山形でTRPGやっちゃうよの会 第15回
【蛇人間の城塞−4−】
 

DM 「その場合はですねぇ、ポータルに羊皮紙を投げ込むと、『パチッ』と音がしてポータルの輝きが増し、羊皮紙が消え去ります。
そしてさっきの所に戻ると、緑色に光るアーチの前に、羊皮紙が落ちてますね。」
ウィンシー 「おーっ。 今度は人が入ってみても大丈夫ね。」
DM 「ええ、さっきの場所と行き来できますね。」
バーン 「なるほど。 もう1つは、もう1本の塔に繋がっているわけだ。」
アレクセイ 「3つ目の、道の塔へのアーチは消えていたんですよね。」
アルベルト 「そうだね。」
ウィンシー 「じゃあ、こっちの塔を攻めてみましょうか。」
アルベルト 「(階段を下りながら)塔というよりは、螺旋階段の中に、部屋があるという感じだナァ。」
  
1人しか歩けない螺旋階段を下りていくと、階段の踊り場でモンスターと遭遇する。
 
<バブーン・ワイトの襲撃>
  
DM 「キィキィという叫び声が、階段にこだまします。 階段を蹴り、壁を蹴って、バブーン(狒々)の群れが上がってきます。
但し、その身体は死人のように青白く、目は赤々と燃えています。
あちこちの毛がゴッソリと抜け落ちて、ぴんと張った皮膚が覗いている。
やせこけた鼻面から、尖った歯をむき出しにして、そいつらは襲い掛かってきます。
知識は宗教でどうぞ。」
ウィンシー 「アンデットか。」
アレクセイ 「アンデットなら、本懐であります。 怖いけど。(笑) 判定は29。」
DM 「バブーン・ワイト。」
アレクセイ 「ワイト?!」
バーン 「ワイート!!」
DM 「いい反応、ありがとうございます(笑)。 ご期待どおり、生命力吸収があります。
8HD、ACは薄い。 攻撃ボーナスもそんなに高くないです。 移動速度30の登攀30ってところですね。
攻撃パターンは、噛み付きと叩きつけ。」
ウィンシー 「もう、ターンアンデットで、何匹行ってくれるかだよね。」
アレクセイ 「そんな感じですね。」
DM 「さて、イニシアチブ順に。」
アルベルト 「”ソニック・オーブ”で攻撃します。 命中で、15ダメージ。」
DM 「『ギィギィ!』と声を上げています。 その攻撃は、肉をこそぎ落としているような感じですね。」
バーン 「さて、どうするかな。」
ウィンシー 「アレクセイがターンアンデットする前に、1体を集中攻撃で数を減らすしかないんじゃない?」
バーン 「いや、防御的戦闘とか、あるかな、と思って。」
アルベルト 「腰引きアタック、大事ですよね。(笑)」
バーン 「そう、腰引きアタック(笑)。 AC27まで。 クリティカル…は、しないのか。 21点。」
DM 「それで重傷ってところですね。 4版でいうところの。」
ウィンシー 「<炎の爆発>! 反応19を2人に。 ダメージは10点ね。」
DM 「ダメージ食らったのが10点、もう1匹が5点。」
ウィンシー 「次、本命登場、どうぞ!(笑)」
アレクセイ 「はい、アクションポイントのダイスを握りながら登場ですよ。(笑)
11レベルまでターン。 退散ダメージは18ヒットダイスまで。」
DM 「2匹かかった。 くっ、そんなもんだよな、うん。」
アレクセイ 「で、一応メダル・オブ・ギャラントリィで即行”サンクチュアリ”を発動して終了。」
DM 「じゃあ、ギャアギャアと2体が逃げ出しますよ。 ダメージを与えている方から機会攻撃をどうぞ。」
バーン 「当たり。 14点。」
DM 「死んだ。」
バーン 「なら、<薙ぎ払い>。 隣の奴にも命中。 17点。」
アルベルト 「もう1匹の方に機会攻撃。 命中。 モンク・キック! 1点!(笑)
もう、機動戦闘が入らないとこんなだよ。(一同笑)」
DM 「じゃ、そのまま逃げていきました。(笑)
ターンされなかった1体が、アルベルトに噛み付き。 AC13まで。」
アルベルト 「それは当たらないナァ。」
DM 「はい、おわり。」
アルベルト 「こっちは移動。 ”軽業”使っていないので、機会攻撃どうぞ。」
DM 「外れ!」
アルベルト 「はい、じゃ呪文使ったので、機会攻撃どうぞ。(笑)」
DM 「1回しかできネェよ! アンデットに何言ってるんだ。(一同笑)」
アルベルト 「”レッサー・オーブ”で20ダメージ。」
バーン 「挟撃、全力攻撃。 <強打>2つ入れて潰しに行くか。
当たり! クリティカル…は、無いんだった。(一同笑)
2撃目は外れて、1回だけ命中。 24点。」
ウィンシー 「<炎の爆発> 16点。」
DM 「ピッタシ、死んだ。 セーブ失敗したからな。
さて、先ほども説明したように、ここは踊り場になっており、その内側の壁には両開きの大きな扉があります。」
 
