山形でTRPGやっちゃうよの会 第13回
【蛇人間の城塞−2−】
 

<ハーフリングの冒険者−アルベルト−>
DM 「さて、はじめます。 前回はペデスタルで”跡を継ぐ者”の青騎士と戦ったりしつつ、一旦トーチ・ポートに戻り、教会に報告。
そこで報酬を受け取り、準備を整えて、再度ペデスタルに戻り、そして死霊術師の塔からポータルを使って、蛇人間の城塞に向かったわけです。」
アレクセイ 「そうそう、そうでした。」
DM 「ポータルをくぐると、そこは小高い丘の上。 丘から見ると、崖の開口部に城があり、その入り口には村が広がっていた。
君達は農場を監視していたナーガを倒し、農場の人達から情報を得た、というところで終わったわけですね。」
ウィンシー 「でも、ここがどこなのかはよく分からないのよね。
近くの人はつれてきていないみたいだし、昼だから星も出ていないし。」
DM 「さて、今回は休みのグラムに代わって、新キャラのアルベルトさんに登場してもらいます。
レベルは皆さんと同じ。 ハーフリングの男性ですね。」
アルベルト 「はい。」
DM 「あなたは街道を旅していると、蛇のような姿をしたクリーチャーの集団に襲われました。
そしてさらわれて、この農場に連れてこられたという事で。
元々防具もつけていないので、別に物を取られる事もなく、ただ『働け』と。
一週間くらいここで働いていた事にしましょうか。」
アルベルト 「分かりました。」
DM 「そんな折、村の外が騒がしい。 どうやら自分達を見張っていたナーガが、倒されたようだ。」
アルベルト 「それは、見に行きましょう。」
DM 「あなたが出て行くと、(一同を指差して)こんな連中がいました。
どんな連中かは、自己紹介をお願いします。(笑)」
バーン 「ダスクブレード/レンジャーのバーンだ。 と名乗ります。 ぶっきらぼうだが、16歳なので、まだガキっぽいかも。」
アルベルト 「ふむふむ、人間なんだ。」
ウィンシー 「ウィンシーよ。 と。 ウィザード5/マスタースペシャリスト2です。 人間、女ね。」
アレクセイ 「アレクセイです。 14歳、僧侶の男と名乗ります。」
バーン 「まだ言ってんのか。(笑)」
ユーヌ 「まぁだ言うのか。(一同笑)」
アレクセイ 「本当は17歳の女性なんですけどね(笑)。 往生際悪く、まだ演技してます。(笑) クレリック7ね。」
ユーヌ 「ローグ4/スカウト3のユーヌだ。 グレイ・エルフの男。」
DM 「はい、こういう連中が出てきたと。
で、皆さんの目から見れば、どこか他の連中とは物腰が違うようなハーフリングが、チョロチョロと出てきましたね。」
ウィンシー 「この人は7HDだ!」
アルベルト 「ヒットダイスが見破られた!(笑) でも、この職業言うの恥ずかしいんだよなー。
低いレベルのがいっぱいあるから。 こう、飽きっぽくて長続きしないんですよ。(笑)」
ウィンシー 「でも、説話収集家を使って(笑) ”知識(地域)”で18−! 8ヒットダイスまで分かりました!」
アルベルト 「はっ、見抜かれたっ!」
DM 「今回は出目が足りなくても、そのレベルまでに取っていたクラスは分かることにしましょう。
ウィンシーは全部分かったようですが。」
アルベルト 「スカウト・ウィザード・モンク・モンク・スカウト・アンシーンシーア・アンシーンシーアの順で取ったんですよ。」
バーン 「13だった。 全部は分からないけど、いっぱい取ってるのは分かった。(笑)」
アレクセイ 「この後、伸ばすのが大変そうな組み合わせ。(笑)」
アルベルト 「そうそう、モンクが2つも入っているから。(笑)」
DM 「では、みなさんロールプレイで仲間になって下さい。(笑)」
ウィンシー 「昔、私と同じ盗賊団の一味だったとか。」
アルベルト 「それは、何となく嫌だ!(笑) でも、元々冒険には出たかったから、『僕も連れて行ってくれませんか?』と。」
ウィンシー 「じゃあ、何か有益な情報でも知らない?」
アルベルト 「いや、いきなり捕まったもので…。(一同笑)」
DM 「まぁ、前回の復習にもなるんですが、アルベルトが知っている事としては、この小さな村にいる人達は、この近くの人ではない、遠くの人ばかり。
つまり、出身地を聞いて回っても、バラバラというわけですね。
この数ヶ月、そして特にこの一週間、城の中では何か忙しくやっているらしい。
蛇人間どもが、群れを成して出たり入ったりしている。
そして、その城はセラティス城と呼ばれている。」
ウィンシー 「総数はどのくらいいるか、分かっているの?」
DM 「1,2,3…たくさん!(笑)」
アルベルト 「いやぁ、彼らの顔の区別がつかなくて。(笑)」
ユーヌ 「虹色のウロコの何とかって奴がいるとか。」
ウィンシー 「黒ウロコの何とかがいるとか。(笑)」
アルベルト 「えらそうにしているのは、何人かいたかもしれない。(笑)」
DM 「同じような事は、向こうも言っているんですよ。
ここのリーダーのクローラさんに言わせると、
『蛇人間どもには私達の顔の区別がつかず、ただ”下等な哺乳類ども”とだけ言っている。』」
バーン 「じゃあ、村も心配な事だし、うちのパーティで唯一1人で戦えるグラムに、ちょっと村を見ていてもらって、なんか1人戦えそうな奴がいるから、あいつをスカウトしていくか? と、無理やりに。(笑)
『お前、戦えるんだろ? とヒョイと首根っこを掴んで持ち上げる。(笑)」
アルベルト 「も、もちろん!」
バーン 「じゃあ、決まりだ。」
アレクセイ 「グラムだったら、帰ってくる蛇人間に遅れを取る事もないでしょう。」
アルベルト 「じゃあ、決まりだね。 …まずは下ろしてくれたら。(笑)」
バーン 「ああ、悪い。(笑)」
ウィンシー 「後は橋頭堡の確保だよね。」
ユーヌ 「さっきのクローラさんの話だと、向こうも俺達の顔を判別できないみたいだから、密かに混じっていれば気付かれないかもな。」
DM 「そうですね、何日かは誤魔化せそうです。」
バーン 「それが出来るなら、ありがたいな。」
 
