山形でTRPGやっちゃうよの会 第14回
【蛇人間の城塞−3−】
 

ヴェルナー 「ベルネス姫はご無事ですか?」
DM 「衰弱はしていますけれど、無事ですよ。」
ヴェルナー 「では、いたわっていましょう。」
アレクセイ 「ダメージを食らったわけではないでしょうから、〈治療〉で介抱して、少し楽になるようにしておきます。」
DM 「『ありがとうございます』とベルネス姫。 話し方も、いかにも高貴そうな感じです。」
アレクセイ 「でも、お礼は言ってくれるんですね。 いい人だなぁ。」
ヴェルナー 「これは僧侶様、かたじけない。」
ユーヌ 「さて、重くて持ちにくい財布は無いですか?(一同笑)」
バーン 「こらこら、ユーヌ、勝手に人の荷物あざるなよ。 それはこの人達の荷物じゃないのか?(笑)」
ユーヌ 「(気にせず)これは、あの国の手形かぁ。」
ヴェルナー 「こらこらこらこら!(笑)」
DM 「…ヴェルナーは早めに装備を取り返してください。(笑)」
ウィンシー 「取り返しました。(笑)」
バーン 「俺らも冒険者だから、余ったものがあればもらっていくぞ。(笑)」
ヴェルナー 「取られる前に、ちゃんと元の持ち主に配っておいたほうが良さそうだ。(笑)」
DM 「さて、少し元気になったベルネスが、あたりを見回して『ところで、ここはどこなのですか?』」
ウィンシー 「実は…わからないのよー!(笑)」
バーン 「地理ロールは、再挑戦してもいいのかなぁ?」
DM 「ダメ。(笑)」
バーン 「くそー。(笑)」
DM 「ちなみに、シールド・ランドの人達の中にも、このあたりの植生が分かる人はいませんね。
少なくとも、シールドランドのものとは、違うようです。」
ヴェルナー 「うーん、ここはどこだ。 (一行に)あなた方も、どこからか飛ばされてきたのですか?」
ウィンシー 「飛ばされてきたというか…飛んできたのよ。」
アレクセイ 「飛ばされたとか言われると、リストラされた苦い思い出が。(笑)」
バーン 「まぁ、悪いユアンティ狩りにきたんだよ。」
ヴェルナー 「その割りに、どこにいるのかも分からないとは。」
ウィンシー 「ポータルで来ちゃったから。」
バーン 「その言い方は心外だな。」
ユーヌ 「そこに悪があるなら! 我々はどこにでも行くのだ! ハッハッハ!」
アルベルト 「ユーヌがなんか言ってるよ。 金の為じゃないの?(笑)」
ユーヌ 「おかしいんな。 姫様には、こういっておけばいいって言うマニュアルがあったのに。(笑)」
アレクセイ 「あったかなぁ。(笑)」
DM 「そんな風に話している君達のところに、奴隷村の人がやってくるよ。
(ベルネス姫を見て)『おや、お仲間かい? こりゃまた、めんこい娘だね!』とか。(笑)」
ヴェルナー 「ここの村の人達は、皆、城から逃げ出してきた人達?」
DM 「いえ、ここでユアンティの監視の下、働かされていた人達です。」
ウィンシー 「それを我々が、勝手に開放! とか言っているわけだけど、ここの場所が分からなくて逃がせない。(笑)
危険なアンダーダークをゾロゾロと行くわけにもいかないし。」
バーン 「まぁ、そんなわけで、俺達が城を制覇するまで、ここにいてもらっているんだ。」
ヴェルナー 「なるほど。」
バーン 「よかったら、あんたも協力してくれないか?」
ヴェルナー 「もちろん、そういうことならば協力は惜しまない。」
DM 「ベルネスも賛同の意を伝えますよ。
『私達は、早くシールド・ランドに戻らなければならないのです。』」
ヴェルナー 「ですが、姫様をこのままここに置くのは危険が。」
ウィンシー 「さっきみたいに、ユアンティが戻ってくるかも知れないもんね。
まぁ、奴隷の村に紛れ込んでかくまってもらう?」
バーン 「全く戦えない人ばかりでもないだろうから、城の中で手に入れた普通の武器や防具を配って自警団でも組織してもらうか。」
DM 「と、いうわけで、皆さんとヴェルナーは蛇人間の城塞…セラティス城と人は呼ぶ、そんな城塞に再突入するということで。」
アレクセイ 「よろしくお願いします、騎士殿。」
ヴェルナー 「よろしくお願いします、僧侶様。」
DM 「ここで、お昼にしましょうか。」
一同 「おー。」
 
昼食を食べつつ、雑談…と思ったら…?
 