出目20での”聞き耳”、”鍵開け”で扉を開け、中に踏み込む。
さらに、DMは”視認”判定を求め、これには全員が高い値を出す。
  
<恐ろしき死霊術師>
 
DM 「天井から鎖で釣り下がっているのは、トグロを巻いた大蛇の像で、磨き上げた真鋳で出来ています。
部屋は明らかに宗教的な聖域と思しい造り。
天井から釣ってある大蛇の像を囲んで、床にはクッションが同心円状に並んでいます。
信者達は、像を仰ぎ見ながら、祈りを捧げるのだろう。

そして、部屋の中の造りを見て取った、その時、蛇めいた姿のスケルトンが2体、這い寄ってきます。
同時に、気付いた事があります。 真鋳の像の上にも、誰か居る。
それは、甲高い、耳障りな声で何事か唱えています。
黒いローブの縁取りは、緑色の蛇の模様。
縦長の瞳孔と、しなやかな動きは、明らかにユアンティ・ピュアブラッドの特徴。

スケルトンについては”知識(宗教)”をどうぞ。」
アレクセイ 「あれ、この位置からでは壁が邪魔で見えない。」
ウィンシー 「では、私が…30!」
DM 「それは、わかりますね。 ユアンティ・ピュアブラッドウォリアーの強化スケルトン。 HD11。」
ウィンシー 「11?!」
DM 「手にはシミターと、マスターワークらしき、コンポジット・ロングボウも持っています。」
バーン 「こんなクソ狭い所で、なんの役に立つんだ?(笑)」
DM 「元ウォリアーですから。 たしなみですよ。(笑)
生前の装備はそのまま持っていますよ。
上に浮いているのは、ピュアブラッドなのは分かっているので、”知識(地域)”でどうぞ。」
バーン 「18か。 よく分からないナァ。」
DM 「よく分からないけど、死霊術に特化している気がする。」
バーン 「んー。」
DM 「いいですか? このシナリオには、未訳のサプリから、沢山色んなモンスターが出たりしているんですよ。」
ウィンシー 「そこに、ネクロマンサー的な職業がある?! 特技がある?!」
アレクセイ 「我々の知らない、何かが!」
DM 「俺も知らねぇもん、こんなの。(笑)
その死霊術師っぽい奴の名前はヴソルト。
では、気付いた人達から、不意打ちラウンドで行きましょうか。
一応、イニシアチブは振っておいてくださいね。