グラムを残し、アルベルトを加えた一行は城塞の入り口へと向かう。
 
<セラティス城突入>
DM 「君達が城に近づくと、城の風変わりな、細かな点が見て取れるようになるが、それでもやはり全体が深い影に覆われているのには変わりない。」
ウィンシー 「崖の、くぼみの中につくられた城だもんね。」
DM 「中央の塔の頂上付近にある、立派なバルコニーには、蛇の像の飾りがついているのが見える。
城の2階に向けて、幅20フィート(6メートル)もある、石造りの大きな上り階段が続いており、階段の先にあるのは、両開きの大きな真鍮の扉です。

そして見たところ、1階から入る入り口はどこにもないようだ。
蛇を象った樋口…つまり水を落とす口のついた塔が、水平な石の通路で城と繋がって立っています。
塔は地面に立っているのではなく、上から生えていて、崖のくぼみの中は、一部この塔にさえぎられて見えなくなっています。

さらに、もう2本の塔が天井から生えており、その様は石で出来た大きな口に、2本の大きな牙が生えているかのようです。」
アレクセイ 「うーん、落ちてきそう。」
DM 「”知識(建築術)”を…」
ユーヌ 「ねーよ。(笑)」
バーン 「無ぇ。(笑)」
ウィンシー 「常識であるよ!(笑)」
アレクセイ 「常識なんだ?」
ウィンシー 「ウィザードは常識。(笑) 1ポイントだけ振ってあるから5スタートだけど…23!」
DM 「この造りは、ユアンティの建築物特有の特徴を有している。」
ウィンシー 「おー。 内部構造は想像できそう?」
DM 「そこまではさすがに分からない。」
バーン 「ちなみに、弓を取り出して確認するんだけど、窓とかは無い?」
DM 「無いですね。」
バーン 「バルコニーで手を振ってるユアンティは?(笑)」
DM 「いません、いません!(笑)」
ウィンシー 「塔は何階建てくらい?」
DM 「5階建てくらいかな。」
 
