山形でTRPGやっちゃうよの会 第6回
【大帝王の墳墓−4−】

 

ユーヌ 「いや、何が原因でこうなったのかよく分からないから、注意はできないな。」
バーン 「すると、正面にあるから入った順に見ちゃうぞ?」
DM 「では、グラムですね。 秩序にして中立で…<意志>セーブをどうぞ。」
グラム 「あ、4だ。」
DM 「グラムはですね、鏡に映った己の姿を見た途端、過去に経験した最悪の状況や、失敗をまざまざと思い出した。
以後24時間の間、怯え状態。」
バーン 「それは痛い!」
ユーヌ 「あのプレートメイルを着た姿を見て、『俺って今、こんな姿なのか?!』とショックを受けた?(笑)」
バーン 「なるほど、自分でショックを受けちゃったんだね。(笑)」
グラム 「怯え状態?」
DM 「攻撃ロール、技能判定、セーブ、能力値判定など、ひととおりの行動にマイナス2されると思ってください。」
アレクセイ 「”リムーブ・フィアー”は効きます?」
DM 「かけてみなければ分からないけど、明らかに怯えているのは分かりますね。」
アレクセイ 「今日ちょうど覚えてきているので、あとでかけてみましょう。 10分しか効かないので。」
バーン 「それは鏡を見たとたんって分かるのかな?」
DM 「そうですね、鏡を見たとたん脳裏に悪い思い出が湧き上がったので、それを皆に言う事はできます。」
グラム 「じゃあ、皆に言う。」
DM 「で、グラムの次は誰だ?」
グラム 「気をつけろ、あれは悪い鏡だ。」
バーン 「でもその位置で”悪い鏡”とか言われると、『鏡?』って見ちゃうぞ。(笑)」
グラム 「そうだよなあ。(笑)」
アレクセイ 「だと、僕も見ちゃう事に。(笑)」
DM 「バーンは<意志>セーブをどうぞ。 属性は中立にして善ですね。(バーンの出目を見て)えー、あなたは過去に経験した最悪の状況を…以下略。(笑)」
アレクセイ 「分かっていいかなぁ?」
DM 「鏡を見て、二人ともorzな状態になってます。(笑)」
アレクセイ 「どうしたんだ? 二人とも。」
DM 「<意志>セーブを。」
アレクセイ 「えー、16です。」
DM 「過去に経験した最悪の状況を…以下略。(笑)」
アレクセイ 「うわー。(笑)」
DM 「皆さん急にがっくりきたような。(笑) 『どうしました、皆さん? なんか面白いものでもあるんですか?! あー。』 というわけで、ゼルも失敗して恐怖にとらわれた人間が4人と。(笑)」
グラム 「1日待った方がいいんじゃないかな。」
アレクセイ 「そういえば、力がないからって軍属の試験に落ちたなぁ。 あのときは辛かったなぁ。」
ユーヌ 「ん? 皆どうしたんだ? なかなかいい鏡じゃないか。 (鏡に姿を映して)うん、俺はやはりこの角度だな。(笑)」
アレクセイ 「1人で元気になってる。(笑)」
バーン 「良く分からないけど、エルフ以外に呪いでもかける鏡なんじゃないのか?」
ユーヌ 「じゃあ『さっきと同じ棺だな〜』と言いながら、棺を探ってみよう。」
DM 「さっきと同じルビーが8つですね。」
ユーヌ 「しかし、いい鏡だなー。 このサイズでは持って帰れないのが残念だな。
グラム、持って帰れないか?」
グラム 「無理いうな。(笑)」
ユーヌ 「皆が愕然としている空気は全然読まない。(笑)」
バーン 「とりあえず、ひと休みしようぜ。 ユーヌ、お前もやたら元気でおかしいぞ。」
グラム 「そうなるよね。」
DM 「10分待っても、20分たっても、心の怯えは消えませんよ。」