DM 「あれ、折角マップ作ったのに、家に忘れてきた。」
ユーヌ 「じゃあ、クラシックの頃みたいに、マッピングしますか。 俺コーラーね。」
アレクセイ 「コーラーとか、懐かしい。(笑)」
ユーヌ 「斜め45%の通路とかがあったりして、マップが合わなくなるんだ、これが。(笑)」
DM 「探して、なかったら、フロアタイルでも組み合わせて使いましょう。」
  
結局マップは見つからなかったので、フロアタイルで代用。
あまり違和感なし。 問題なし。
 
DM 「さて、はじめましょうか。」
ユーヌ 「はーい。」
バーン 「今日休みのグラムには、自警団のリーダーとして、ユアンティたちから村人を守ってもらおうか。」
アレクセイ 「あ、いいですね、それ。」
バーン 「うん、グラムが残ってくれるなら、安心だ。」
アレクセイ 「グラムなら、よもやユアンティに遅れをとることは無いでしょう。」
ヴェルナー 「では、姫を頼んだぞ。」
 
ヴェルナーを仲間に加え、城塞に再突入した一行は、3階の階段でノーム程の大きさの、人型のモンスター2体と遭遇する。
 
<突入〜道の塔〜>
ウィンシー 「ノームみたいということはコボルト、かな?」
バーン 「狭い階段に2体か。」
アレクセイ 「並べるのは2人までなんですね。」
DM 「ええ。 階段は直線で、今皆さんは階段の上り口のところにいる。
敵は階段の先の、踊り場のようなところにいます。
また、急な階段なので、1マス進むのに2マス分のコストが必要です。
知識チェックは”知識(地域)”でどうぞ。」
ヴェルナー 「なければ振れないんですね。」
ユーヌ 「知識関係は、そうですね。」
DM 「(出目を見て)リザードフォーク、トカゲ人間です。」
ウィンシー 「リザードマンみたいなものね。」
DM 「ですね。 クラスはレンジャー。 コンポジット・ロングボウとバスタード・ソードを持っています。
では、イニシアチブ順に行きましょう。」
ヴェルナー 「階段に突入。 まっすぐ進んで、タワーシールドを構えておきましょう。」
DM 「次はこちらですね。 1匹は、スイッチをポチッと押す。」
バーン 「うわ、なにかやる気だ。」
DM 「すると、彼らの敵の目の前に、高さ3フィート(90cm)くらいの低い壁がせりあがってきます。」
ウィンシー 「遮蔽かー。 アーマークラスが上がるわけね。」
DM 「ええ。 +4の遮蔽効果があります。 で、これが移動アクションだったので、標準アクションで呪文を使って、”ハンターズ・マーシー”。
次の攻撃が命中したら、問答無用でクリティカルになります。
もう1体は、待機。 なにか準備しているようです。」
バーン 「さて、弓で狙ってもいいが…どうするかな。
ここは前進して、壁に取り付いてしまおう。
『おらっ、これで同じ条件だ! 一歩でも動いたら、ザクッと行くぜ!』」
ユーヌ 「”丘登り”(シーフ・アクロバットの能力)で移動困難地形を無視して、階段を上がって…」
DM 「では、ユーヌが階段に入ったところで、こちらの待機アクション(3人階段に入ったら)が発動して、行動していなかった方が、別のボタンをポチッと押すと、階段の上の方から大量の油がザーッと流れてきて、非常に滑りやすくなります。
機動時(現在)とラウンドの開始時に”平衡感覚”判定、難易度17。
というわけで、階段にいる3人は、”平衡感覚”をお願いします。」
ヴェルナー 「17? それは無理だ。」
バーン 「こっちは成功。」
ユーヌ 「1さえ出なければ。 うん、成功。」
DM 「ヴェルナーが転びましたね。 すると階段から転げ落ちます。
階段の下まで転げ落ちて伏せ状態になって、2点ダメージが行きます。
さらにそこから連鎖的に罠が発動して・・・そうだよなぁ、ヴェルナーは、かかるよなぁ。
ゴメンナサイ、ヴェルナーさん!