特に襲撃を受けることもなく階段を上り、2階へと続く大扉の前にたどり着く。
 
DM 「罠は無いようですね。 崖の表面から、扉の入り口までは10フィートほどの距離があり、小さな玄関が出来ている格好です。」
バーン 「攻撃が無いんだな。」
ユーヌ 「見張りは?」
DM 「見張られている風ではないですね。」
ユーヌ 「ざっと、玄関のつくりを見てみるよ。」
DM 「出目10で十分見つかっていますね。
階段を上りきったところ、壁のくぼみに、大きな真鍮の落とし格子が引き上げられているのが分かります。
大扉は、ユーヌが見たところウィンチとカウンターウェイトで閉じられており、”装置無力化”で開きそうです。

そして、ユーヌは一発で見抜くんですが、扉の枠組みに複数の小さな隙間が見て取れます。
この隙間から手を入れて、レバーを引けば扉が開く構造のようですね。
ただ、その機構をうまく動かすには、”装置無力化”が必要だよ。

挑戦する前に、みんなの隊列を決めておいてね。(笑)
落とし格子の真下にいると危ないよ。」
バーン 「そんなところにいないよ。(笑)」
ウィンシー 「全員、中だよね。」
DM 「4人しか立つ場所がないですよ。」
アレクセイ 「じゃあ、ハーフリングの人は肩車かな?(笑)」
アルベルト 「い、いやいや!(笑)」
バーン 「テレポートできる人は後ろだよね。」
ウィンシー 「そうだよねー。」
ユーヌ 「あれ、俺失敗する事が前提?(笑)」
バーン 「一応だ。」
ユーヌ 「まぁ、2回に1回は失敗するけどね。(笑)」
アレクセイ 「じゃ、”ガイダンス”で成功率を上げておきましょう。(笑)」
ユーヌ 「”装置無力化”は、28!」
DM 「ユーヌは、無事に扉を開ける事が出来ました。」
ウィンシー 「罠を無力化できた?」
DM 「無力化というよりも、通常手順で、ちゃんとあけられたという感じですね。
扉を開けると、中は吹き抜けの大きなホールになっています。(マップを広げる)でかいよー。」
ウィンシー 「広い。(笑)」
 
<城の番人>
DM 「このホールだけで、小さな城が入るほどの大広間です。
部屋の大方は吹き抜けになっていて、上の階に繋がっており、上の階にいる者は、誰でもここを見下ろせるようになっている。
大扉の左右には、それぞれウィンチ…綱を巻き上げる、巻き上げ機が据え付けられています。
そのウィンチの取っ手は、襲いかかる毒蛇を象っている。

床には丸い大理石の水盤があって、綺麗な水が、キラキラと光っています。
何より目を引くのは、水盤の向こう、広間の奥にある、それは大きい爬虫類の骨です。(恐竜の骨のフィギュアを置く)」
バーン・ユーヌ 「ナイトミュージアム?」
DM 「やっぱり言われるか。(笑)
君達が入ると同時に、叫び声が上がります。
『侵入者だ! 殺せ!』

骨の奥にいる、クレリック風の人物がそう声を上げると、骨のきしむ音が聞こえ、巨大な爬虫類の骸骨が此方に突っ込んできます。
ちなみに、ルール上のサイズは”超大型”で。」
ウィンシー 「早速だー。(笑)」
DM 「ということで、イニシアチブです。 クレリック風の人物1人と、骨1体。
知識判定は宗教が適当なんですが、元が恐竜なので、”知識(自然)”が適当でしょうね。」
ウィンシー 「クレリック風の人物は、ユアンティ?」
DM 「見たところ、ハーフエルフのように見えます。」
ウィンシー 「へーっ。」
バーン 「骨の方の判定は、24。 14HDまで分かる。」
DM 「おそらく、メガラプトルの骨格だろう。」
ウィンシー 「こっちは27。」
DM 「だと、分かりますね。 強大化された、メガラプトルのアンデット。」
ウィンシー 「クレリックは”知識(地域)”で23まで。」
DM 「普通のハーフエルフ・クレリックのようですね。 大体5レベルくらい。
ライトメイス持って、フルプレート着て、ライトシールド…なんでライトシールドなんだ?を、持っている。

