山形でTRPGやっちゃうよの会 第9回
【暗黒洞の尖塔−2−】

 

DM 「では、まずはユーヌからです。」
ユーヌ 「ロングボウで射撃行きます。 相手がちょっと遮蔽になるから、アクションポイントを使って魔術師(ムバイシル)にAC22まで。」
DM 「超当たる。」
ユーヌ 「急所攻撃のせて、15。」
DM 「まだ倒れません。」
ウィンシー 「私だったら倒れます。(笑)」
バーン 「結構離れてるんだよな。 ダブルムーブで敵の側面に回り込んで接敵。 終了。」
DM 「エレッサルワはバーンに接敵されているので”防御的発動”。 バーンは<意思>セーブ15をどうぞ。」
バーン 「うん、成功。 <呪文学>でどんな呪文だったのか確認は6。」
DM 「それはわからないですね。 魔術師の方は5フィートステップして後衛に”ウェブ”。
まだ扉の向こう側にいる人たちを一斉に範囲に収めます。 <反応>セーブ15をどうぞ。」
グラム 「成功。」
アレクセイ 「あ、失敗。」
DM 「このセーブに成功すれば、そのクリーチャーは絡みつかれた状態になりますが、移動できなくなることはありません。
ただし絡みつかれた状態なので、移動は普段より難しくなると。
失敗なら移動不可。」
ウィンシー 「難易度15かー。 お、20が出て成功。 かかった人、手を挙げてー。」
アレクセイ 「はーい。」
グラム 「てことは、アレクセイともどもウェブを燃やす?」
アレクセイ 「燃やさないでー!(笑)」
ウィンシー 「次に”ディメンジョン・ステップ(瞬間移動)”で出してあげるよ。」
アレクセイ 「えーと、次は私だけどウィンシーさんの次に順番を遅らせます。」
DM 「絡みつかれた状態でも<精神集中>に成功すれば呪文は使えますよ。」
アレクセイ 「それはちょっと厳しいので。」
ウィンシー 「では、そのアレクセイに”ディメンジョン・ステップ”。 移動力分だけテレポートできます。」
DM 「ちなみに”ウェブ”の範囲内は20フィート以上で完全に視認困難になります。」
ウィンシー 「あ、これって見えないところには移動できないのよね。」
アレクセイ 「とすると、範囲外に出られない。(笑)」
ウィンシー 「だと、意味がないから焼き払いますかー。 ”ファイヤーボール”の効果範囲を操作すればいいんだ。」
DM 「器用なおねーさんだなー。(笑)」
ウィンシー 「でも、”精神集中”が必要なのか。 やっぱり駄目だ。 では扉の前の4マスを焼き払って終了。 ”炎の爆発”は疑似呪文能力だから、精神集中はいりませーん。
で、これでアレクセイの視線は通るようになったから。」
アレクセイ 「なるほど。 で、呪文を使うには<精神集中>が必要とのことでしたが…頑張って使いましょう。」
DM 「15プラス呪文レベルが達成値ですね。」
アレクセイ 「”ブレス”を使うので、16かー。 (ダイスを振って)出目だけで成功。 ”ブレス”を発動した、と。 ぎりぎり全員はいりますね。」
グラム 「目の前が焼き払われたので、全ラウンド使用して<筋力>判定。 達成値5で失敗か。」
ユーヌ 「さっきグラムごと燃やせばよかったんじゃね?(笑) どうせ死なないだろ。 レイピアを抜いて斬りかかり、魔術師に命中。 8点。」
DM 「まだ落ちません。」
ウィンシー 「硬いな〜。」
バーン 「ウィザードに攻撃。 AC14なのでアクションポイントを使って18!」
DM 「ぶっちゃけ、14でも当たってましたね。 ”メイジ・アーマー”と”シールド”を使ってる暇がなかったんだよー!(笑)
本当なら”アラーム”で気づいて、鍵開けをしている間に準備完了する予定だったんですけどね。」
バーン 「ダメージは18点。」
DM 「あ、死んだ。」
ウィンシー 「さよーならー。 でも”ウェブ”は痛かったな。」
DM 「エレッサルワはバーンが離れたので…どうするかなぁ。 バーンは難易度14の<意思>セーブをどうぞ。」
バーン 「成功!」
DM 「ちぃ!(笑) とりあえず成功でも5ラウンドの間は目がくらんだ状態にして下さい。 そして移動。」
