山形でTRPGやっちゃうよの会 第19回
【夜牙塔の心臓−2−】
 

アルベルト 「頑健セーヴは17か、微妙だなー。 アクションポイント使ってもこれか。」
アイエール 「”べネディクション”がかかってますから、+2されて19ですよー。」
DM 「あ、じゃあ耐えた。(笑)」
バーン 「”セイクリッド・アイテム”付のを撃って、AC24まで。 2本目はAC16まで。 3本目が24まで。」
DM 「1本目と3本目があたり。」
バーン 「”セイクリッド・アイテム”って+10D4?」
アイエール 「ですです。」
バーン 「1本目が全部で38点。 3本目が9点。」
DM 「半分くらいは削った感じですねー。」
ウィンシー 「<炎の爆発>で14点。」
DM 「あ、セーヴ失敗。」
アイエール 「”ディエフィック・ヴェンシャンス”で攻撃します。 相手の罪状を読み上げて、審判を下します。 『あなたの罪を数えなさい。』」
DM 「『お前の罪を数えろ』ですか。 仮面ライダーのようだ。(笑)」
アイエール 「それそれ。(笑) 33点。 意思セーヴで半減です。」
DM 「ああ、セーヴは成功。 死にそう。 『俺の罪を数えても、数え切れねぇよ!』(笑)」
アルベルト 「そういう人しかモーグになれないんだよね。(笑)」
ユーヌ 「さて、次いくか。 レイピア落としてオーガンリッパーを抜いて、19ダメージと体制崩し。」
DM 「ん、それで死んだ。 オーガンリッパー…内臓を砕くアンデットベインか。 微妙だ。(笑)」
ユーヌ 「アンデットベインに強化したからねぇ。」
バーン 「効果はばっちりだよな。」
DM 「この部屋の棚には、なめされた革のようになった臓器がいくつもおかれています。」
ウィンシー 「ふるいの?」
DM 「古いですね。」
アルベルト 「錬金術知識は、3.5版になったときに無くなったんだよね。(笑)」
ウィンシー 「まぁ、価値はなさそうよね。 魔法の反応もないし。」
 
次の部屋に行くと、敵はいないものの、高品質のロングソードが落ちている。
 
アイエール 「しばらく貸しておいてね。 敵にメルトゥーヴィアルは見せたくないから、こっち使う。」
 
さらに先に進むと、石の棺の破片が散乱した部屋に出る。
 
DM 「石の破片の散らばった床に、かれた木の葉のようなマークがある。 これまでにも会ったものと同じものですね。」
アイエール 「”ディテクト・マジック”には反応するんですよね。」
DM 「ええ、します。」
アイエール 「やはり、相手の罠か、警報装置か。」
ウィンシー 「無効化できないかしら。」
DM 「罠ではなさそうですね。」
ウィンシー 「”ディスペル・マジック”してみたいわね。 今日はもうないけど。(笑)」
バーン 「とりあえず、帰りでいいんじゃないか?」
 
この階には他にめぼしいものはなく、一行はいったん休憩を取る。
  
<死闘>
DM 「このまま一晩休みます?」
ユーヌ 「どう? まだ戦える?」
バーン 「1戦闘くらいなら、いける。」
アイエール 「呪文には余裕がありますよ。」
ウィンシー 「”グリース”とかの基本呪文がまだ残っているからね、大丈夫。」
アルベルト 「”エクトプラズミック・アーマー”とか、”べネディクション”をかけてもらえている今日のうちに、できれば少しでも進みたいよね。」
ウィンシー 「じゃ、もう少し行ってみよっかー。」
DM 「はい、次の部屋は、灰色の雪が積もっているようにホコリがいっぱいなのだが、そのホコリの跡には足跡で道ができている。 丸みを帯びた南西の壁際には、赤い縞の入った白大理石から造られた、ドラゴンの彫像が置かれている。 ここは寂れた聖堂のような感じです。」
ウィンシー 「ドラゴンは、あれね。あれ。」
DM 「アシャーダロンじゃね? って感じです。」
アルベルト 「足跡の感じは?」
DM 「大型とか、超大型とか。」
アルベルト 「こんな狭い部屋で、大型とか。(笑)」
DM 「今までにも見た、ギラロンの足跡とそっくりです。」
ウィンシー 「とりあえず、何もなければ進んでみようかー。」
 