アンデットについては、既に分かっているでしょうが、色々耐性があって、[冷気]への完全耐性、ダメージ減少5/殴打、急所攻撃への完全耐性。 17HD。」
アレクセイ 「17?! それはターンは無理。」
DM 「そんなわけで、イニシアチブが一番早かったアルベルトからどうぞ。」
アルベルト 「移動して、ワンドを使って”シールド”を唱えマース。」
DM 「はい。 次ユーヌ。」
ユーヌ 「移動して、敵が魔法を使おうとしたら射撃。」
DM 「例によって、敵が呪文を使おうとしているかどうか、判断するには”視認”してね。
で、そのクレリックの番。 当然呪文を使おうとするわけですが…」
ユーヌ 「視認は通って、射撃はAC26。」
DM 「当たった。 ダメージ低めでお願いします。(笑)」
ユーヌ 「7点しかいきません。」
ウィンシー 「じゃあ、”精神集中”17どうぞ!」
DM 「うぃっす。 うわ、失敗した。 消えた〜。」
アルベルト 「これは大きいな。」
ウィンシー 「これだから、”精神集中”は大事なのよね。 ポイント足りなくて振ってないけど。」
DM 「あと出来る事…ないなぁ。 水盤の上に移動して終了。」
ユーヌ 「そこ、入れるの?」
DM 「ええ、移動困難地形ですけどね。」
バーン 「なんで入ったんだろう。」
アレクセイ 「冷たくて気持ちいいから、とか。(笑)」
DM 「次はウィンシー。 ああ、もうやられそう。」
ウィンシー 「もう諦めムードなの?(笑) とりあえず、転ばせるね。
”インセンディエリ・スライム”。
蜘蛛のルックスに乗ったまま、前に行って、唱えて、戻る。」
ユーヌ 「いいな、それ。」
ウィンシー 「反応セーブ17ね。」
DM 「クレリック…とおった。 スケルトン…とおった。」
ウィンシー 「あれ、通ったのかー。 まぁ、あとは”平衡感覚”成功しないと転ぶから、期待かな。」
DM 「転ばなかった。 そのメガラプトル・アンデットは待機アクション。」
ウィンシー 「賢いアンデットだ。 なんの待機なんだろう。」
DM 「そういう命令を受けてるので。 次アレクセイ。」
アレクセイ 「剣をしまって、5フィートステップして、”スピチュアル・ウェポン”で僧侶を攻撃します。 射程は十分なので…でも、外れ。
即行アクションで”清浄なる浄化”。 この位置なら敵のクレリックは入らず、アンデットと味方だけに届きます。
8ポイントのダメージ。 味方は回復。(笑)」
DM 「なんてウザイ。 後ろのクレリックも入れてくれよ。(笑)」
アレクセイ 「イヤ。(笑)」
バーン 「さて、”スウィフト・インヴィジヴィリティ”で、姿を消して、機会攻撃を受けずに攻撃。
攻撃したら姿が見えちゃうけどさ。」
DM 「機会攻撃を受けないのがメリットですね。 待機行動は、近寄ってきた敵を殴るですので、バーンの姿が現れてから殴ります。」
バーン 「”ショッキング・グラスプ”を入れて、跳躍攻撃。 跳躍成功。 AC15まで。」
DM 「ピッタシ。(笑)」
バーン 「あぶねー、フルで《強打》突っ込んでたら、外してた。(笑) ダメージは52ポイント。」
DM 「5引いて、47点と。 ここでトリガー発動、待機アクションで攻撃します。 AC36まで。(笑)」
バーン 「あたる、あたる。(笑)」
DM 「ダメージが24点。」
バーン 「半分以上削れた! HP18になっちゃった。」
アルベルト 「ここは、敵の目の前に入っていくしかないかな。 移動2回して、バーンの隣に行って終了。」
ユーヌ 「今回も、待機アクション。 僧侶が呪文を唱えたら、射撃。」