ウィンシー 「ウェブ脱出のための”筋力”判定に成功しそうもないアレクセイに(笑)、今度こそ”ディメンジョン・ステップ”。 そこから見える範囲内で移動力分テレポート!」
アレクセイ 「ありがとうー。」
ウィンシー 「そして、自分もテレポート。 終わり。」
アレクセイ 「では、敵の付近の範囲に”サイレンス”を。 15フィートの放射なので。」
ウィンシー 「味方も呪文を使えなくなるけどね。」
アレクセイ 「接近している間は、そう呪文は使わないでしょう。」
バーン 「接近している時こそ使う呪文もあるぞ。」
アレクセイ 「唱えてから移動してください。」
DM 「アレクセイが冷たいです。(笑)」
アレクセイ 「さぁ、移動移動!(笑) 大体敵が逃げそうな所をふさいで終了。」
グラム 「さて、筋力判定。 成功。 ”ウェブ”の範囲は抜けたぞ。」
ユーヌ 「では、移動してレイピアを捨てて、ロングボウを抜いて命中。 9点。」
バーン 「”サイレンス”の効果範囲に入る前に”ブレード・オブ・ブラッド(血盟の刃)”をかけて接敵する。 音がしない空間に突入。(笑)
これで、敵を角に追い詰めた…逃げ道がないぞ。」
DM 「エレッサルワは呪文を発動できないので、弓を持っていて機会攻撃ができないユーヌの脇を通り抜けて、”アンホーリィ・ストーム(不浄なる嵐)”を発動!
悪の力を呼びおろすと、激しい雨が彼女の周囲に降り注ぐ。 その雨粒はけがらわしく、ひどく熱い。
半径20フィートなので、”善”であるバーンとアレクセイはダメージ。」
アレクセイ 「じ、実はアレクセイは”悪”だったんですよ!(笑)」
ユーヌ 「やっぱりな! やっぱり!(笑)」
アレクセイ 「やっぱりっていうなー!(笑)」
DM 「潔くダメージを食らってください(笑)。 バーンとアレクセイは5点ずつ。 『悪の嵐よ、吹き荒れろー!』
なお、遠隔攻撃は嵐に阻まれて命中判定にマイナス4のペナルティがつきます。」
ウィンシー 「範囲内で呪文を使おうとすると、”精神集中”が必要になるので気をつけてね。 で、私はグラムの後まで遅らせます。」
アレクセイ 「んー、こっちも”ホーリィ・ストーム”を準備してきてるんだけどなー。(笑)」
DM 「なにー?(笑)」
アレクセイ 「でも持続ダメージを食らい続けるのも面白くないので、後退して”コマンド”行きます。 命令は『伏せろ』で。」
DM 「抵抗成功。 『私に命令するなどと!』」
グラム 「移動してと。 敵の隣まで来て終了。」
ウィンシー 「5フィートステップして”炎の爆発”。 クレリックは<反応>苦手でしょう! 13点。」
DM 「それは痛い。」
ユーヌ 「<軽業>でダガーを抜きながら移動。 21で命中。 グラムとの挟撃で16点。」
DM 「それはヒットポイント マイナス10まで行きました。」
グラム 「オーバーキルか。」
DM 「ユーヌ<捜索>いくつでしたっけ?」
ユーヌ 「基本13。」
DM 「はい。 で、戦闘終了です。」
バーン 「フィリスに確認してもらおう。 『こいつがエレッサルワで問題ないのか?』」
DM 「『間違いない。』 で、灰色ノーム達が今の様子を見て『助けて…』と、か細い声で懇願します。」
ウィンシー 「『ここで見たことは、誰にも言うんじゃないよ?』」
バーン 「(フィリスに)『暗殺ギルドって顔をつぶすんだったか?』(やりたくなさそうにしながら)」
DM 「エレッサルワと、ムバイシルですね。 そのへんはフィリスがやってくれますよ。」
ウィンシー 「情報操作ってやつね。」
バーン 「暗殺者ギルドがやったように見せるんだろうからな。 でも助かったよ。」
ウィンシー 「『暗殺者ギルド参上!』とか書くわけだ。(笑)」
DM 「どこの暗殺者だよ!(笑)」
グラム 「ああ、彼等は蘇らせない為に頭部を破壊するんだったか。」
ウィンシー 「そうそう。 ついでに暗殺者が殺したっぽく偽装するために。」
バーン 「止めはダガーだしな。」
ウィンシー 「とりあえず、灰色ノームを助けましょう。」
バーン 「こいつら(エレッサルワ達)の懐から鍵を探してやろう。」