で、ヴェルナーが落ちたところのマス、2マスがパカッと開きます。」
ウィンシー 「落とし穴!」
アレクセイ 「うわー。」
DM 「落ちるかどうか、反応セーヴをどうぞ。 ただし転げまわっているので、マイナス5で。」
ヴェルナー 「それは、失敗。」
DM 「すると、下の階まで落ちて、2D6のダメージで、6点。」
ウィンシー 「これは、戦線復帰は無理じゃない?」
DM 「頑張れば来れるんじゃないでか?(苦笑) 3ラウンド目の移動アクションで、戦場に姿を現せますよ。」
アレクセイ 「うーん、これじゃ階段を上がれない。 今回から重装備にしたのが間違いだったかも(笑)。」
ユーヌ 「まぁ、ボクは1を出さなければ大丈夫だけどね。 で、移動は継続していいんですね。」
DM 「ええ。」
ユーヌ 「では、移動して攻撃。 AC21まで。」
DM 「それは外れ。」
アルベルト 「遮蔽が入るからナァ。 僕もあそこには、居続けられないから。
でも、頑張るかな。 テレポートして穴を越えて、”平衡感覚”も成功。
精密射撃があるので、”スコーチング・レイ”で、クリティカルかも…クリティカルした!」
DM 「ぉおい!(笑)」
ウィンシー 「10D6? なにそのダメージ。(笑)」
アルベルト 「30ダメージ。」
DM 「さすがにそれでは死なない。」
アルベルト 「じゃ、2本目。 接触のAC18。 15ポイント。」
DM 「あ、死んだ。 ”ハンターズ・マーシー”が無駄になった!(一同笑)」
バーン 「これでスペースが空いたぞ。 ふふふ。」
ウィンシー 「それだったら、バーンが”跳躍”する位置の油を、私が”炎の爆発”で燃やしておこうか? DMできる?」
DM 「ええ、いいでしょう。 その代わり、引火して油の上に立っている人は皆、1D6点ダメージを食らいます。」
ウィンシー 「でも、このまま油の上を行くよりもいいよね?(バーン「うん」) じゃあ、燃やした。」
DM 「はい。 油に引火して、全員ダメージを食らってください。 ダメージはそれぞれ振っていいですよ。」
バーン 「4点くらった。」
ユーヌ 「6点くらった。(笑)」
アルベルト 「3点でした。」
ウィンシー 「で、移動アクションは何もしない。」
アレクセイ 「では、5フィートステップして、残った敵に”スピチュアル・ウェポン”。」
DM 「うわ、きた。(笑)」
ウィンシー 「だって、領域呪文に…」
アレクセイ 「入ってるんだもの。(笑) AC29まで。 8点のダメージ。 あとは剣を抜いて終了。」
DM 「では、1周して、ヴェルナーは戻ってくる為に走っている。」
ヴェルナー 「1ラウンド消費ですね。」
DM 「こっちは待機していたので、行動順がユーヌの前にきます。」
バーン 「機会攻撃覚悟で壁を乗り越える。」
DM 「噛み付きで機会攻撃。 命中。 5点のダメージ。」
バーン 「まだまだ。 攻撃!命中。 26点。」
DM 「こっちか。 1回も使っていない弓を捨てて、バスタードソードを抜いて両手で使う。
バーンに攻撃。 クリティカルかも。 …クリティカルした。」
ウィンシー 「でも、マジック・サークルがあったんじゃなかった?」
アレクセイ 「ええ、かけてますよ。」
バーン 「あ、忘れてた。 でも当たるけどな。(笑)」
DM 「ダメージは22点! あとおまけで噛み付き。 命中。 4点追加。」
バーン 「残り14点だ。」
DM 「あとはここで待機。」
ユーヌ 「そのリザード・フォークを飛び越して後ろに回りこむ。」
DM 「”跳躍”と”軽業”が必要になりますよ。」
ユーヌ 「”跳躍”はいいとして、”軽業”はアクションポイントを使って成功。」
ウィンシー 「敵の頭上を、華麗に宙返りして後ろに回った!」
ユーヌ 「そして、攻撃を。」
DM 「人間離れした動きだよなー。」
ユーヌ 「攻撃は…あたらねーなー。」
アルベルト 「こっちは”スコーチング・レイ”のワンドで、命中。 10点。」
DM 「あ、死んだ。 もう終わりか。」
 
