山形でTRPGやっちゃうよの会 第13回
【蛇人間の城塞−2−】
 

アルベルト 「ああ、そうか。」
バーン 「コイツを何とかせねばならんのか。」
 
アティアグは、岩のような肌をした、膨らんだ卵型の姿をしたクリーチャー。
その体から生えた、トゲのついた触手のような器官で殴りつけて攻撃したり、からめとったりと、嫌らしい攻撃を行う。
基本的に清掃動物なのだが、新鮮な肉を捕食する事もしばしば。
しかも、超大型になっている為、間合いも20フィート。
 
DM 「しかも、病気持ち。 他にもスペルウォード…呪文によってゆがめられていると言うテンプレートがついてます。
呪文抵抗や呪文吸収があったりとか。」
ウィンシー 「ペデスタルからの地下道で会ったクリーチャーかぁ。 近寄りたくないよねー。」
バーン 「呪文吸収ってなんだっけ?」
DM 「呪文抵抗を突破できないと、吸収してしまうんですよ。
たとえば筋力に+4ボーナスしたり、頑健にプラスしたり、移動速度得たり、エネルギーに対する抵抗を得たり。」
バーン 「レイ・オブ・〜はやらないほうが良さそうだな。」
DM 「では、イニシアチブ順に行動をとうぞー。」
アルベルト 「では、”軽業”で近づいて、ワンドでシールドを使います。」
バーン 「相手が立ちすくんでいるうちに、強打いれて、立ちジャンプからブレード・オブ・ブラッドを乗せて斬るぞ。 53点。」
DM 「さすがに、まだ生きてる…。」
ウィンシー 「移動して、”サモンモンスター3”!即時召還。 穴のふちにセレスチャル・バイソンを呼んでAC23!」
DM 「あたりー。」
ウィンシー 「突き刺して16点。」
ユーヌ 「今のうちに回りこむ準備をしておくか。 横に回って攻撃ー! 命中で…アンデットでないので”給食”がのります。」
バーン 「給食…? 急所攻撃だろ。(笑)」
ユーヌ 「19点。」
DM 「よかった、まだ生きてる。」
バーン 「まだ大丈夫なのか。」
アレクセイ 「では、”ブレード・オブ・ブラッド”をかけて、剣で攻撃します。 5点くらって、と。」
ユーヌ 「攻撃するのかよ。(笑)」
アルベルト 「後ろにいたほうが良くない?」
アレクセイ 「大丈夫です。 ダメージをもらう前に倒せば良い話なので!(笑) 命中して、14点。」
DM 「…死んだ。(笑)」
ウィンシー 「1ターン持たなかった。(笑)」
DM 「HPが91点あれば、1ターンくらい持つと思うでしょ、普通!(笑)」
ウィンシー 「まぁね。」
バーン 「半分以上もらったからな。(笑)」
ウィンシー 「さて、”ディテクト・マジック”に反応はあるかな?」
DM 「腐肉のつまった穴の中から、反応がありますよ。」
ウィンシー 「じゃあ、調査ね。」
DM 「穴の中に誰か、入るんですか?」
ウィンシー 「ローグ/スカウトの人がいるじゃない。 『じゃあ、ボクが行ってくるよ!』と言って行ったと言う事で。(笑)」
バーン 「ひでぇ。(笑)」
アレクセイ 「いくら、席を外してるからって。(笑)」
ウィンシー 「いいのいいの。 出目20で探してね。(笑)」
DM 「えー、(シナリオを読み上げ)真に我慢強く、諦めの悪い者が、あえて穴の中を捜索し…。
真に我慢強いかどうかはともかく、諦めは悪そうですね。(笑)
指輪が1つ見つかった。」
ウィンシー 「魔法の系統は何か分かる?」
DM 「防御術だったっけかなぁ…(確認中)。」
ウィンシー 「すると、リング・オブ・プロテクションかな。」
バーン 「プロテクションって、行き渡ったんだっけ?」
ウィンシー 「ううん、雑魚には行き渡ってないよ。 私のような。(笑)」
バーン 「自分で雑魚とか言うな。(笑)」
DM 「あれ、力術だった。」
ウィンシー 「あ、なんだろう。」
アレクセイ 「鑑定が楽しみですね。 今の間に、ダメージは回復しておきましょう。」
 