DM 「その僧侶ですが…やるしかないよなぁ。 あ、移動できない。(笑) で、呪文をつかいマス! どうぞ。」
ユーヌ 「当たらないかなぁ、AC12まで。」
DM 「じゃ、”マジック・サークル・アゲンスト・グッド”を発動。」
ウィンシー 「グッド? 生意気だなぁ〜。」
ユーヌ 「俺は関係ないよ。」
アルベルト 「僕も、関係ないよ。」
ウィンシー 「私も。」
アレクセイ 「私とバーンだけ。(笑)」
DM 「でも、かけるよなぁ。」
ウィンシー 「では、また私のターン始めだから、反応17セーブどうぞー。」
DM 「さすがにクレリックは転んだよ。 ラプトルはこけない。」
ウィンシー 「すごいなぁ、ラプトル。 では、ラインを上げてと、クレリックにワンドで”マジック・ミサイル”。」
DM 「では、ここで割込み呪文を唱えます。 ”ヘジテイト”!」
アレクセイ 「移動アクションしか取れなくなる呪文だ。」
DM 「ええ、これにかかると、5ラウンドの間、移動アクションしか取れなくなります。 意思16セーブ。」
ウィンシー 「意思なのー? ああ、でも成功。 ”マジック・ミサイル”は6点!」
アレクセイ 「即行アクションで”清浄なる浄化”を使って、バーンを10点回復。 アンデットにはダメージ。」
DM 「僧侶も入れてよー!(笑)」
アレクセイ 「アンデットは入ってますよ。(笑) そして移動して、”信仰の後見人”でバーンを回復。
”キュア・モデレット・ウーンズ”。 21点回復どうぞ。」
バーン 「全快ー。」
アレクセイ 「そして、”スピチュアル・ウェポン”の自動攻撃が当たって4ポイント。」
DM 「次は骨だから、バーンを狙いますよ。 AC31まで、ダメージが20点。
爪も命中で13点。 爪2回目もギリギリ命中。 10点。」
バーン 「それで、落ちた。 HPマイナス2。」
アレクセイ 「割り込みで”クローズ・ウーンズ”出来ますが…倒れたバーンに噛み付きそうな雰囲気ですか?」
DM 「ええ。 他に攻撃範囲内に目標もいないので。」
ウィンシー 「相手の噛み付きが残っているから、今割り込まないと、トドメ刺されちゃう。」
アレクセイ 「割り込みます! 7点回復。」
ウィンシー 「これで、バーンは立っていられるから、転ばずにすんで、AC21のままだよ。」
アレクセイ 「HPは5だから、一気にマイナスに持っていかれたら終わりですが、しないと死ぬんじゃ仕方ないですね。」
DM 「噛み付き…はAC20まで! 外れかー。」
ウィンシー 「ほら、転んだままだったら、ACが下がっているからトドメだったよ?」
アレクセイ 「本当、良かったと思います。(笑) 全快からあそこまで持っていかれるとは。」
バーン 「他の壁がいないと、バーンはこんなもんだよ。」
アルベルト 「ああ、そういう作りなんだ。」
バーン 「そうなんだよなー。 ”スウィフト・インヴィジヴィリティ”で姿を消して、アレクセイの前に出て、骨に”レイ・オブ・エンフィーブルメント”をかける。」
DM 「接触は超紙ですが、バーンはグッドなので、ACに+2ですね。」
バーン 「AC28。(DM「それは命中」) 筋力に5点ダメージ。」
DM 「5点か。 結構色々下がるぞ。」
バーン 「アレクセイに『あいつに近づいちゃいかんぞ』と言っておく。」
アレクセイ 「うん、凄くよく分かった。(笑)」
アルベルト 「〈軽業〉で骨を回避して、機動戦闘を入れつつ、僧侶にワンドで”アシッド・スプラッシュ”。 接触AC15。」
DM 「うん、当たる…いや、遮蔽があるから当たらないな。 次はユーヌ。」