まずは、不意打ちラウンドのヴソルトから。 バーンに”レイ・オブ・エンヴィーブルメント”。
『あんなデッカイ剣を持っている奴なんか、筋力バカだろ!』」
バーン 「うん、まぁ、その通りだ。」
DM 「いくよ。 接触…びぃぃーむ。 (出目を見て一同笑)」
ウィンシー 「1だ。 1出してる。(笑)」
バーン 「今、筋力減るかと思って、重さのチェックしてたよ。(笑)」
DM 「ウソだろー、さっきも大事なところで1振ってなかったか?!(注:振っています)」
バーン 「剣を抜いて、前に出る。」
DM 「では、ここから普通のイニシアチブ順に行きましょう。 まずはアルベルトから。」
アルベルト 「骨の前まで出て、”精神集中”して、うーん、通るかな。 まぁ、やろう。(ダイスを振って)通った。」
バーン 「そんなに通すの大変なの?」
アルベルト 「技能振ってないから。」
ウィンシー 「なんて危険な。(笑) ”精神集中”失敗したら、呪文中断しちゃうじゃない。」
アルベルト 「いいんだ(笑)。 ”スコーチング・レイ” 2本。 接触攻撃判定、31と、17。 機動戦闘も乗って、ダメージは10D6だね。 37点。」
DM 「ああ、もうやべぇ。(笑)」
ウィンシー 「像が遮蔽になっているはずなのに、それで当たるという事は、”メイジ・アーマー”もかけてない? もしかして。」
DM 「スタテッド・レザーを着ていますが、何か?(笑) そして、俺の番!(笑)
ヴソルトは、ポーションを取り出して、飲む!」
バーン 「ださっ!(笑)」
DM 「さすがに、このダメージになるとねぇ。 キュア・モデレット・ポーションで、12回復か。」
ウィンシー 「ああ、私達の報酬を!(笑)」
DM 「それも、あるんですけどね。(笑)」
バーン 「落ちてこいよ。 落ちてきたら斬っちゃうぞ。(笑)」
ウィンシー 「じゃ、ランタン・アルコンを呼び出して、遠隔接触攻撃。 ヴソルトにビーーーーム!! でも、出目が悪い!外れ。(笑)」
アレクセイ 「移動して、まず、中の様子が見えるようになりました。」
DM 「では、識別どうぞ。」
アレクセイ 「宗教で32まで。」
DM 「それだと、”ヒーローズ・オブ・ホラー”って未訳のサプリに掲載の、”ドレット・ネクロマンサー”と分かる。
死霊術を極めた術者です。
クレリック呪文からも、秘術呪文からも、バード呪文からも、ブラックガード呪文からも、その他色々死霊術を使う事ができます。
”ダークネス”のような力術も使えます。
また、6レベルだと、なぜかダメージ減少2/殴打及び魔法があって、即死効果に完全耐性。
睡眠、マヒ、朦朧化に対するセーブに+2、アンデット威伏、忌まわしき接触(即行アクションで接触する事により、相手を病気に出来る)。
恐怖のオーラ。 ターンの終了時に5フィート以内にいる人に対して怯え効果。
負の爆発。 1日1回、5フィート以内にいる、生きているクリーチャーに対してダメージ。 アンデットは回復。」
ウィンシー 「でも、相手は10フィート上にいるから、関係ないよね。」
アレクセイ 「降りてくれば、アンデットとのコンボ発動というわけですね。」
バーン 「降りてきたら、死ぬけどな。(笑)」
アレクセイ 「じゃ、ターン・アンデット行きましょう。 レベル12までターン。」
DM 「あ、このエリアは”冒涜(ディセクレイト)”なので、全てのアンデット退散の試みは、マイナス6の不浄ペナルティをこうむる。」
アレクセイ 「なんですってー。」
DM 「退散をキャンセルしてもいいですよ?」
アレクセイ 「じゃあ、やーめた。(笑) 『この部屋は不浄だよ!』と言って、”ディヴァイン・パワー”。」
DM 「アルベルトの前のスケルトンが攻撃します。 命中。 8点のダメージ。
バーンには、外れ。 スケルトンズ終了。 次バーンだよ。」
バーン 「目の前のスケルトンを殴る。 全力攻撃。 命中と外れ。 ダメージは12点だけど、ダメージ減少があるんだよね?」
DM 「ええ、スケルトンだから、通ったのは7点ですね。 …バーンが一桁ダメージなんて。」
バーン 「出目が悪かったんだよ。(笑)」
DM 「一周してアルベルト。」
アルベルト 「機動射撃したいから、部屋をぐるりとまわって、攻撃。 機会攻撃をどうぞ。」
DM 「2匹攻撃して、1回当たって、7点。」
アルベルト 「”レッサー・オーブ”のサウンドでヴソルトに24点。」
DM 「うわ、ポーション飲んでいなければ死んでた。(笑)
こっちは、アレクセイに”ブラインドネス(盲目)”」
バーン 「クレリックは厄介か。」
DM 「どうせ前衛は対策をしてあるんだろうから、先に僧侶を潰してやろう! 頑健セーブどうぞ」
アレクセイ 「セーブで19が出たから、合計25。」
DM 「うそだー!(笑) じゃあ、移動アクションで、ポーションでも取り出しておくか。 そして落とす。 割る。」
ウィンシー 「これって、嫌がらせ?」
DM 「さて。(笑) 次はウィンシー。」
ウィンシー 「アルコンのビーム撃ちまーす。 あれぇ、2本とも外れ。(笑)
本体は<炎の爆発>。 ダメージは…」
DM 「死んだ。 これでスケルトンも動きを止める。」
バーン 「一応、スケルトンも破壊しておくか。」
DM 「壊れたよー。」
アレクセイ 「その間に、回復しておきましょうか。」
 
