんだったら、ここで俺たちに倒されていけ。」
DM 「『分かった、俺はとっとと帰るよ。』と、肩をすくめてテレポートしようとします。」
ウィンシー 「じゃあ、機会攻撃。 とか。」
DM 「おい、それはひどいだろ!(笑)」
ウィンシー 「しないしない。(笑)」
DM 「では、ルーナットは消えました。 シモーヌは今の話を一生懸命メモしています。」
バーン 「ところでシモーヌさん、ディロっていうドルイドの女の人のことは知っているかい?」
DM 「『話に聞いただけですけどね。 そのドルイドの子孫が生きているとか、そんな程度です。』」
ウィンシー 「近くにドルイドの森があるのかもしれないわね。」
アイエール 「戦闘にならずによかったような、倒せなくて残念というか、不思議な感じ。」
バーン 「じゃ、先に進むか。」
 
次の部屋にすすんだ一行は、部屋の床に桶がバラバラに置かれているのを目にする。
 
<工房>
DM 「35番か。 どんよりした液体が、その桶に入っていますよ。 そのいくつかはひっくりかえっており、白っぽい、嫌なにおいのする鉱物のようなもの、それと部分的に漬かってしまっている死体がこぼれ落ちている。」
ウィンシー 「アンデット工場?」
DM 「北西のカーブしている壁全体には、小さな道具や瓶、麻布のあてもの、そしておがくずの入った袋のようなものが棚に入って並んでいる。
鉱物のようなものは、ソーダ石と呼ばれる塩とソーダ灰の混合物であることが分かる。
ある種の新興宗教において、ミイラ化を行なうために重要な物質ではあります。
その他、ミイラ化の手順に必要な道具や、抜き取られた臓器などがたくさんあります。」
ユーヌ 「透明になって隠れているやつはいますか?」
DM 「いませんね。 他に動くものも今の所ないようです。 人型生物の死体が7つほど横たわっていますけどね。」
ウィンシー 「それも怖いけどね。」
DM 「ここから続く部屋には、いくつか壊れてしまって、埃をかぶっているいるものもありますが、その他は完全にきれいな状態で整頓されている作業台が部屋の壁際に並んでいます。
ここには切ったり縫ったり、そして形作ったりという道具が並んでいます。
ぐるぐる巻きになっている縫い物が、半分使い古しのような感じで壁から吊り下げられている。
小さな針金やケーブル、それに鉄製のベルトが骨や保存されている腕や足、それにもっとぞっとするような部分まで、めちゃくちゃに絡み付いている。」 
ウィンシー 「ゴーレム工場か。」
DM 「部屋の中央には傾いた石板があり、そこには非常に大きな人型生物がちょうど入れるような窪みがある。
さまざまな大きさな鉄の針金が、ぐにゃぐにゃな状態で石版からぶら下がっており、それと一緒にブンブンと騒音を鳴らしながら火花を散らしている機械もある。(そういいつつ、大きなサイズのフィギュアを出す)
こいつは、超大型の人型と思しき形に作られた、悪夢のようなクリーチャーで、その体には鱗があり、はっきりとドラゴンの特徴が見て取れる。
ジャイアントの体に羽が生えていて、ところどころに鱗があると考えてください。
知識は<神秘学>でどうぞ。」
バーン 「3。(笑)」
ウィンシー 「40。」
アイエール 「高い。(笑)」
DM 「OK、20HDです。これ。 ”ハーフ・レッドドラゴン・フレッシュゴーレム”。」
バーン 「また火が効かない相手か。」
DM 「ですね。 ブレスも吐きます。」
 