ヴェルナーと合流した一行は、ユーヌが罠を無力化するのを待って階段の上へと向かう。
 
アレクセイ 「とりあえず、全員全快。」
ユーヌ 「回復が多かった分は、一時的HPにかえていいですか?(笑)」
アレクセイ 「残念ながら、鼻血になって体の外へ出ちゃいます。(笑)」
 
階段の上には扉があり、それを開けると八角形の塔を半分に切ったような形の部屋になっていた。
 
<ブロンズ・ドラゴン”折れ翼”>
DM 「部屋には上り螺旋階段があり、上には踊り場らしきものがあります。
向かい側の壁には、扉が4つ。
今居るところが4階で、螺旋階段を上ったところが5階になっているわけですが、この4階と5階は吹き抜けになっています。

ここに入ると、竜の姿のモンスターが、折れ曲がった翼を広げて急降下してきます。
鱗の色は鈍いブロンズ色で、一面古傷だらけです。

降下しながら、共通語で叫びを上げます。『助けて!もう捕まるのは嫌だよ!』」
アルベルト 「金属…ブロンズ系なら、善のドラゴンなんじゃない?」
バーン 「と、言う事はわかっていいの?」
DM 「”知識(神秘学)”。」
バーン 「悪い竜じゃないってのは、分かった。」
DM 「ええ、普通は悪い竜じゃありません。」
バーン 「なら、話しかけてみるか。 『どうしたんだー?』」
DM 「じゃ、不意打ちラウンドで、電撃のブレスを吐きます。」
バーン 「えーっ。」
アルベルト 「悪い人だ。」
DM 「あ、ブロンズドラゴンながら、属性は悪なのでよろしく。(笑)
ユーヌ、アルベルト、バーンは反応セーブ。」
ウィンシー 「ああ、遅れていくことにしておいてよかった。」
アレクセイ 「ですね。(笑) でもウィンシーさんには”にわかの移動”があるじゃないですか。」
DM 「ブレスのダメージは20点。 反応難易度は19。」
バーン 「10点くらった。」
アルベルト 「《身かわし》があるから0点。(笑)」
ユーヌ 「同じく。(笑)」
DM 「あれー。(笑) じゃあ、普通のラウンドいきましょうか。」
ウィンシー 「こっちも、前衛が電気のブレスにやられたのは見ていていいわけね。」
DM 「ええ。 それから前衛の3人は”視認”振ってみてください。」
ユーヌ 「30。 じゃあ、+2修正で”あれを見ろ”。(技能の離れ業)」
バーン 「低かったのを振りなおせるのか。 21になった!」
アルベルト 「こっちは28。」
DM 「5階のバルコニーの手すりのところに、何者かが透明になって隠れているのに気付きます。
あとはイニシアチブで行きましょう。」
ウィンシー 「ちょっと、前衛と離れすぎたかな。」
バーン 「ダブルムーブで、2ラウンドあれば来れるんじゃないか?」
アレクセイ 「私は中荷重だから、3ラウンドかかりますけどね。」
ウィンシー 「最初行きます。 このラウンドは、全力で上った。」
DM 「ドラゴンの番。 彼は”折れ翼”という名前なんですが…」
ユーヌ 「”ディスガイズ(幻により、姿を偽る魔法)”されている様子はありますか?」
DM 「その様子はないですね。 君たちにはブロンズドラゴンにしか見えません。
それがフリーアクションで『助けて!助けて!』と君たちをあざけるように飛び回っているわけです。」
バーン 「悪とはいえ、ブロンズドラゴンを斬るのは、いい気分じゃないな。」
DM 「ドラゴンはその場所でホバリングしつつ、またブレスでも吐きますか。
即行アクションでソーサラー呪文。 ”ブレス・フレアー!” 自身のブレス攻撃に目くらまし効果が付与されます。
で、ブレス。 反応セーブ19をどうぞ。 今度のブレスは、大変眩しいですよ。」
バーン 「成功。」
アルベルト 「成功。」
ユーヌ 「成功。」
DM 「19点だから、半分で9点か。」
ウィンシー 「《身かわし》組みは0点か。 いいなぁ。」
バーン 「”キュア・モデレット・ウーンズ”のワンドで、自分を癒しながら、走ります。」
ユーヌ 「足止め袋を出して、ドラゴンに投擲。」
バーン 「当たると、どうなるんだ? それ。」
ユーヌ 「反応セーブに失敗したら、まぁ、飛べなくなるね。」
ウィンシー 「ドラゴンの高さは?」
DM 「最初にブレスを吐く時に降下したので、5フィート上です。」
ウィンシー 「じゃあ、ダメージは食らわずに、落ちて動けなくなるって事ね。」
ユーヌ 「接触25まで命中。」
DM 「いやぁ、それは当たりますね。 セーブは成功。
移動力が半分になって、攻撃ロール、有効敏捷にペナルティなんですね。
150フィートの移動力が75フィート? マジ最悪。(笑)
ドラゴンの高機動が…。