部屋を探索し、ヴソルトやスケルトンの装備を手に入れた一行は、さらに塔の下の階に進む。
 
<人間の協力者〜シウアーン〜>
 
DM 「さっきと殆ど同じ扉があります。 但し、今度は中から戦っているような物音が聞こえます。」
アルベルト 「今回は開ける前に”シールド”使っていこうかな。」
アレクセイ 「その前に、メルトゥーヴィアルの能力の、”ディテクト・ソウツ”使います。 中の人の思考が読めるかも。 呪文難易度は16です。」
DM 「はい、1ラウンド目、知力1以上で意識のあるクリーチャーの思考が、存在します。 その数は8。」
ウィンシー 「8体! 多いなー。」
DM 「最大知力は12です。 いずれかの精神の、表面的な思考。 8体のうち、どのクリーチャーの思考を読みますか?」
アレクセイ 「一番、頭良さそうな人。」
DM 「すると、意思セーブか。 あ、やられた。 『この、目の前の女を殺してやる』かな。」
アレクセイ 「やばそうですよ。」
バーン 「よし、鍵を破壊して突入しよう。」
DM 「この部屋は、塔の中央部全体を占めていますが、中の恐ろしいものを収めておくには、もっと広くないといけないのではないかと思える程だ。
おぞましい芸術品、まがまがしい武器、血のこびりついた骨、手首から切り取った手、混沌と悪の印を帯びた旗といったものが、八方の壁にズラリと並んでおります。
向かい側の壁際に、見るも哀れな囚人が6人、手かせ、足かせの姿で立っています。
顔には恐怖と絶望の色が浮かんでいます。

部屋の中央には、ぶ厚い石の一枚板がすえてあり、その傍らで人間の女の囚人が、もう1人の人間の女の手から逃れようと、もみ合っています。
後者の女は、エルヴン・チェインに血の色の儀式用ローブをまとっています。
囚人は丸腰ですが、邪教の女は、錆びた短剣を振りかざしています。

君たちが扉を破壊して中に入ると、拷問役の女は錆びたダガーを落とし、叫び声を上げつつシミターを抜いて、突っ込んできます。
拷問役ともみ合っていた女は、落ちたダガーを拾い上げ、震えながらも素早く後ろに引こうとしています。