次の部屋では足跡のとおり、ギラロン達が待ち受けていた。
 
DM 「壊れたガラス瓶と桶や、石の瓦礫や錆びてしまった小さな道具が、ミイラ化したぼろぼろの死体とともに、この部屋の床を覆っている。
その中を、腕が4本のアルビノの巨大なクリーチャーが3体動き回っている。
この中の最も大きいクリーチャーは、頭蓋骨を模した皮の仮面を身につけている。」
ウィンシー 「仮面は宗教的な意味でもあるのかな。」
アルベルト 「さぁ、なんだろうね。」
DM 「では、ここからはイニシアチブ順でやりましょう。」
 
出会い頭の戦闘でユーヌのヒットポイントがマイナスに突入するものの、アイエールが割り込みで回復。
アルベルトはシールドをかけて、防御力を上げる。
ウィンシーは”グリッター・ダスト”で相手の目潰しを行い、3体すべてを盲目にする。
ユーヌは盲目となったギラロン2に急所攻撃を行い、27ポイント。
バーンもギラロン2に攻撃を行い、41ポイント。
ギラロン(通常)達の攻撃は、アルベルトを狙ったものは全てハズレ。
バーンに1回命中して11点。
ボスは咆哮して終了。
アルベルトは敵の前で<精神集中>を成功させ、”メイフル・ユニコーン”を使用する。
 
DM 「どんな呪文でしたっけ?」
アルベルト 「ダメージ自体は1D8+1なんですが、筋力21と対抗して突き飛ばしがかかります。 2体を対象。」
 
この呪文で突き飛ばされたギラロンの一体は、突き飛ばされるスペースがなかったため、パーティに囲まれた位置で転倒。
もう一体はつき飛ばされ、バーンの攻撃ルートができる。
アイエールは”ライチャス・ラス・オヴ・フェイスフル”で、全力攻撃の攻撃回数を1回増やす。
ウィンシーは<炎の爆発>で、ボスと通常のギラロン1体にダメージを与え、2を倒す。
ユーヌは全力防御でガードに入り、バーンが突撃してギラロン1を倒す。(ダメージ振る必要がなかったらしい)
 