さて、透明な奴は呪文を使って移動した模様です。
”視認”に成功するまで、奴の所在は分からず。」
アルベルト 「なら、自分の手番で”シー・インヴィジヴィリティ”を使いました。」
DM 「それだと、見えちゃいますね。 バルコニーの上の角に居ます。」
アレクセイ 「上に向かって走ります。 ダブルムーブで終了。」
ヴェルナー 「同じく。」
DM 「次のラウンドの戦闘に戻って、ウィンシーから。」
ウィンシー 「移動して部屋に入って、なんかブロンズのドラゴンが居る。(笑)
でも、状況が分かっていいんだよね。
”ヘイスト”かけます。 アレクセイだけ効果範囲に入らないけど。」
アレクセイ 「問題ないです。」
ウィンシー 「全力攻撃に1回プラス、反応セーブ+1、AC+1、移動力30フィートプラス。と。」
アレクセイ 「神のような効能ですねぇ。」
DM 「今度はドラゴンですね。 飛行のルールは面倒だなぁ…<かすめ飛び攻撃>しつつバーンの25フィート上に行きます。」
ウィンシー 「<かすめ飛び攻撃>って、機会攻撃を誘発するんじゃなかった?」
DM 「普通の<かすめ飛び攻撃>はそうですが、このドラゴンは、<かすめ飛び攻撃強化>を持っているので。
ドラコノミコンに記載されている特技です。」
ウィンシー 「うわー、ずるい! ドラコノミコンなんて!(笑)」
DM 「何がズルイだ、俺は買ったんだ、使わせろ!(一同笑)
てわけで、AC34。 当たりですね。 バーンに10点。」
バーン 「”レイ・オブ・エンフィーブルメント”! 筋力を5減らした。」
DM 「…筋力ボーナスが1しかなくなった。(笑)」
アルベルト 「1レベル呪文にしては、破格の効果だよね。」
バーン 「で、螺旋階段の方に移動して終了。」
ユーヌ 「さて、その透明になっている奴が見えるかもしれない可能性にかけて、”松明虫ペースト”を投げてみる。」
アレクセイ 「また、聞いたことない名前のアイテムが出てきた。(笑)」
アルベルト 「”フェイアリーファイア”みたいな効果がある錬金術アイテムだね。」
バーン 「まったく、便利道具の塊みたいな奴だ。(笑)」
ユーヌ 「ええい!(投擲) これはクリーチャーに当てないとだめ?」
DM 「(ルールを確認して)床でいいですね。」
ウィンシー 「床のACは5だよ。」
ユーヌ 「そりゃあ、当たる。」
DM 「松明虫のぼんやりした光で、敵の輪郭が浮かび上がる。 ユアンティ・ピュアブラッドですね。」
ウィンシー 「見えた瞬間に、”地域(知識)”とかできるの?」
DM 「できますよ。」
バーン 「22。」
DM 「ウィザード3、マスタースペシャリスト3です。」
ウィンシー 「私と同じだ。」
DM 「はい。」


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