DM 「では、そのついでにエレッサルワの持ち物を確認しますね。
造りのいいダガーと、魔法がかかっていると思われる魔法のチェイン・シャツ。
高品質の鋼鉄製へヴィシールド。 クローク・オブ・レジスタンス+1。 あとは鍵が4つ。
地下共通語が読めれば『檻の鍵』『枷の鍵』と。」
バーン 「俺は読めないから、たぶんこれの中に牢屋の鍵があるんじゃないか? とウィンシーにポーンと渡す。」
DM 「ウィザードの方は、高品質のダガー、巻物2つ…使う暇なかった。(笑)」
ウィンシー 「それは”リード・マジック”で読んだ。 覚えてきてるし。」
DM 「”ホールドポータル”と”シー・インヴィジビリティ”ですね。」
ウィンシー 「あれ、この魔法使いの呪文書は?」
DM 「ここにはないですよ。」
ウィンシー 「あ、残念。」
DM 「でも、ワンドが1つ。」
バーン 「またゼルに鑑定をお願いしないとな。」
DM 「あと、先ほどウィンシーが受け取った鍵で灰色ノームを解放する事ができますが?」
ウィンシー 「助けたいです。」
グラム 「助けたいな。」
アレクセイ 「それは、もちろん。」
ユーヌ 「じゃあ、そういうことで。」
DM 「全員酷く痛めつけられ、疲労の極みにありますが、大いに感謝の意思を示します。
『ありがとう、ありがとう! あの悪党から救ってくれて、ありがとう! …助けてくれたんだよね?』(笑)」
アレクセイ 「どういたしまして。 怪我をしている人にはキュアかけてあげますよ。」
ユーヌ 「うん、まだ助けてくれっていう依頼は受けてないけどね。 さぁ、これから『俺達を助けてくれ』って依頼をしてくれるんだよね?(笑)」
DM 「『お、俺達には金なんて…』…てか、身ぐるみがない。(笑)」
ユーヌ 「実家も金持ちじゃない?」
DM 「『お金持ちのわけがないだろう』。」
ユーヌ 「じゃあ、しょうがないなぁ。 タダで…」
バーン 「(ユーヌをはたいて)で、なんで捕まってたんだ?」
DM 「『道を歩いていたら突然…』」
バーン 「そんな事で拷問されていたのか。 なんともはや。 問答無用で斬っちまったけど、斬ってよかったな。」
アレクセイ 「まぁ、ロルスですからね。 やっつけて当然。」
DM 「趣味で拷問してますからね。 それからユーヌは部屋の壁に隠し扉を発見します。
おそらくここをとおってダスクローン家の邸宅に行けるはずですね。」
バーン 「それはヤバいな。」
DM 「ええ、上がったらかなり危険ですね。」
アレクセイ 「邸宅は要塞化してるって話だったし。」
DM 「いくら内側からとは言え、かなり危険なのは容易に想像できます。」
バーン 「(灰色ノームに)で、この死んだ2人は何か気になるような話をしてなかったか? ダスクローン家の内輪の話とか、宝の話とか。」
DM 「正直、いっぱいいっぱいでした。(笑)」
バーン 「そうか。(笑)」
ウィンシー 「じゃあ、長居は無用ですから、帰りましょうか。」
アレクセイ 「怪我した人は回復しておきましょう。」
バーン 「とりあえず、助けたノーム達も雫石亭までは一緒に来てもらうぞ。 一応目撃者だからな。 『おまえら、エス・サーチ』は知ってるだろう?」
DM 「『ああ、あの謎の御仁』。」
バーン 「彼から一応注意事項を聞かせてもらってくれ。 …俺達が脅すより、その方がよほどいいだろうからな。(笑)」
ウィンシー 「じゃあ、残りの邪魔な”ウェブ”も”炎の爆発”で焼き払って、帰り道をあけましょうか。」
バーン 「じゃ、その間にユーヌと部屋を<探索>しておくか。」
ユーヌ 「ん。」
DM 「拷問器具がたくさんあります。 以上。」
ウィンシー 「金になりますか?」
DM 「サプリメント”不浄なる暗黒の書”があれば金にします。」
ウィンシー 「持ってるよ。(笑)」
DM 「じゃあ、小さい物は持って帰ってもいいですよ。」
ウィンシー 「さーて、通路空いたよー。」 
バーン 「帰るか。」
グラム 「他の通路も探索してみたかったが、変なの(灰色ノーム)も連れているしな。」
 