DM 「そして、イニシアチブ3の番で、背後からワイトがワラワラと入ってきます。」
ウィンシー 「ワイトぉ?!」
DM 「まぁ、接触攻撃できるわけじゃないですからねー。」
ユーヌ 「ターニングアンデットは?」
アイエール 「もうありません。(笑) まぁ、呪文でやっつけちゃいましょう。」
DM 「ギラロンボスはユーヌに2発命中して、20点と19点。 さらにかきむしりが入って、26点。」
ユーヌ 「即死。 HPがマイナス18。」
バーン 「HPがマイナス10を下回ったか。 ”クローズ・ウーンズ”は?」
アイエール 「もうありませんが、手はありますよ。 一度死んでもらうことになりますけど。 ただ、ウィンシーさんの手助けが必要です。」
ウィンシー 「”ディメンジョン・ステップ”ね。 任せて。」
アルベルト 「では、まず移動して、ワイトに”サウンドランス”。 ユーヌの周りからワイトを駆逐しないと。 34点。」
アイエール 「では、イージス・インヴァイオラブルの盾の効果で、即行アクションで”シールド・オヴ・フェイス”。 移動アクションで”ジェントル・リポウズ”の巻物を取り出して、ウィンシーさんがテレポートさせてくれたら、発動する待機。」
ウィンシー 「”まず、”ブラスト・オヴ・フレイム”でワイトを全部入れて、反応23どうぞー。 失敗したら40点。」
バーン 「出目がでけぇ。(笑)」
DM 「全員失敗。 ダメージを受けていたワイトはやられました。」
ウィンシー 「”セレリティ”を使って、”ディメンジョン・ステップ”を使って、アイエールとアイエールを移動させる。」
アイエール 「そして、ユーヌに”ジェントル・リポウズ”を使いました。 テレポートしてきたおかげで、機会攻撃はなしですね。」
ウィンシー 「これで、時が止まった。 でも、私は”セレリティ”で無茶した反動でピヨってますから、みんな守ってねー。」
バーン 「なんにしても、敵は倒せばいいんだよな。 ワイトの集まっているところに行って、全力攻撃。 1匹目に命中!」
DM 「バーンの今の最低ダメージはいくつ?」
バーン 「最低20点。」
DM 「(無言で、ワイトのコマをマップから下ろす)」
アルベルト 「当たれば、しぬらしいぞ!(笑)」
バーン 「よーし、2匹目も命中。(笑)」
DM 「(2個目のワイトのコマを下ろす)」
バーン 「3回目も命中!」
DM 「3匹やられてしまった…。(笑)」
ウィンシー 「全力攻撃を使った、擬似なぎ払い。(笑)」
DM 「ワイトはアイエールと、アルベルトにそれぞれ攻撃して、どちらもハズレ。 ギラロンは匂いでバーンの方に駆け寄って、命中判定は当たったけど、盲目なので外れた。」
アイエール 「危ない危ない。」
バーン 「”グリッター・ダスト”の効果はいいな。」
アルベルト 「僕はギラロンの前に行って、ワイトに”セイクリッド・アイテム”をかけてもらった手裏剣で攻撃! 30点ダメージ。」
DM 「死んだー。」
アイエール 「”フレイム・ストライク”いきまーす。 反応20でセーヴどうぞ。 当たったら34点。 ワイトとギラロンね。 あと、アルベルトの頭に<力場の刃>。(笑)」
DM 「はい、どちらもダメージを食らったようですね。 ワイトは倒れた。 次ウィンシー。」
ウィンシー 「このラウンドでピヨりから治って終了。」
バーン 「ギラロンに”スコーチング・レイ”でも食らわしてやるか。 命中で、24点。」
DM 「全部で61点か。」
バーン 「よっし、次で倒せそうだな。」
DM 「ギラロンボスはアルベルトに攻撃して…あれ、4発あたった。」
アルベルト 「それは…1発ずつダメージください。(笑)」
ウィンシー 「途中で”ストールワート・パクト”が発動するかもしれないもんね。」
ユーヌ 「でも、その命中は、本当かな?」
DM 「(ダイスをふって)盲目だったので、1発しか当たりませんでした。(笑) 14点。」
アルベルト 「おお、まだ発動しない。」
DM 「噛み付きはAC26まで。」
アルベルト 「それは、当たらない。」
ウィンシー 「当たらなければ、どうということはない!(笑)」
アルベルト 「じゃあ、せっかくだから、ヘッドバットで<朦朧化打撃!> 命中。 20ポイントのダメージ。 朦朧化の難易度は18。」
DM 「(ダイスを振って)19だった。 あぶねー。(笑)」
アイエール 「さて、あとはバーンに任せた! ”キュア・ライト・ウーンズ”でバーンを11点回復させて、<力場の刃>をかけて、下がります。」
バーン 「んじゃ、ドーンといくよ。 飛び掛って全力攻撃。 命中、命中…」
DM 「死んだ。(笑) 2回も当たったら、固定値で死んでるよ。」
バーン 「ふーっ、片付いたな。」
アイエール 「そいじゃ、ユーヌのところに歩み寄ってと。 死亡して聞こえていないだろうけど、耳元で『ユーヌー。 ”リヴィヴィファイ”のスクロールね、2125GPだよ〜。』(笑)」
ウィンシー 「ユーヌは生き返るかどうか、選べるよ。 ユーヌの意識の中に、『アイエールっていうニュートラルグッドの僧侶が生き返らせようとしてるけど?』と聞いてくるから、生き返らないということもできる。(笑)」
ユーヌ 「いやぁ、生き返りますヨ?(笑) 『あー、よく寝た。 で、ここはどこ?ご飯まだ?』(笑)」
DM 「”リヴィヴィファイ”って…」
ウィンシー 「レベルとかのペナルティはないよ。」
DM 「では、苦痛もなくよみがえりますね。」
アイエール 「ダメージ食らった人は回復しておきますね。」
 