あとは、イニシアチブ順に解決しましょうか。
拷問役の女は、シウアーンと言う名前です。」
アレクセイ 「シウアーン? オープニングで名前が出てきた人だ。」
DM 「もう1人の女は、アーザネズラ。」
アルベルト 「こっちは囚人っぽいよね。」
バーン 「実は敵かもしれないけどな。」
ウィンシー 「実は両方敵って奴ね。」
DM 「シウアーンは”知識(地域)”どうぞ。」
ユーヌ 「21。」
ウィンシー 「27。」
DM 「8レベルファイターです。」
ユーヌ 「かなわない!(笑)」
ウィンシー 「凄い沢山特技持ってそう。」
DM 「次、アーザネズラも判定どうぞ。」
ウィンシー 「こっちは、19。」
ユーヌ 「26。」
DM 「立ち居振る舞いとか、一見パラディンのように見えます。」
ウィンシー 「じゃあ、ファイター勝てないんじゃない?」
DM 「この人、鎧も着ていないし、持っているのは、今手に入れた錆びたダガーだけなので。」
ウィンシー 「それで<悪を討つ一撃>が使えるかも。(笑)」
DM 「えーと、イニシアチブ順で…シウアーンから? あら、珍しい。」
ユーヌ 「最近、出目が悪くてねぇ。」
DM 「シウアーンは機会攻撃覚悟で行くので、アーザネズラが攻撃、外れ、バーンに<回避>指定。
<強打>…あれ、持ってない(笑)。 AC18まで。」
バーン 「立ちすくんでいても、鎧がはじいた。(笑)」
DM 「この状況だと、勝ち目もないし、いいから早く殺してくれよって感じだな。(笑)」
ユーヌ 「”軽業”で中に踊りこんで、急所攻撃、機動攻撃、オーガンリッパーで…と、出目は凄く悪いな。 15点。」
DM 「意外に低かったな。」
バーン 「黙って全力攻撃。 ユーヌが挟撃してくれたから、<回避>があっても問題ないな。
全力Vの字斬り! AC27とAC16。 1回だけか。 こっちも出目は悪いな。 16点。
ユーヌより1点多いだけだ。 ああ、少ない、少ない。(笑)」
ユーヌ 「おいおい。(笑)」
DM 「次はアレクセイ。」
アレクセイ 「イニシアチブ1まで落としていいですか。(笑)」
DM 「味方の出方を見るか。 アルベルト。」
アレクセイ 「傷を受けたら回復するくらいでいいかなぁ。」
ユーヌ 「む、敵の囚人が味方だと思っているな?」
アレクセイ 「聖騎士みたいだし、敵の敵は味方だという事で。」
バーン 「うーん。」
アルベルト 「”軽業”でワンドで命中。 ダメージは6点!」
アレクセイ 「ダメージ3D6+1なのに!(笑)」
バーン 「あれが、本当に出目が悪いって事なんだよ。」
ユーヌ 「なるほどなぁ。(笑)」
ウィンシー 「特にする事ないのよねー。 <炎の爆発>でユーヌさんを巻き込んでとか…ウソだよねー。」
ユーヌ 「<身かわし>あるからいいよ。 セーブは幾つ?」
ウィンシー 「反応の19。」
ユーヌ 「4出さなきゃ大丈夫。」
ウィンシー 「うーん、どうしようかな。 まぁ、本人がいいと言ってるんだし!
<身かわし>があるなら、0点にできるし! <炎の爆発>! 19点。」
ユーヌ 「反応24でサッとかわした。」
DM 「戦士に反応は無理。(笑)
あー、もう、死にそうだ。 さ、誰がトドメをさす?」
アルベルト 「はっ、まだ剣を使いたい人が残ってる。(笑)」
アレクセイ 「はっ。 チャンス。(笑) でも、捕虜の女の人は動かないの?」
DM 「そうですね、ダガーで攻撃します。 『もらったぁぁぁぁ!』」
ウィンシー 「攻撃しちゃってるよ、この人。(笑)」
DM 「でも、はずれ。(笑)」
アレクセイ 「じゃあ、5フィートステップして全力攻撃。 AC24で1回だけ当たり。 3点食らってください。」
DM 「あ、死なない。」
ウィンシー 「あれ、この状況って、<大旋風>があれば3人入るんじゃない?!」
アレクセイ 「はっ、ファイターの罠だった?!(笑)」
DM 「そんなもん、とるわけ無いじゃないですか!(笑)
こっちの攻撃ですが、シナリオに逃げないって書いてあるんだよな。
全力攻撃ー!」
バーン 「口から泡吹きながら、攻撃している感じだな。」
DM 「一番弱そうな奴…裸のパラディンは狙わないだろうから、クレリックだろうな。」
バーン 「そこに割り込みたいくらいだな。」
DM 「20が出たから、AC25はあたるよね。 アレクセイに14点。」
アレクセイ 「いたかったー。」
DM 「さぁ、殺せ!」
ユーヌ 「じゃあ、攻撃するか。」
バーン 「ユーヌが殺せなければ、”ショッキング・グラスプ”を乗せた一撃が飛ぶぞ。」
ユーヌ 「そこまで入れなくても。」
バーン 「いや、アレクセイを斬ってくれたからな。(笑) むかっとしてる。」
ウィンシー 「まだ、先があるんだから、温存してー。(笑)」
ユーヌ 「とりあえず、くるりと回りこんで、と。
移動困難地形になっているみたいだけど、シーフアクロバットには関係ない。
バーンが攻撃するのを期待して、<体制崩し>を。」
DM 「そんなのあったなぁ。(笑)」
ユーヌ 「でも、AC20までだから、当たらないか。」
DM 「それは、よけた。 『まだいける!』」
バーン 「さて、”ショッキング・グラスプ”を…」
アレクセイ 「僕は大丈夫だからっ! 温存してー。(笑)」
バーン 「じゃあ、気持ちだけ入れて、『貴様ー!』(笑)。 AC24まで。」
DM 「ん、当たった。 ダメージを聞くまでもなく死んだ。」
ウィンシー 「『サートラス様、ばんざーい!』とかいいそうな雰囲気?」
DM 「そうですね。」
バーン 「いや、言わせないくらいの勢いで斬る!(笑)」
DM 「サートラス様、ば…(真っ二つ)」
ユーヌ 「ば…? バーン?!(笑)」
DM 「ひどいや。(笑)」
ユーヌ 「ひどいや。(笑)」
 