雫石亭に帰還した一行は、エス・サーチに戦果を報告する。
 
<情報>
ウィンシー 「はい、エレッサルワのチェインシャツ。」
バーン 「細かいところはフィリスから聞いてくれ。」
DM 「『事後の処理はすでに手を回してある。 仕事を終えてくれてありがとう、と言わねばならない。』」
バーン 「で、中でこんな奴等を救出して来たんだが…まぁ、じっくり物事を言い含めて解放してやってくれ。」
DM 「では、エス・サーチが頷いてフィリスが奥に連れて行きます。
『さて、ちょうどいい事に君達の質問の答えも分かったよ。 さっそく聞くかね?
それとも、疲れているなら明日にするかね?』」
ウィンシー 「いや、さっさと聞いておきたいよね。」
バーン 「ああ。」
DM 「『まず、ファディーラの住処は”死霊術師の尖塔”にある。』」
一同 「え゛ー。」
DM 「『まさか、そんな所にいるとは思わなかったが、どうやら私達の親愛なるファディーラ嬢はペデスタルの枠内に留まらぬ力へのつながりを有しているらしい。
あの尖塔の入口には、踏み込むと体がボロボロに崩れてしまう部屋があるのだが、ファディーラはこの部屋を無事に通る方法を見つけ出したのだ。
その方法だが、今は私にも分かっている。 死霊術師の尖塔に入るには、あなた方の一人がこの指輪を持っていなければならない。』と、指輪を差し出します。」
グラム 「おー。」
DM 「『尖塔の最初の部屋にかかっている恐ろしい魔法から、これがあなた方を護ってくれるだろう。
だが、気をつけることだ。 指輪が部屋の魔力を抑止するのは、およそ1分間に限られるのだから。』」
バーン 「その間に、部屋を駆け抜ければいいわけだ。」
DM 「そういう事ですね。」
ウィンシー 「ゴーレムとかゾンビがどっさりいなければいいね。」
DM 「ちなみに、指輪は黒曜石を刻んで髑髏の紋様を彫ったものです。」
バーン 「趣味悪ぃな。 ところでくれるの? 売りつけられるの?」
DM 「『あげる。 どうせ私は入る気ないし。』」
バーン 「そっか。(笑)」
ウィンシー 「使い道がないのか。」
バーン 「まぁ、要するに俺達がこの町の状況を引っ掻き回せば、この人の得になるわけね。」
DM 「まぁ、それはそうですね。 『残念ながら、部屋の魔法は指輪で防げても、中にはアンデットが巣食っている。
その為、”サートラスの尖兵”なる組織については殆ど何も分からなかった。
分かったのは、この組織が暗黒洞に現れたのは、ごく最近だということだ。
おそらく、この謎の勢力は死霊術師の尖塔内部のどこかに、アンダーダークへの便利な入口を見出したのではないだろうか。』」
ウィンシー 「どこか別の場所から、このアンダーダークへの入口を見つけたわけね。」
DM 「ええ。 先日皆さんが通ってきた”地のノード”みたいな感じですね。
そんなのがあるんじゃねぇの? と言っていると。
そしてペデスタルの暗殺者ギルドの関係者でもあるファディーラは、彼等にとっては最適なエージェントと言える。」
ウィンシー 「ああ、そういうつながりなんだ。」
DM 「『死霊術師の尖塔の所有権を主張しているのは、ダスクローン家だ。
だから入口にはダスクローン家の者がいるだろうが、中に入れない。
あなた方や、ファディーラは最初の入口の魔法を防いで中に入ることができるが、ダスクローン家の者はそれができないから。
尖塔に入り、生きて出てきたならば、中で何があったのかを是非とも聞かせてほしい。
それだけの礼はしよう。』」
グラム 「しかし、さっきの話が当たってるとすれば、中からノードを通って別の場所に行くことになるんじゃないかな?」
ウィンシー 「どうだろ。 何度も戻って準備してから出て行ってもいいし。
中はたぶん戦いの連続だから、連戦はちょっときついかも。
そしたらその都度話してもいいし。」
バーン 「威力偵察から始めてもいいってことだな。 …そういえば、”暗黒洞の尖塔”ってシナリオだったねぇ。」
ユーヌ 「エー?! 忘れてたのか。」
DM 「そう、”暗黒洞の尖塔”です。 ようやくたどり着きました。」
 