バーン 「がっくし。」
アレクセイ 「がっくし。」
ユーヌ 「『こんな俺達が、こんな指名を帯びて…先には死しか待ってないんじゃないか?』みたな状態?」
バーン 「そうそう、そんな感じ。」
ユーヌ 「どうしたんだ? 先に行こうよ。」
バーン 「1人で行け。 と、落ち込んでる。」
アレクセイ 「今日はご加護が薄いようで。」
バーン 「みんな落ち込んでる。(笑) まったく、エルフの呪いとか、変なものがかかっていたに違いない。」
アレクセイ 「そうだそうだ。」
グラム 「まったくだ。」
DM 「で、どうします?」
バーン 「超ネガティブになっている。」
アレクセイ 「敵でも出てこない限りは戦わないかも。 でもいつ切れるか分からないから、しばらくすると腰をあげるかな?」
ユーヌ 「さて、この棺も筋力判定しないと開かないんだよね?」
DM 「ええ、筋力25判定ですから、皆でやらないと辛いかもしれませんね。」
ユーヌ 「中に金貨でも入ってるかもしれないぜー? あけてみようよ。」
グラム 「まぁ、やるか。」
バーン 「じゃあ、マイナス2でウダウダと手伝う。」
アレクセイ 「やるなら、仕方ないな〜。」
DM 「出目20で開けて行きますが、中にはミイラしかありません。」
バーン 「ほぅらなー。」
アレクセイ 「やっぱり、こんな事だろうと思った。」
バーン 「今何やってもダメなんだよ。(笑)」
DM 「なんなんだ、こいつらは。(一同笑)」
ユーヌ 「使えねぇなぁ、こいつら。 じゃあ、このルビーは俺のでいいな?」
バーン 「だめだ、お前はすぐそうやってネコババするんだから。 ちゃんと袋に入れろ。」
ユーヌ 「わかったわかった、はい、袋に入れた。 といいつつ”手先の早業”でポケットに…(ダイスをふって出目が1)あ。」
バーン 「だからくすねるなと言うに。」
グラム 「きっと床にこぼれたんだ。(笑)」
アレクセイ 「そしてまた座り込み〜。 引っ張って行ってもらえば、ついて行きますよ、ちゃんと。(笑)」
バーン 「同じく。 いつものポジティブさはすっかり鳴りをひそめて。」
DM 「ユーヌはどうしますか?」
ユーヌ 「退屈だから、下り階段でも見てくるよ。」
バーン 「行くだけなら、黙って見てるよ。」
DM 「階段の所に来ただけでは、特に何も見えませんね。 上から見る限りでは廊下が続いているだけだね。」
ユーヌ 「んじゃあ、部屋までもどって、『なぁにやってんだ? 早く行こうぜー?!』」
バーン 「何しに?」
ユーヌ 「お宝探しに決まってるだろー?!」
DM 「いや、そもそもここに何しに来たんだよ。(一同笑)」
グラム 「あれ、何しにきたんだっけ?」
バーン 「何しに来たんだっけ?」
DM 「だめだ、こいつら。(笑) ヤーリング一家の人達の消息を確認した後、あやしい奴等がいたら倒すように依頼されていたことを思い出して下さい。(笑)」
アレクセイ 「そういえば、そんなのもあったなぁー。」
バーン 「じゃあ、だらだらと下りて行きますか。」
アレクセイ 「ここでさぼって、ハイローニアス様に張り倒されると悪いから。」
バーン 「ハイローニアスだって、こんなところまで見てないよ。」
アレクセイ 「ハイローニアスはどこだって見てるんですぅ。 私の事だけは見てないかもしれないけどー。(笑)」
DM 「怯えといよりは、やさぐれているように見える。(笑)」
バーン 「ああ、こうやって頑張ってデカイ剣振り回しても、重いばっかりだよなー。」
アレクセイ 「そうそう。」
 