ユーヌ 「〈軽業〉で移動して、”オーガン・リッパー”でクレリックにAC22まで。
オーガンリッパーと、急所攻撃と、機動戦闘で、22ダメージ。」
DM 「倒れたー。 ああ、結局呪文殆ど使ってない…いや、そんなもんさ、(自分を納得させるように)そんなもんさ…。(一同笑)」
ウィンシー 「では、反応17どうぞー」
DM 「転ばなかったー。」
ウィンシー 「残った骨に”マジック・ミサイル”のワンド撃っておくね。 8点。」
アレクセイ 「移動アクションで、”スピチュアル・ウェポン”の標的を骨に標的を変更して、5点の[力場]ダメージ。
バーンに”キュア・シリアス・ウーンズ”。 26点回復。」
DM 「骨はマスターがやられたので、ランダムで。 アルベルトにAC32まで。 鉤16点。 爪はAC25で外れ、外れ 最後はAC26。」
アルベルト 「こっちの”マジック・サークル”があるから、当たらない。(笑)」
DM 「やっぱりなー、こんなもんなんだ…。(笑)」
アレクセイ 「やはり、かけておくもんですね〜。 そういえば、バーンの武器には”セイクリッド・ウェポン”がかけてありますから、アンデットとか来訪者に攻撃が当たれば、自動でチャージ消費して9D4ダメージ追加ですよ。 言うの忘れてたけど。」
DM 「さっきは、不発だったということで。(笑)」
バーン 「9D4か。 よし、突撃。 さっきと同じパターンでインヴィジヴィリティをかけて、飛び込むか。
”ショッキング・グラスプ”は入れなくても大丈夫そうだな。 飛び込み成功の、AC24で命中。
ダメージは”セイクリッド・ウェポン”が入って55ポイント。」
DM 「あ、それで落ちた。 ちなみに、僧侶の方は、まだ辛うじて息がありますよ。」
アレクセイ 「何のホーリーシンボルをつけてますか?」
DM 「”知識(宗教)”かなぁ。」
ウィンシー 「マイナーな神様なんだ。」
アレクセイ 「あ、20が出たから32。」
DM 「それはさすがに分かる。 教会に帰還した時に色々得た情報の中にありました。
サートラスの聖印です。」
バーン 「ははーん。」
DM 「銀で出来ている聖印ですよ。」
アレクセイ 「こんなものは、さっさとザギグの袋に…」
ユーヌ 「待った待った、使い道があるかもしれないでしょうが。(笑)」
ウィンシー 「敵にばれた時とかね。」
バーン 「教会に報告する時にも、あったほうがいいんじゃないか?」
アレクセイ 「そっか、今すぐ処分したい気分ですが、仕方ないです。」
バーン 「とりあえず、持っているものは奪うか。」
DM 「高品質のライトメイスとか、ライトシールドとか、魔法のプレートメイルとか。
漁っている間に、血がどんどん流れ出て、死にそうですよ?」
アレクセイ 「さよなら。」
DM 「放っとくの?(笑)」
バーン 「なぁ、情報収集した方がいいんじゃないか? 治療くらいしてやれよ。」
アレクセイ 「えーっ。」
DM 「死亡まで、あと5秒…4…3…」
アレクセイ 「あ、やります、やります。 ワンドでいい?(笑)」
バーン 「それだったら、俺がやろう。 アレクセイは嫌がっているようだし。 はい、かけた。」
DM 「では、彼…男性のハーフエルフのクレリック5レベル、エルヴァロプロスという名前です。」
バーン 「一応、ぐるぐる巻きね。」
DM 「『私は、負けたのか。 呪文も全部使い切らずに負けたのか。』(一同笑)」
バーン 「しらねーよ。(笑)」


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