翌日までの時間を持て余した一行は、バザールへと出かける。
  
<突入の準備>
DM 「エンカウントを振ってもらって…67? 『にいさん、にいさん、ちょっとちょっと』とドゥエルガルの露天商が君達を呼びとめます。
彼の露店には直火で焼いたラットのくし焼きやマッシュルームのサンドイッチが売られています。」
バーン 「幻覚キノコでなければ食ってみるか。」
ウィンシー 「そうね。」
アレクセイ 「食べるのー?!」
バーン 「結構うまいぞ。 ホレ。(アレクセイに差し出す)」
アレクセイ 「おそるおそる…。(笑)」
ユーヌ 「しかしこれで、3つの勢力すべての構成員を倒しちゃったね。」
バーン 「そうだな。」
アレクセイ 「みんなから敵になっちゃったね。」
ウィンシー 「何を。 我々は中立なんですよ。」
ユーヌ 「ニュートラルも、ローも、カオスも倒すんだよ。」
バーン 「さて、真珠を買って帰るか。」
 
その後は戦闘もなく宿に戻り、戦利品の鑑定を行う。
 
DM 「まずはダガーから行きましょうか。 これは銀色のダガーで握りの部分には黒い革が捲いてあり、柄頭は人間の心臓のような形をしている。
他にはこれと言った特徴はないが、刀身に”オーガン・リッパー”と銘が刻んである。」
バーン 「”オーガン・リッパー”か。」
DM 「ええ、”内臓を裂くもの”という意味ですね。 +1ダガーなんですが、挟撃状態やACに敏捷度ボーナスを足せない状態だと、1D6の追加ダメージを与えます。」
ウィンシー 「1D4+1D6になるって事ね。」
DM 「そういう事ですね。」
ユーヌ 「それはローグの”急所攻撃”とはスタックしない?」
DM 「しますよ。 1D6だけ追加ダメージが乗るだけです。」
ウィンシー 「レイピアよりクリティカルはしにくいけれど、安定したダメージを出せるね。」
バーン 「(ユーヌに)どうする? 使う?」
ユーヌ 「んー。」
アレクセイ 「最近よく武器を捨てて持ち替えてるから、いいんじゃない?」
DM 「ちなみに、3302gpの価値があります。」
バーン 「使うなら、使った方がいいんじゃない? ダガーなら投げてもつかえるしな。」
ユーヌ 「ん。 軽いし使わせてもらうよ。」
DM 「ちなみに、ワンドはお馴染みの”マジック・ミサイル(魔法の矢)”ワンド、術者レベル3レベルの12チャージです。」
ウィンシー 「3本目だけど、普通に使えるからねー。」
DM 「チェインメイルは+1エルヴン・チェインでした。 で、経験点はあとで算出しますが、レベルアップは間違いなくしますね。」
アレクセイ 「じゃあ、ヒットポイント振っちゃっていい?」
DM 「ええ、いいですよ。」
アレクセイ 「じゃあ…(ダイスを振って)8!」
一同 「おー!」
アレクセイ 「でも、メルトゥーヴィアルの影響でマイナス4されるんですよね。」
ウィンシー 「自動で?」
DM 「自動です。」
ウィンシー 「呪いのアイテムなんだっけ、そういえば。(笑)」
DM 「呪いってゆーな。(笑) 6レベルになったアレクセイに、新たな力が!」
ユーヌ 「新たな力が!」
DM 「ヒットポイントが4点下がった!(笑)」
バーン 「一応、一時的低下なんだっけ? まぁ呪いだよな。(笑)」
ウィンシー 「マイナス4の”強化”ペナルティかー。」
DM 「でも1日1回”ディテクト・ソウツ”も使えるし、1日1回<交渉>も振りなおせるんですからね。」
アレクセイ 「そのうち筋力に強化ボーナスをもらえるみたいだから、楽しみにしてますよ。(笑)」
ウィンシー 「さて、私の次のレベルアップですけど、6レベルの”マスター・スペシャリスト”にします。 魔導師大全の職業なんですけどね。」
DM 「(ルールを見て)あ、普通にいいですね。これ。 1レベルで<技能熟練(呪文学)>がもらえるし。」
ウィンシー 「でしょ? HPふりまーす。(ダイスをふって)やっちゃったなぁ。 1だったー。(笑)」
ユーヌ 「まぁ、最高だしても3しか変わらないから。(笑)」
ウィンシー 「そうそう、振った方がいいよね。」
DM 「と、いうわけで、次回に続きます。」
一同 「お疲れ様でした〜。」
   
山形でTRPGやっちゃうよの会
第9回 D&D3.5Eセッション・完


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