扉の奥の倉庫を調べた一行は、アーマーを多数発見する。
 
ウィンシー 「ザギグのバックに入れちゃおう。」
DM 「じゃあ、後で大体計算しておくと言う事で。」
 
その後も探索を続けた一行は、外に続くシークレット・ドアを発見する。
 
バーン 「脱出路を1つ確保だな。」
アルベルト 「野営する事があったら、ここかな。」
 
続いての部屋の前のドアには”アラーム”がかかっていた。
 
ユーヌ 「”捜索”する時に触っちゃったよねぇ。」
ウィンシー 「”ディテクト・マジック”で防御術ってのは分かるんでしょうけどねー。」
DM 「アラームは、解除するまで鳴り続けますよ。」
ユーヌ 「”装置無力化”でいいよね。 34。」
DM 「うん、それで止まった。 中は清潔でキチンとしている。
壁際に並ぶ棚は全くのカラで、ただ一対の真珠が光を受けてきらめいているばかり。
部屋の真ん中には、黒い光沢のあるスケイルメイルが1領、横たえてあります。
ウィンシーが常時発動している”ディテクト・マジック”には、目もくらむような魔法にうつりますよ。」
ユーヌ 「そういうスケイルメイルって、どっかで聞いたことあるんだけどさ。」
ウィンシー 「それって、レガシィの1つじゃないの?」
DM 「ぴんぽーん!」
ユーヌ 「でもねぇ、着る人いないんだ。(笑)」
DM 「レガシィアイテムの1つ、”ナニエサリル”。 +1ダークウッド製スケイルメイル。
他には無い能力として、”生存”判定を再ロールできる!」
アレクセイ 「バーン用?」
バーン 「着ねぇよ、そんなの。(笑)」
ウィンシー 「ダークウッドだと、軽いだけで軽装とか中装にはならないんだよね?」
ユーヌ 「ドルイドがつけられるくらいか。」
DM 「能力も、思い切りドルイド向きなので…てか、ドルイドでも着ない…(笑)。」
バーン 「これが、俺達には一番使えないレガシィって奴な。」
DM 「あとは真珠が2つ。 魔法がかかってます。 見慣れた”パール・オブ・パワー”です。」
アレクセイ 「うん、持ってるね。」
ウィンシー 「とりあえず、アレクセイに持たせときましょ。」
アレクセイ 「2レベルは助かります。」
アルベルト 「さて、どうする? 隠し扉から外にも出られるけど…」
アレクセイ 「呪文は、残り半分ってところですね。」
ウィンシー 「まだ、あるわよ。」
バーン 「もう、全然無い。」
アルベルト 「だったら、一旦村まで戻って休もうか。」
バーン 「そうだな。 隠し扉の方に行こう。」
 
<城の番人>
DM 「そっちに行くとですね、敵さんが。 1D3してみてください。」
ユーヌ 「さっき、アラームが鳴ったもんなぁ。 ダイスは1。」
DM 「君達の背後から、ユアンティ・ハーフブラッドが1体やってきました。
向こうはやる気満々なので、イニシアチブどうぞ。 早い順に解決しましょう。」
アルベルト 「相手まで、結構距離があるなぁ。 見つかったから、逃げられると面倒そうだ。」
ユーヌ 「じゃあ、逃げられないように2回移動で敵の後ろに。」
アレクセイ 「ライトクロスボウを取り出して、装填。」
DM 「『あれ?俺なめられてる?』(笑)」
アレクセイ 「だって、今なにかできる呪文なんて…。(笑)」
アルベルト 「移動して、自前のレッサー・オーブ。 命中して、8点です。」
DM 「次バーン。 さすがにこの距離は突撃できまい。」
バーン 「弓でもいいんだけどな。 ここはダブルムーブで、ユーヌと挟んでおこう。」
DM 「こちらは、バーンに”回避”を指定しつつ、ユーヌに攻撃します。 全力攻撃。 シミターで、AC22。」
ユーヌ 「今AC24。」
DM 「外れかー。 次噛み付きは19で外れ。 終わり。」
ウィンシー 「じゃあ、移動して炎の爆発。 反応セーブ18どうぞ!」
DM 「よけた。」
ウィンシー 「4点!」
DM 「先頭に帰って、ユーヌ。」
ユーヌ 「バーンの後にするよ。」
アレクセイ 「ライトクロスボウを撃って外れ。 あとは移動しておきます。」
アルベルト 「こっちは走りこんでパンチということで。 チャージ! あ、でも外れ。」
バーン 「5フィートステップして、全力攻撃。 命中して、20点。」
ユーヌ 「”軽業”で移動して、外れ。」
DM 「よし、生きてる。 挟撃を外して、バーンにAC23。」
バーン 「ぴったり、命中。」
DM 「4点。 噛み付きも命中! 12点くらって、頑健セーブどうぞ。」
アレクセイ 「あれ?毒?」
バーン 「あ、1出した。」
DM 「5点耐久力ダメージ。 1分後にもう一度セーブね。」
バーン 「となると、HPがだまって21下がる。 セーブも3下がる。」
ウィンシー 「予後ダメージのセーブがマイナスは辛いよね〜。 ”ニュートラライズ・ポイズン”ある?」
アレクセイ 「スクロールでなら、ありますよ。」
DM 「次ウィンシー。」
ウィンシー 「炎の爆発。 反応セーブを…」
DM 「死んだ。 ダメージを聞かなくても、ダイスを4個振る時点で死んだ。(笑)」
ウィンシー 「さて、バーン君、確実に毒を消すのと、”アイアン・ガッツ”で我慢しつつ、”インサイト・オブ・グッド・フォーチュン”で2個ダイスをロールして、好きな方をセーブに仕えるようにするのと、どっちが良い?
毒を消すと700GPのスクロール。 もう1方だと、200GPですむけど。」
アレクセイ 「”ニュートラライイズ・ポイズン”使いたいなぁ。(笑) 毒が回ったらどうなるの?」
ウィンシー 「多分、死ぬと思う。」
アルベルト 「うん。」
アレクセイ 「じゃあ、”ニュートラライズ・ポイズン”使った。」
ウィンシー 「それ、幾つあるの?」
アレクセイ 「これきりです。 お金なかったので。(笑) もしも次回食らったら、ウィンシーさんの案でお願いします。
あと、”レッサー・レストレーション”を使っておきます。 耐久力3点回復。」
バーン 「あと、2か。」
アレクセイ 「今日は1回しかないので、あとは明日と言う事で。」
ウィンシー 「一晩安静にできれば、耐久力も1回復するからね。」
アレクセイ 「HPも回復しておきますね。」
バーン 「HP残り5なんだ。(笑)」
DM 「では、ユアンティ・ハーフブラッドを排除した君達は、隠し通路を使い、村に抜けるのでした。」
バーン 「一晩休憩だな。」
DM 「じゃあ、今日はここまでということで。
多分今回のセッションの結果で、次回にはレベル8になっていると思いますよ。」
バーン 「おーっ。」
アルベルト 「何を上げようかなぁ。」
DM 「では、おつかれさまでした!」
 
山形でTRPGやっちゃうよの会
第13回 D&D3.5Eセッション・完


【BACK】 【NEXT】