<玉座の間>
DM 「そんな風にしながら階段を降りると、また幻がはじまります。
丘には雪が積り、血と泥と霜がグズグズに入り混じっています。
金髪の王は地面に片膝をつき、左手はぶらりと垂れ下がっています。
王の前には赤毛の女が命取りの深手を負って倒れており、王はその頬をさすっています。

2人を囲むのは、獣じみた人型生物の群れ。
そして王の後ろに立つのは黒髪の騎士です。
騎士の銀色の鎧は血に染まり、目には勝利と憤怒で貪欲にギラギラと燃えています。
騎士は片手に王冠を高々と掲げ、もう一方の手に持った反りのついた刀を王目がけて振り下ろします。

そして幻が消えると、薄暗い明りの中、東の壁に飾り気のない石の扉があるのが見えます。」
ユーヌ 「結局24時間待ったんだっけ?」
バーン 「いいや、いつ終わるか分からないからね。 ユーヌの10フィートくらい後ろをうだうだ言いながらついて言ってるよ。」
ユーヌ 「じゃあ、行こうぜ。 おっ宝、おっ宝♪」
DM 「と言う訳で、扉をくぐったところで休憩にしましょうか。」
バーン 「はーい。 怯え状態ってこんなじゃないよな?(笑)」
アレクセイ 「面白かったので、つい。(笑)」
 
休憩をはさんで、ゲームを再開。
 
DM 「扉をくぐると、柔らかな光が壁の前面からほのかに放たれ、この通路を照らしています。
通路の南北はこれまで見てきた壁よりも細やかな飾りで飾り付けられており、塵もなければ蜘蛛の巣も、老朽や腐敗の印象もありません。
通路は先の方で北に折れています。」
ユーヌ 「じゃ、とりあえず並びますか。」
グラム 「休憩したいなー。」
ユーヌ 「休憩はさっきしたじゃないか。」
バーン 「怖気づいているからね。」
DM 「途中、緩やかな下り階段を降りつつ進んで行きます。
だんだん降りて行くことになりますが、天井は床と関係なく、通路の天井と同じ高さのままです。」
アレクセイ 「感覚的には天井が高くなっていくんだ。」
DM 「階段を下りきったところの西と東側には、天井の高い入口があって、入口には紫色のカーテンに金色の飾りを施したものがかかっています。
階段を下りた正面の壁には大きな絵があります。
背の高い、黒髪の男が見事な玉座に座っている所を描いたものです。
男は黄金の冠を頂き、暗い顔で眉をひそめています。」
バーン 「さっきの…」
ユーヌ 「裏切り者の騎士と思われるな。」
バーン 「王冠は、さっきの幻で奪っていたものだったりする?」
DM 「うん。 同じですね。」
アレクセイ 「カーテンは新しいですか?」
DM 「新しいというか、劣化していないですね。」
バーン 「新品同然か。」
アレクセイ 「最近交換したとか、そういう訳じゃないですね。」
DM 「そういう訳じゃなさそうですね。」
バーン 「カーテンの金の飾りって紋章になってるんでしたっけ?」
DM 「いえ、ただの飾りですね。 意味のある形にはなっていないです。」
ユーヌ 「豪華な造りだから、布屋に持って行けば高く売れるな。」
バーン 「どうやって持って行くんだ? 布って重いんだぞ。(笑)」
ユーヌ 「何を言ってるんだ。 D&Dの戦利品には絨毯とかあるんだぞ?!」
バーン 「あったあった。 戦利品がタンスの時にはどうしようかと思った。(笑)」
ユーヌ 「さて、カーテンを開けない限り袋小路か。」
バーン 「どうすんだ? ユーヌ。」
ユーヌ 「静かに。 と言って聞き耳をしてみるけど、音らしいものは?」
DM 「聞こえないですね。」
ユーヌ 「左のカーテンから覗いてみるか。」
DM 「覗くと、ある程度奥が見えるんですが、馬に乗った戦士が剣を高々と掲げた像のようなものがあります。
模様のついた床、大理石の壁、いずれも魔法の明かりに照らされて、キラキラと輝いています。
床も壁もきれいに磨いてあり、古びた様子もないですね。」
ユーヌ 「像は特定の誰かを模したような感じではない?」
DM 「見たことがある感じではないですね。」
ユーヌ 「上に乗っている人間のサイズは、普通のサイズ(中型)なんだね?」
DM 「ええ。」
ユーヌ 「じゃあ、ちょっと戻って『なかに騎馬像がある。』」