部屋で1400GP弱の財宝を見つけた一行は、リソースが尽きてきたこともあり、探索済みの広間に行ってバリケードをつくり、一夜を明かそうとするが…
 
<夜襲>
DM 「4回、D100を振ってください。」
アルベルト 「61。」
DM 「何事もなく、4時間が過ぎました。」
アイエール 「78。」
DM 「何事もなく、4時間がすぎました。」
バーン 「60。」
DM 「何事もなく…以下略。」
ウィンシー 「29。 やヴぁい。(笑)」
アルベルト 「一番悪いタイミングで。(笑)」
ウィンシー 「そう、4時間前だから、ここで呪文を使ったら、明日の朝スロットが回復しないのよ。 最悪だわー。(笑)」
DM 「なんかでましたよ。 しかも、こいつか。(笑) よりにもよって、バリケードが関係ないキャラをだすとは。(笑)」
ウィンシー 「やっちゃったー。(笑)」
DM 「スペクターが3匹、バリケードを抜けてきましたよ。」
アルベルト 「スペクターか。 非実体!(笑) あー、セイクリッド・ウェポンをかけてもらった武器でがんばるか。」
DM 「まぁ、よりによって、ですね。(笑)」
ウィンシー 「”エクトプラズミック・アーマー”も”メイジ・アーマー”も余裕で切れてるからねー。」
DM 「前にも戦ったことがあると思いますが、生命力吸収(負のレベル2レベル付与)とかありますし、非実体の接触があるので、鎧とか関係ないし。」
ウィンシー 「手加減して勝てる相手じゃないので、全力で行きますか。」
DM 「では、イニシアチブ順に行きましょう。」
ユーヌ 「んじゃ、敵の前まで移動して、体勢でも崩しておくか。 触霊カプセルは割るよ。」
DM 「体勢?うーんw」
ユーヌ 「AC32まで。ダメージが14点。」
DM 「ぎゃー。 次はこっちか。 ユーヌに20が出て命中。 クリティカルはならないか。 ダメージ2点で頑健セーヴをお願いします。」
ユーヌ 「1が出て失敗。」
DM 「負のレベル2つあげます。」
ウィンシー 「セーヴィングスローと、アタックボーナスが2おちて、HPも落ちるんだよね?」
アルベルト 「5ずつ落ちるから、マイナス10か。」
DM 「ユーヌは散々です。 敵はユーヌの生命力を吸って、ツヤツヤしてきました。(笑) アルベルトにはハズレ、バーンにもハズレ。」
バーン 「いや、立ちすくみだから当たってる。」
DM 「2点と、頑健セーヴどうぞ。」
バーン 「アクションポイントを使って21。」
DM 「それは成功でした。」
アイエール 「負のレベルは、明日の朝に”レストレーション”で治せますけど、私が覚えられる以上は食らわないでねー。」
バーン 「おう、じゃあ最後の”ショッキング・グラスプ”を使おう。 触霊を使って強打を入れて、AC22。 41点。」
DM 「うん、生きてる。 生きてる??? まぁ、生きてる。(笑) でも、かなりのダメージだったので存在が揺らいでいます。」
アイエール 「では、次は私の番なので、”マス・キュア・ライト・ウーンズ”を皆さん食らってください。 敵も。(笑)」
DM 「確か意思セーヴで半減できますね。」
アイエール 「セーヴ難易度20で15点の回復です。」
DM 「『ぎゃぁぁ、この暖かさは生きている頃に味わった…感覚だ』」
アイエール 「生き返らせてはあげられないのが残念ですが(笑)、あとはアルベルトの手裏剣に触って、<力場の刃>をかけます。」
アルベルト 「これで、非実体のハズレ判定がなくなるね。 じゃあ、早速手裏剣で。 27点。 あと意思セーヴ19に失敗すると逃げ出しますね。」
DM 「セーヴには成功。」
アイエール 「では、3分間怯え状態になるだけですね。」
アルベルト 「次は<力場の刃>がついていないほうで。 AC24で命中。 非実体の判定に失敗。(笑) ああー、ダメだ。(笑)」
ウィンシー 「効果範囲操作のロッドを取り出して、ファイヤーボール。 反応20でセーヴしてね。 非実体のチェックには失敗、失敗…。あれ、空うちしちゃった。(笑)」
 
非実体のスペクターに手を焼いた一行だったが、それ以上は負のレベルをもらうものもなく、3体のスペクターを掃討する。
 
ユーヌ 「うー、寒い。」
アイエール 「朝までの我慢です。」
ウィンシー 「これは、一旦塔から撤退したほうがいいわね。 そんなわけで、朝になったら”テレポート”! 一旦町に帰ろう。」
ユーヌ 「散々だった。」
アイエール 「ユーヌの負のレベルは”レストレーション”を覚えて治しておきますよ。」
DM 「手に入れたアイテムは、シモーヌが”アイデンティファイ”で鑑定してくれます。 そんなわけで、今日はアイテムの鑑定と分配をして、終わりにしましょう。 町に帰ってきているので、買い物もOKですよ。」
バーン 「ほーい。」
ウィンシー 「”リヴィヴィファイ”の巻物は欲しいよねー。」
アイエール 「ですねー。」
アルベルト 「いらないものは売ってしまおう。」
DM 「じゃあ、経験点でも計算していようかな。」
 
山形でTRPGやっちゃうよの会
第19回 D&D3.5Eセッション・完


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