<アーザネズラ>
 
DM 「アーザネズラは君たちを警戒しながら見ています。
『あなた達、何者なの?!』」
ウィンシー 「じゃあ、この前ヴェルナーさんに説明したように、アーティファクトの件は隠して、これまでの経緯をカクカクシカジカと。」
DM 「彼女は『なるほど』と言って、『私も少しは戦える。 あなた方に同行したい。』と申し出ます。」
バーン・ユーヌ・ウィンシー 「(ジト目で)ぇえーぇ?」
アレクセイ 「大ブーイングです。(笑)」
DM 「『え、何? 何? 何?!』(笑)」
ウィンシー 「とりあえず、難民キャンプ行きかな。」
バーン 「いや、装備も何も…まぁ、手に入れたのがあるか。」
DM 「彼女の装備なら、その辺に置かれていますよ。
部屋の隅をガサゴソとやって、『ああ、これこれ。』と、ブレストプレートとショートスピアを出して…。」
バーン 「パラディンが、ブレストプレート?!」
アルベルト 「ショートスピアぁぁ?(笑)」
アレクセイ 「また、大ブーイングです。(笑)」
バーン 「せめて、この、+1フルプレートを着ないか?」
DM 「『くれるなら欲しいけど。』」
バーン 「貸すだけだぞ。」
アルベルト 「パラディンなら、宗教関係の印とかが鎧についてない?」
DM 「それは、パッと見、細工して隠しているみたいですね。」
アルベルト 「へぇー?」
DM 「まぁ、こんなところを1人で歩いているから、仕方ない部分もあるでしょうけど。」
ウィンシー 「バハムートみたいな、変な奴だとか?」


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