バーン 「動くかな?」
ユーヌ 「さて。 一応中の様子を説明しておくよ。
長く続くバフ呪文があれば、かけておいた方がいいと思うな。
今までの経験上、像は動くというのがあるからね。(笑)」
バーン 「ここの像は動かないのが多かったけどな。 中から何か出てきたりはしたけど。」
ユーヌ 「数でいえばそうだけどな。 打率3割でいったら優秀なバッターだぞ?」
バーン 「3割行ってないと思うけどな。(笑)」
ユーヌ 「とりあえず、反対側も偵察してみるか。」
DM 「はい、大きな床で石の床は磨いたように光り、壁は大理石でできています。
床や壁には様々な模様が、魔法の光を帯びて光っています。
ここの南東の方にも騎馬武者の姿があり、こちらは馬が後ろ脚立ちで、前足で宙を蹴っている姿です。
部屋の東側の壁際には、鉄の箱が2つ並んでいます。」
ユーヌ 「宝箱だろうか。」
DM 「北の壁には大きな台座。 その上には宝玉をちりばめた玉座があります。
玉座に身を沈めているのは、鬚をきれいにそった男で、顔は凛々しく体は屈強。
金の冠の下からは黒髪が渦巻き、流れ落ちて見事なプレートアーマーの肩にかかり、見事なスミレ色のマントに流れています。
見事な椅子の右にも左にも、鞘に入った剣が立てかけてあります。」
ユーヌ 「二刀流の、裏切りの騎士…」
アレクセイ 「騎士も、像なんですよね?」
DM 「いや、騎士は像には見えないですね。」
アレクセイ 「現物…か、それともアンデットでいくらでも座っていられる人なのか。」
DM 「こんな感じ。(イラストを見せる)」
アレクセイ 「あれー、生き生きしてる。」
バーン 「イメージとちょっと違うな。 兜の形が変だ。(笑)」
ユーヌ 「西洋の甲冑なのに、モンゴルの兜みたいな感じで、いびつだな。」
アレクセイ 「それじゃあ、”リムーブ・フィアー”をバーンとグラムにかけておきましょうか。
それから突入前に”ブレス”を。 いいな、怖いのが治って。(笑)」
ユーヌ 「バーンとグラム…そう、だね。」
DM 「『いいですよ、僕は後ろでウダウダしながら魔法をかけてますから。』(笑)」
バーン 「”エンラージ・パーソン”も頼む。 入って行って敵が動くようだったらでいいから。」
DM 「『了解。』」
ユーヌ 「向こうはこっちに気づく?」
DM 「(ダイスを振って)全然気づきません。(笑)」
ユーヌ 「というか、動いてる?」
DM 「身じろぎくらいはしていますよ。」
ユーヌ 「そうか。 なら。 最初に”忍び足”で入って行っても、像は動いたりしないよね?」
DM 「動きませんね。」
アレクセイ 「”ディテクト・マジック”使える人います?」
バーン 「じゃあ、使おう。」
DM 「この像も含めた、このエリア全体が光って見えますよ。 <呪文学>をどうぞ。」
バーン 「5!(笑)」
DM 「何も分かりませんね。(笑) 強力な魔法だという事くらいです。
『僕もやってみますかねぇ。 ディテクト・マージック!(ダイスを振って) …全体がビカビカ光ってるくらいしか分かりませんね。』(笑)」
バーン 「この像は動かないものと考えて進むしかないな。」
アレクセイ 「じゃあ、その偉そうな人の所に行ってみましょうか。」
DM 「では、先ほど左右のカーテンからユーヌが偵察したこの左右の部屋は、大きなつながった部屋だとわかります。
そして目の前にくれば、さすがに気づきますね。
『お前達は何者? あえて王の眠りを妨げるとは。』」
グラム 「王とは、あなたの事か?」
DM 「『そうだ。 私が王だ。』 ”真意看破”してみてください。」
アレクセイ 「19です。」
DM 「嘘をついているようには見えない。」
グラム 「しかし、あなたには主人がいたような。」
DM 「『私に主人はいない。 私が王だ。 そもそも質問しているのはこちらの方だ。 お前達は何者だ、と。』」
グラム 「悪を討つためにきた者だ。」
バーン 「(剣を向けて)貴様が、奴等を呼び寄せたのか?」
DM 「『(バーンを見て)奴等と私は無関係だが、私に剣を向けた無礼は許せん!』」
バーン 「ほほーぅ?」
 