ゴーレムへの戦術を確認した一行は、戦闘に突入する。
 
DM 「ハーフドラゴン・テンプレートは、生きているクリーチャーにしか適用できないんですけどね。(笑)」
ユーヌ 「生きているときにハーフドラゴンだったやつを、ゴーレムにしたんじゃね?」
ウィンシー 「それならできるね。(笑)」
DM 「それでは、イニシアチブ順に行動をどうぞ。」
ユーヌ 「まずはアイエールの後に遅らせる。」
アイエール 「はい、では”マス・レジスト・エナジー”を火でかけた。 あとバーンに<力場の刃>をかけた。」
ユーヌ 「それじゃあ<軽業>で懐に入り込んで、ゴーレム・ストライク。
アダマンティンダガーでAC29まで命中。 ダメージは8点で体制崩し。 ACを5下げます。」
バーン 「”レイ・オヴ・フロスト”を乗せて跳躍攻撃。 AC33まで。 飛び掛りで2回目はAC20まで。」
DM 「2回目は当たって…あ、5下がってるのか。当たった。」
バーン 「”レイ・オヴ・フロスト”で3点。 ダメージは…」
DM 「”レイ・オヴ・フロスト”で減速状態になるよ。」
バーン 「ダメージは54点と、48点。」
DM 「一気に100点削られるのか。 寂しいな。 こっちはユーヌにたたきつけ攻撃。 AC37まで。 さすがに当たったな。 30点。」
ユーヌ 「29点食らったので、”ストールワート・パクト”が発動しないな。」
バーン 「減速してなかったら、全力攻撃で2回殴られてたろうから、即死だったかもしれないじゃないか。」
ウィンシー 「こっちは、”グリース”。 セーヴをどうぞ。」
DM 「あ、失敗した。 転んだ。(笑)」
ウィンシー 「よしよし。」
DM 「では、次のラウンドの頭に、部屋の扉のひとつが吹っ飛んで、フレッシュゴーレムが現れました。 ただのフレッシュゴーレムね。」
ウィンシー 「増えた。(笑) バーンが挟撃なんだけど。」
バーン 「こえー。(笑)」
DM 「それから、アイエールとウィンシーは<視認>してみてください。」
アイエール 「はーい。 22。」
DM 「うん、後ろの壁の方から、ハゲワシがそーっと様子を見守っています。」
ウィンシー 「戻ってきた。(笑)」
アイエール 「油断ならない。(笑)」
DM 「てことで、アイエールからですよ。」
アイエール 「フリーアクションで『後ろから、さっきのヴロックが見てるよ!』と言って、<信仰の後見人>を使ってユーヌに”キュア・モデレット・ウーンズ”。 19点回復ね。 剣を抜いて、<力場の刃>をかけておきます。」
ユーヌ 「”ミラーイメージ”のワンドを抜いて、3体出現。 1回金貨90枚分。」
バーン 「5フィートステップで1発目は当たり。 2発目はハズレか。 ダメージは30点。」
DM 「よし、まだ生きてる。」
バーン 「最後に”スゥイフト・インヴィジヴィリティ”を使って終了。」
DM 「じゃあ、ヴロックはですね、『あ、バレた! しょうがないなぁ、標準アクションで朦朧化の絶叫。半径30フィート!』」
ウィンシー 「ふざけるなぁー!(笑) にわかの移動で逃げる。」
アイエール 「やっぱり、悪いやつだったー。」
DM 「アイエールだけ、頑健セーヴをどうぞ。」
アイエール 「セーヴは32でした。」
DM 「ヴロックはチッと舌打ちして、かえって行きます。」
バーン 「嫌がらせかよ。 ざけんな。(笑)」
DM 「フレッシュゴーレムはユーヌに攻撃。 1回当たり。
イメージが1体きえて、終わりか。 ハーフドラゴンゴーレムは、攻撃が当たったけど、イメージを消して終わり。」
ウィンシー 「さて、新しいゴーレムも、”グリース”で転かしておこうか。」
DM 「はい、ころんだ。 アイエール。」
アイエール 「バーンの後まで遅らせます。 次はユーヌ。」
ユーヌ 「また”ミラー・イメージ”。 3体でたよ。」
バーン 「全力攻撃。 当たり、当たり。 27点と、27点。」
DM 「それで、ハーフドラゴンは死んだ。」
バーン 「よし。」
アイエール 「移動して、バーンの剣に<力場の刃>。 あとは剣をしまって終了。」


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