<裏切り者>
DM 「彼は立って双剣を抜き放ち、台座を歩み寄ります。
歩むに連れて宝玉をちりばめた玉座は、ありふれた石の椅子に変わり、丈なす黒髪は縮んで冠の後ろに退き、肌は灰色に変じてドロドロに溶け落ち、中から骨と肉がのぞきます。
鎧がゆがみ、ボロボロになると同時に体は腐って膨れ上がり、鎧と体が溶け合って行きます。
冠もまた一切の輝きを失い、体と溶け合います。
その、瞼のない開いた眼には狂気が宿っています。」
グラム 「これは、アンデットだね。」
アレクセイ 「どう見ても。」
ユーヌ 「また急所の無い敵かー。」
バーン 「膨れ上がるってことは、またプレイグ・ウォーカー?」
DM 「それとは違うようですね。 というわけで、彼は襲ってきます。」
グラム 「やはり、あなたは悪と判断せざるを得ないようだ。」
DM 「悪も悪、めっさ悪です。 その男が声を張り上げて言うには、『よくもまぁ、図々しくもここまでやってきたものだ!
貴様達にも私と同じ苦しみを味わってもらおうか。 騎士達よ、いざ武器をとれ!!』
部屋の隅にそれぞれあった騎馬像がみるみる姿を返事、骸骨馬にまたがってランスを構えた骸骨騎士が立ち現れます。」
ユーヌ 「やっぱりか。」
DM 「というわけで、戦闘です。 ”リムーブ・フィアー”がかかっているので、バーンとグラムは一時的に恐怖は抑制されています。」
アレクセイ 「ハイローニアスのご加護ですよ♪」
DM 「ではイニシアチブ順に行きましょう。」
ユーヌ 「イニシアチブは…30!(笑)」
DM 「多すぎ!(笑) 裏切り者も早いぞー。 22。」
ユーヌ 「いやー。」
DM 「骸骨騎士24! 絶好調です。」
一同 「いーやー!(笑)」
DM 「ちなみに骸骨騎士は騎乗クリーチャーではなく、一体化しているクリーチャーと思ってください。」
ユーヌ 「人馬一体か。」
DM 「ランス、蹄、噛みつき、等々で襲ってきます。 裏切り者はバスタード・ソードとショート・ソードの二刀流ですね。」
アレクセイ 「まるでレンジャーみたい。」
DM 「<知識(ダンジョン探検)>があればどうぞ。」
ユーヌ 「23。」
バーン 「19。」
DM 「ユーヌは1D4を振ってください。」
ユーヌ 「3。」
DM 「裏切り者は異形であってアンデットではないので急所攻撃は効くんですが、その肉体の制御機能は想像を絶するもので、このため彼はクリティカルヒットや急所攻撃を50%の確率で無視する事が出来ます。
骸骨騎士はアンデットですので、<知識(宗教)>をどうぞ。」
バーン 「22。」
アレクセイ 「27。」
DM 「特殊な能力は無いようですね。 人馬一体。 1個のクリーチャーとして動くという事くらいです。
5HD。 ダメージ減少5/殴打。 ちなみに裏切り者の方は7HDくらいありそうです。」
バーン 「強敵だな。」
DM 「というわけで、行動をどうぞ。」
ユーヌ 「では、グラムの隣に移動して裏切り者にロングボウで攻撃。 AC10までだからアクションポイントを使って12まで。」
DM 「外れでーす。 次は骸骨騎士達ですね。 王の前のスペースって狭いんだよな。
なんでこんなところにいるんだろう。(笑) というわけで、ランスを捨ててロングソードで攻撃してきます。
バーンに攻撃してAC12。」
バーン 「さすがにそれは当たらないな。(笑)」
DM 「もう1体は移動してきて終了。 ちょっと遠い。(笑)
次は裏切り者。 まずは即行アクションで能力発動。 ユーヌに対して”裏切り扇動”。
<意志>セーブをどうぞ。」
ユーヌ 「<意志>は困るちゅうに。 アクションポイントも使って18!」
DM 「じゃあ、耐えました。 ユーヌは心の隙間に何か囁くような…『お前の隣の敵を攻撃しろ。 このような奴等など裏切ってしまえ』と言うささやきが聞こえましたが、意志の力で跳ね返しました。」
ユーヌ 「何を。 利害関係で一緒にいるだけだから、特に敵だとは思っていないし、味方だとも思っていないよ。(笑)」
アレクセイ 「さすが。(笑)」
DM 「今のが即行アクションで、突撃。 ACが2下がりますがバスタード・ソードでユーヌに攻撃。
…あれ、さっきのイニシアチブの超目はどうした!(笑) AC14まで。」
ユーヌ 「さっ。」
DM 「おしまいでーす。(笑)」
グラム 「さて、どっちに向き合うかな。」
アレクセイ 「骸骨騎士は退散しますよ。」
グラム 「ならば、裏切り者にドワーヴン・ウォーアックスで攻撃。 アクションポイントを使ってAC22まで。」
DM 「命中です。」
グラム 「5点ダメージ。」


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